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【シニア婚活男性向け】料理をしないシニア女性に対する誤解について

こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

中高年・熟年シニア世代の男性が結婚相手に求めること第一位は、家庭的であるか。具体的には『お料理ができる女性』です。

お見合いのお席でも、女性に「料理はできるのか?」聞いていらっしゃる方が多いですね。

そこで、正直に「最近は全然お料理していないです。」と答えた女性にがっかりされたという感想をたまにうかがいます。家庭的じゃないと感じてしまったと言うのです。

でも、「お料理をしていない」=「料理できない」ではないんです。今日はそんなシニア婚活男性の誤解を解きたいと思います。

独り暮らしのシニア女性はお料理をしない

私の母も、58歳の時に父と死別を経験しました。

母は、父の胃袋を完全に掴んでいました。父が生きていた頃は、いつもお料理ばかりしている印象でした。父は、ゲストを招いてホームパーティーをしたり、(もちろんおもてなしは母。)仕事の後、いったん帰宅し、家で食事をしてから飲みに出かける事も多かったです。

自分の夫だったら、「飲み行くなら、食事も外で食べてきてよ…。」と思ってしまいます(笑)。でも、母は別に、お料理が趣味というわけでもなく、好きでもありませんでした。必要なことだと思い『義務としてやっていたようです。

でも、父の死後、今の母の居場所は、キッチンではなくなってしまいました。以前の反動なのでしょうか。まったくお料理をしなくなり、野菜やお肉を殆どお買い物をしなくなりました。スーパーで買うのは、果物と卵と牛乳くらいです(笑)。冷凍食品だけ充実しています。

実家の食器が多すぎるので、「使わないものは捨てたら」と提案して、ずいぶん処分させました。でもまだまだ沢山あります。以前は、器が好きで集めていましたが、今は使う食器ももう決まっています。やはり、母は、食べてくれる人がいたから、お料理していたんだと実感します。

私の母のように、子供のため、夫のためにお料理していた時期を終えてしまった方は中高年・熟年シニア世代の女性は多いのではないでしょうか?

シニア世代の女性にとって、お料理は「趣味」ではなく「必要なこと」

私はこんなふうに考えています。結婚歴がある再婚女性でお子さんがいらっしゃる女性なら当然、一通りの家事・料理をなさってきたからです。

お料理が趣味!と胸を張って言える女性は、パン作りやお菓子作りや、テーブルウェアがお好きな方じゃないでしょうか。

女性のプロフィール作りの際に、「趣味に料理と記載しておくと好印象」だと、アドバイスをしていますが、お料理が趣味じゃなくても、母のように「必要なこと」としてお料理はできるはずです。男性にはそこをご理解いただきたいなと思っています。

中高年・熟年シニア世代の婚活女性は、そんな事情から「趣味:料理」と記載することを躊躇なさる方もいらっしゃいます。

ですので、「最近お料理していないんです。」と女性に言われても、男性は引かないように。

本当に料理がまったく出来ないというシニア婚活女性には努力不足。「料理なんて全然できなくても良いよ。」と言ってくれる男性を探すよりは、婚活女性の嗜みとして、一通りの家事を身に着ける方が楽です。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

2024.9月追記:シニア婚活チャンネルでも動画で解説しています

【50代・60代女性の趣味:料理】男女の感覚の違いをシニア婚活アドバイザーが解説!

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趣味
立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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