こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
結婚相談所に登録している50・60代の婚活女性の中には、男性の年収や職業を一番重視する『ハイステータス』な男性を希望される方も少なくありません。
実際に年収が1,000万以上というような高収入のハイステータスなシニア男性も、数多く結婚相談所に登録があります。ただ、女性から「とても結婚を考えられないような人間性の男性だった」という残念なお見合いの感想が多いのも、実はハイステータス男性です。
やはり、年収が高い・資産がある・・・ということは、結婚相談所で婚活する男性にとっては武器です。女性は経済力やその年収を努力して得た人物像に惹かれます。年収が高い50・60代男性は、お見合いの申し込みが絶えません。お見合いもご本人が望めば、たくさん組める現状があります。
ハイステータスシニア男性は結婚力が低い?
ただし、ご自身の結婚相談所での市場価値を知り、お見合いが沢山できる状況に「自分はモテている」と勘違いされてしまい、本来の結婚という目的からズレてしまうハイステータスシニア男性もいらっしゃいます。
出会いがコンスタントにあるので、スムーズにご成婚まで行く流れの中で、必須事項である「男性からのアプローチ」を一生懸命頑張らない。交際中も女性の反応が悪いとすぐ諦めて、他に目がいってしまう・・・ということも。
年収や職業以外に他の魅力がないから結婚できない男性
年収が高いハイステータス男性だからといって、お見合いは組めても、ご成婚できるかは当然ご本人の頑張り次第です。社会的地位が高いゆえに普段からまわりに気を配られ、何もかもお膳立てしてもらっている立場なので、それが婚活にも出てしまいがちなのも、高収入なハイステータスシニア男性の特徴です。
例えば、デートで行くお店の予約手配をしなかったり、レストランのお席も女性をエスコートするところを、当たり前のようにいつも座っている奥の席に座るなど、本当にささいなことで出てしまいます。
どんなに条件が良くても人間性に惹かれない、あるいは、男性の前向きな気持ちや熱意あるアプローチがないと、女性の気持ちは動きません。
年収が高く条件もいいのに、婚活歴が長い・・・こんな50・60代のハイステータス男性が、結婚できない理由は人それぞれですが、冒頭に書いたような「人物的にとても結婚を考えられないような人間性の男性」というのは他にもあります。
一方的に話したいことだけをまくしたてて話したり、偉そうだったり、モラハラや自意識過剰なタイプなど、年収や職業以外の魅力がない男性に対して、ハイステータス男性希望の婚活女性は、「まともにお見合いできる人と出会いたい・・・」とうんざりされることもあります。女性側も「条件が良い男性とお見合い!」と喜んで気合をいれてお出かけしても、そんなお見合いが続くと悲しくなってしまいます。
「年収が良い・ハイステータス」が熟年婚活の邪魔をする
会社経営者や医師、弁護士など、普段「社長」「先生」と呼ばれているような立場の男性が、50・60代にもなってくると、まず他人から注意やアドバイスをされることは滅多にありません。 まわりに気を遣われる環境にいて、結婚相談所からもハイステータス男性は大切に扱われるかもしれません。
立場上、怒られたりすることがなくなるので、助言されたいという気持ちから、占いに行くという会社経営男性もいらっしゃいました。こういう環境の中にいらっしゃる中高年・熟年シニア男性の婚活は、つい自己流になりがちで、婚活アドバイザーのアドバイスにも聞く耳を持ってもらえないこともありがちです(汗)。
ただ、お金はあるため、結婚相談所の婚活費用も特に大きな痛手ではなく、せっかくお持ちのいい条件も宝の持ち腐れとなり、だらだらと結婚相談所してお見合いし続けているハイステータスシニア男性もいらっしゃいます。
そんな男性とお見合いされた女性会員様の残念な感想を聞く度、 ハイステータスが婚活の邪魔をしている・・・と感じてしまいます。いくら立派な仕事をしていてお金持ちでも、女性に好かれる意識や結婚力がなければ、婚活は成功しません。
まとめ:高収入・好条件にあぐらをかかず結婚という目的を忘れず婚活に臨みましょう
本日のブログを読んで「そうそうそうなのよ」と共感してくださる50・60代女性よりも、胸がちくちく痛むハイステータスな中高年シニア婚活男性の方が多いことを願います(笑)。
年収が高いのに長く婚活している原因がわからない、自分の何がいけないのか知りたい、50・60代のシニア男性は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。
過去記事:婚活歴が長いお金持ちのハイステータス男性、結婚できない理由
おまけ:高収入男性希望のシニア女性も・・・
私は、結婚相談所で婚活する50・60代の女性会員様には、ハイステータスな男性とのお見合いしつつ、小金持ち男性も視野にいれた方が結婚は早いともお伝えしています。