こんにちは。東京・銀座で27年目、結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。
中高年・熟年シニア世代の男女にとって、現在お住まいの住所は、重要視される部分です。
20代・30代の男女と違い、シニア世代は、すでに持ち家がある男性が多いので、女性は男性の持ち家で生活することになります。また、お見合い後、せっかくご交際に入っても、お相手の住んでいる所が遠いので、デート場所で意見が合わず…ということや、結婚後にご自分がまったく土地勘のないエリアに住むことに抵抗があると感じる女性もいらっしゃいます。
特に、中高年・熟年シニア世代は、すぐに同居せずに、通い婚や週末婚を選択する事実婚というスタイルを選択する方もいらっしゃいますから、行き来のしやすさを考えて、「できるだけ近い場所にお住まいのお相手と出会いたい」というご希望もよく伺います。
ですが、ここで気になってしまうのが、個人情報。
「自分のプロフィールで特定されたら怖い」「できるだけプロフィール上に固有名詞を載せたくない」と、結婚相談所の会員制の婚活サイトであっても、極端にご心配される方もいらっしゃいます。
ですが、結婚相談所のお見合いなのにも関わらず、婚活アプリや婚活パーティーを利用する時と同じような警戒心を持ってしまっている方は、少し勿体ないかもしれません。
今回は、結婚相談所のプロフィール上の個人情報についての婚活テクニックをご紹介していきます。
個人情報をどこまで掲載した方がいいのか?~62歳女性会員F様の場合
結婚相談所のプロフィール上に、どこまでご自分自身の事を表記するかというのは、人によって違います。具体的に例えると、ご住所を「東京都」と記載するか、「東京都中央区」と記載するか、など、どれくらいの範囲で情報を開示するかです。
結婚相談所で婚活中のF様は62歳。東京都品川区在住で、できれば、結婚後も通勤に便利な品川区近郊に住みたいというご希望でした。お見合いでも「神奈川県在住」「東京都在住」の男性を中心にプロフィール検索をしてお相手探しをしています。
今日のお見合い相手、東京都ってあったけれど・・・墨田区の人だったんです。都内でも品川や世田谷とか・・・神奈川県寄りの男性を希望しているので、条件が合いませんでした
F様ご本人は、結婚相談所入会当初、やはり個人情報を気になさって、プロフィールの住所の部分に「東京都」とだけ書きたいとご希望していらっしゃいましたが、「近くに住んでいる男性がご希望でしたら、住んでいる区もプロフィールに記載しましょう」とご提案しました。
ただ、絶対に、品川エリアに結婚後も住まなくてはならない、というわけではないので、それ以上の記載はしませんでした。F様ご本人が、今はそういうご希望があっても、お相手次第でこういった条件は柔軟に変えていかれる方が圧倒的に多いからです。
個人情報を気にしすぎて、プロフィールの情報が少なくなりすぎないようにご注意ください
今は、個人情報に関する意識が高まっていますし、結婚相談所で婚活する事で個人が特定されてしまうのではとご心配される方のために、プロフィール写真を非公開で婚活していらっしゃる方も珍しいことではありません。
ですが、私は、人前に出るお仕事(医師や教員など)以外は、プロフィール写真は公開して婚活することをおすすめします。お写真は公開・非公開はその都度、変更も可能です。
ただ、プライバシーが心配でお写真非公開で婚活される場合は、 お相手から来るお見合いの申し込みは期待できませんので、 「月20件、お見合いの申し込みを必ずする」など、プロフィール写真を公開して婚活していらっしゃる方以上に頑張る姿勢が必要です。
過去ブログ: 「結婚相談所はお見合い写真を非公開でも婚活可能です」
プロフィールを見ることが可能なのは、結婚相談所に登録している婚活中の異性の会員様と、結婚相談所のスタッフのみです。誰でも見ることができるというわけではありません。
今、婚活中の方で、ご自身でも極端に個人情報を気になさっている自覚がある方は、改めてプロフィールを見直してみてもいいかもしれません。
過去ブログ:「婚活のお悩み、個人情報を聞いてくるお見合い相手の対処法」
あえて「〇〇区」や「〇〇市」など記載しない方が良いタイプ
結婚相談所の婚活では、本来ならば住所を、「東京都」「埼玉県」など大きなくくりではなく、「〇〇区」や「〇〇市」まで、詳細を記載した方がピンポイントでお相手探しはできます。
ですが、あえて住所の詳細を記載しない方が良いタイプは、下記の通りです。
- ネット検索で、「名前・住まい(〇〇区)」と検索するとすぐに特定されてしまうのが嫌な方
- 結婚後のお住まいエリアについて、特にこだわりのない方
今日のまとめ
- 中高年・熟年シニア世代の婚活は、近郊の方をお探しでしたら、お住まいのエリアを○○区などと記載した方が、近くのお相手からお見合いのお申込みが入ってきやすい。
- お相手のお住まいのエリアは、事前にお問い合わせすることも可能です。