youtube 電話 お問い合わせ

【婚活中のお悩み相談】個人情報を聞いてくるお見合い相手へ対処法

こんにちは。東京・銀座で27年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

以前、ブライダルゼルムでご成婚された元会員様から、婚活に興味があるというご友人をご紹介いただきました。そのお客様のカルテにあったご住所を見たら、私の自宅からすぐの場所にお住まいで、あまりにも近所だったのでテンションが上がってしまい、近所のスーパーの話など余計なことをお話してしまいました。

個人情報に関する話題というのは人によって感じ方が違うので、後で反省して謝罪しました。

結婚相談所で婚活中の女性会員様からも、個人情報に関するご相談を受けることが度々あります。「お見合いの時に住んでいる駅を聞かれることが多く、困っている」「具体的な地名などは言いたくないのに、質問された時のどうしたらいいかわからない」などです。

反対に、男性会員様から、「自分と同じ区に住んでいる女性とのお見合いだったので、地元の話をしたら露骨に嫌そうにされてしまった」「医師の女性とお見合いした時に、何科の医師なのか聞いたら『仕事の話はできません』と強めに言われた」というお声もありました。

今は、個人情報に関する意識が高まっていますし、個人が特定されてしまう心配のある質問に関して、センシティブな方もいらっしゃいます。住んでいるエリア・勤務先・業種など根掘り葉掘り聞いてしまうと、警戒されてしまう場合もございます。

この点について、婚活アドバイザーの私が思うことをお伝えしてまいります。

お見合いなのに、婚活パーティーと同じレベルの警戒心をお持ちではないですか?

結婚相談所のお見合いで、個人情報に過敏になりすぎてしまっている方は、婚活パーティーと同じような警戒心を持ってお見合いお相手と接していらっしゃるのではないでしょうか。

たしかに、婚活パーティーでは、お住まいの駅名や勤務先など、個人が特定しやすい固有名詞を話題にすることは、私も避けた方が良いと思います。

その理由として、婚活パーティーは「どんな人が参加しているかわからない」からです。一般的に、婚活パーティーはカジュアルな出会いパーティーですので、証明書類などを提出せずに、お気軽にご参加いただけるのがメリットです。

弊社ブライダルゼルムでも運転免許証などのご身分証をご提示いただいていますが、独身証明書や収入証明などはもちろんいただきません。身元がよくわからない知らない人だからこそ、待ち伏せしていたり、偶然を装って再会を試みたりなどストーカーまがいのこともあるかもしれない、と頭の片隅にいれておくことも大切です。

しかし、結婚相談所で出会ったお見合い相手は、大前提として、お互い結婚相談所の会員であり、身元がしっかり分かっています。ご入会するために、証明書類・入会金・写真など相応にご準備なさって結婚相談所で婚活します。

そして、結婚相手を見つけるために婚活しているので、ストーカー行為などルール違反で除名・退会処分になってしまうような行動をすることはありません。

結婚相談所ブライダルゼルムでは、過去27年間そういった事案は一切ありません。個人情報に関する話題を嫌がる方は、このようなことがご心配だと思われますので、ご安心いただきたいと思います。

そして、もし仮に何か起こってしまったら、結婚相談所の担当婚活アドバイザーにご相談ください。結婚相談所は会員様を守る立場にあります。

ポイントは「親近感」~共通点や話題のきっかけを探しているだけです

個人情報に関わる質問をお見合い相手にされたら・・・嘘をつくのも、もし交際に入った時に言い直さなくてはいけないし、「駅名はどこ?」とズバリ聞かれたら、ぼかすこともできません。そこで曖昧な回答をしたら、かえってお相手の心象が悪くなってしまう事の方が私は心配です。

例えば、友人が連れてきた初対面の相手と話をする機会があったとします。「どこに住んでいるの?」と聞かれた時は、ごく自然に「○○だよ、あなたは?」と答えて会話を弾ませます。

親近感を持って接するので、初対面でも徐々に打ち解けていく流れになるはずです。 もし、住んでいるところを聞いた時に「中野区」とざっくりと広い範囲を答えられたら、(中野区のどこ?)と思ってしまいますし、私自身も(この人は距離を取る人だなぁ)と感じてしまい、良い印象を持てません。

お見合い相手にもこんなふうに親近感を持って接することができれば、個人情報についてセンシティブに感じすぎることも減るのではないでしょうか。

それに、お見合い相手も住んでいる駅がどこか何が何でも知りたいわけではないはずです。ただ、お話を盛り上げようと共通点や話題作りのきっかけの質問なのだともう少し大らかに考えてもいいのではないでしょうか。

中には本当に失礼な場合もあると思いますが、「こんな質問をしてくるなんて、デリカシーのない人だ」と思うのではなくて、「自分に興味を持ってくれている」と前向きに考えることも大切だと思います。

警戒心が強すぎるあまり、ご縁の芽をつぶしてしまい、もったいないお見合いをしないようにしていただきたいなと思います。お見合い相手は安全です。親近感を持って接してみましょう。

そして、質問する側も、お見合い相手に根掘り葉掘り聞く前に必ず、ご自分の情報開示をしてから質問して差し上げると、お答えしやすいです。それはマナーだと心得ていただきたいと思います。

結婚相談所ブライダルゼルムでは、こういった会員様の様々なご相談もお受けしています。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

プロフィールページ

ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

amazon書籍販売ページ