こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
結婚相談所の婚活というのは、効率よく「条件の合致」するお相手探しができます。3組に1組が離婚する世の中、お見合い結婚の離婚率は10%なのも、お互いのお相手に対する条件の合致しているから・・・というのも大きな理由の一つです。
特に、中高年・熟年シニア世代の高齢者婚活は、背負っている現実というものがあり、親の介護などで身軽ではない方もいらっしゃるので、お互いの条件が合うということは大切なことでもあります。
でも、この「条件の合致」にこだわりすぎて、ご縁の芽をつぶしてしまっているケースも見られます。もしかしたら、なかなかいいご縁に恵まれないとお悩みの方は、条件にばかり目がいってしまっているのかもしれません。
50代女性のお見合いのお返事のお悩みにヒントが
今日ご紹介する51歳女性K様(初婚、会社員、都内在住)のお見合い後のお話。お見合いのお返事をすごく悩んでいるようでした。お話は弾み、人柄もいい方だったようです。
お見合いのお返事を悩んでいる理由を一つ一つご紹介していきます。
①「彼には持ち家がない」
今回お見合いされた男性も結婚歴がなく初婚なので、 離婚経験があり持ち家がない男性よりは、結婚後将来的に家やマンションなどを購入する可能性は高いです。
②「お酒を一緒に飲める女性がいい」と言われた
K様は、お酒はお付き合い程度で、普段はほとんど飲まないタイプだそうです。ただ、お酒を飲んでいなくても、明るい性格の方なので、お話しているだけでお相手は楽しめると思いました。でも、K様ご自身はこれを聞いて、「私はお酒を飲まないから合わないのでは・・・」と思ってしまったようです。
③「食べ物の好き嫌いがない男性だった」
お見合いのお話の中で、彼は食べ物の好き嫌いがないという話題になりました。一方、K様は好き嫌いがわりとあり、食べられない物も多く、食生活が合わないと感じたようです。
④「遠くに住んでいる」
現在、彼がお住まいの場所は、都内から離れている場所でした。彼女は「家が遠い・・・!」と思ってしまいました。ですが、彼の職場は都内でしたし、そこが出身地というわけでもなく、結婚後お住まいのエリアは、今お住まいの場所にこだわらず柔軟にお考えになってくれるだろうと、プロフィールから感じました。ですが、今住んでいる場所が遠いというだけで、K様は合わなそうだと感じてしまったようです。
男性は好きな女性が望むことはできるだけしてあげたいものです
今回のK様を見て、いかがでしたでしょうか。K様は、パズルのようにぴったりハマる男性を探そうとしすぎていると思いませんか?少しでもご自分と合わなそうな部分を見つてしまうと、自分とはうまくいかなそうと思いがちなのが、結婚条件の合致にこだわりしぎている方です。
K様が忘れてしまっている大切なこと・・・、男性は好きな女性が望むことはできるだけしてあげたいものです。
今回のお見合いで、悩んだ点を次回のデートで聞いたとしても、おそらくK様が聞きたい回答は得られないはずです。K様が彼の結婚したい女性だったら、また違った回答になるはずなんです。
最初から何もかも合致する男性を探すよりも、愛される努力をして、男性の気持ちを動かすという意識を持っていただくことも大切です。
結婚相談所でご成婚している女性は、運よくたまたま何もかもがぴったりのお相手と出会った、というわけではありません。
例えば、毎日一緒に三食のお食事をするわけではないので、食べ物の好みが多少合わなくても、問題はありません。彼がお酒を飲んでいる時は、お茶でも飲みながら楽しくお話ができればいいはずです。
男性も、結婚相談所にご入会時におっしゃっていたご希望とまったく違う結婚条件のお相手とご成婚される方も数多くいらっしゃいます。「彼女と出会って、自分の考えが変わった」と皆様おっしゃいます。
具体的に言うと、入籍をすぐに望んでいなかった再婚男性が、初婚のパートナーのために結婚準備を始めたり、お相手女性のために、当初、予定していなかった家のリフォームをしたり、ご縁というのは、お相手次第でどのように変わっていくかは、分からないものです。
今日お伝えしたことは、中高年・熟年・シニア世代の婚活だけでなく、どの世代の婚活女性にも言えることだと思います。
結婚相談所ブライダルゼルムでは、条件の合致だけではく、こういった婚活力のマインド作りもサポートさせていただいています。何もかもがぴったり合う男性を探すよりも、ご自身が考え方を変えた方が、ずっと早く婚活を終わりにすることができます。
結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。