こんにちは。東京・銀座で30年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
「奥様と死別されて、結婚相談所に登録する男性は、私との付き合いが本当に短くあっというまに成婚退会していなくなっちゃうなぁ」死別をご経験された男性会員様に対する私の率直な感想です。
「せっかく結婚相談所に入ったのなら、色んな人と会ってみたい」多くの方がそのように思う筈です。
死別をご経験された男性ですと、その傾向がないんです!なぜ??
今回ご成婚退会された54歳男性会員K様も、結婚相談所に登録して約3ヶ月のスピード成婚です。しかも、最初のお見合い相手と結婚が決まりました。
今回のテーマは、結婚相談所の婚活するかお悩み中の『死別をご経験された男性向け』の記事になります。短期で婚活が成功する理由について、「そんなに早く結果が出るなら、自分も頑張ってみようか」と後押しになれば幸いです。
「パートナーが欲しい」目標設定が明確
「出会いが欲しい」と結婚相談所に入会すると、好みの異性と出会えるチャンスがありすぎて、本来の目的がブレてしまうことがあります。もちろん、真剣に結婚を望んでいても、その刺激的な状況が新鮮で楽しくなってしまい、「もっと良い人がいるかもしれない」と考えてしまうのです。
死別をご経験された男性は、その状態を楽しむ余裕はありません。出会いが欲しいのではなく、妻を亡くした事によって、空いてしまった心の穴を埋めてくれる相手を探したいだけなのです。独りで生活する楽しさや、パートナーがいた楽しい結婚生活を取り戻したいと、切実な思いでいらっしゃいます。
若い頃の恋愛観のまま大人の交際をする
死別をご経験されたK様にとっては、恋愛対象として女性と接すること自体が約20年ぶり。久しぶりのご経験に、「連絡頻度やデートの時、50代の自分はどう進めたら良いんだ!?」と、若い頃の恋愛観と現在のご自分のギャップを感じられたようです。
一方で、ご年齢を重ねた分、大人の男性の対応をと、思慮深く慎重にもなります。「このままでは婚活自体に疲れてしまう」と私が心配してしまうほど、お相手女性に気を遣いすぎて、つい遠慮がちになってしまう傾向も見られました。
初デートの時は、減点されないようにと意識しすぎて、極度に緊張してしまい、聞き役にまわるのがやっとでした。帰宅後ソファに倒れこんでしまいました(笑)
その都度、心配しすぎ・気を遣いすぎな部分を軌道修正しました。交際の進捗状況をまめにいただけたので、タイムリーにサポートができました。
幸い、お相手の女性様も自社会員の方でしたので、女性側にも直接フォローをいれられて、ちょっとした誤解も、溝になる前に埋めていけました。
同時進行ができない不器用さも状況を好転させた
お見合いや仮交際を同時進行していくことは、結婚相談所の婚活では暗黙の了解でお互い様と認められていることです。
初デートのご様子を見て「Kさんの性格上、お見合いやデートを並行するのは難しそうだな」と感じていました。会員様それぞれ無理のない婚活のペースがあるものです。私がご提案する前に、K様ご本人から「今後はお付き合いに専念したいので、お見合いの申し込みがあってもお断りしてほしい。一切のお取り扱いをお任せ致します。」とお申し出がありました。
一人のお相手だけのお付き合いに絞って、集中できたので、気持ちがぶれたりすることなくまっすぐ突き進むことができました。
初デートの後で寝込んでしまうようなピュアさと、こんな決断力のある男気がK様の素敵なところだと感じました。
プロポーズ成功まで着実に丁寧に
四回目のデートで真剣交際へ進み、お二人の中で敬語を廃止。下の名前で呼び合えるようになりました。自然と、「夫婦」・「結婚」のキーワードが会話やLINEで頻繁に出てくるようになったのもこの頃からでした。
七回目のデートで、K様のご自宅へお招きし、一気に距離感も縮まり、エプロン姿を見て結婚生活のイメージが膨らんだようです。十回目のデートで、プロポーズとなりました。ここまで三ヶ月で婚活成功です。
死別された独身シニア男性の婚活を応援しています
シニア世代の婚活は、一人一人個別性の高いサポートが必要とされます。私共アドバイザーは、その方に合った婚活方法をご提案させていただくのですが、死別男性は、K様のような流れで、誠実にお相手に向き合い、短期間でご成婚に至る傾向が高いのです。
K様カップルの婚活体験アンケートもお楽しみに!
ブライダルゼルムでは、死別された独身シニア男性の婚活を応援しています。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。