こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。
日々、結婚相談所で婚活中の50代以上の中高年・熟年シニア世代の方のお見合いプロフィールを見ている中で、婚活アドバイザーが「こんなことを書かなければいいのに」と感じることがあります。
今日は、その中でも「家族構成」の項目について。これから結婚相談所で婚活しようとお考えの方や、現在婚活中の方もプロフィールを再度見直してみるといいかもしれません。
親の学歴を学校名まで記載している
ご自身の出身大学がプロフィールに記載してあるのなら「同じ大学だ!」と共通の話題で盛り上がったり、親近感を感じる方も多いので理解できます。
ですが、親が既に他界しているにも関わらず、親の学歴を学校名まで記載している方は、どうなのでしょう。
そんなプロフィールを見てみると、親も高学歴な方が多いです。プロフィールを作成する際の身上書にも、「中卒・高卒・大卒」などの項目に対して、特に聞いているわけでもないのに、学校名まで書いてあることもあります。こういう方は、学歴を誇りに思っていらっしゃるタイプだと感じてしまいます。
ご本人の感覚としては、「家庭環境や価値観が同じお相手と出会いたい」という理由で記載なさる方が多いです。 でも、実際にそんなプロフィールを見たお相手は「こんな立派な学歴のご家庭だと、肩身の狭い思いをしそう」「高学歴を鼻にかけていそうなイメージ」と敬遠されてしまいます。確かにシニア世代の方が熟年結婚に求めている「気楽さ」が感じられません。
中高年・熟年シニア世代の婚活は、老後の生活が安定しているかなど、学歴や家庭環境よりも、もっと注目しなければならないことがあるはずです。
プロフィールの家族構成欄のポイント
実は、婚活中の中高年・熟年シニア世代の方が、お相手プロフィールの家族構成の欄で知りたいのは、
- 「親が生きているか」
- 「親や子供など同居家族がいるか」
この二点だけです。結婚相談所で婚活中のシニアは、結婚後に予想される介護などの負担の有無を知りたいと思っています。
老人介護施設などに入所しているご両親がいらっしゃる場合は、「老人ホーム入所中」などその旨も記載してあると、介護の心配もしないで済むので◎です。
プロフィールの書き方次第で、お見合いが成立するかしないかは左右されます。ご自分のご家族の学校名までプロフィールに記載して婚活している方は、プロフィールを見直す余地がありそうです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。