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シニア女性のお見合いのお返事は「嫌じゃない」を基準にしましょう

こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

お見合いが終わったばかりの60代女性会員様とのやりとりです。

私「本日はお見合いお疲れ様でした~。お相手からは早速、『交際希望』と良いお返事が入ってきてますけど、いかがでした?」

「はい、私もまたお会いしたいと思いました。」と会員様。

私「そうですか~良かったです。じゃあお名前と連絡先交換しておきますね。今日のお見合い相手は、どんな方でした??」

会員様「どんな方というか、そうねぇ…嫌だなぁと思う所が特になかったんです。これまでの婚活について話してくることもなかったし、あれこれ質問責めにしてくることもなかったし、身だしなみも臭いとか不潔ということもなかったの。」

私「その『嫌じゃない』って印象が、婚活には実はすごく大切なんです。女性はお見合いで一目ぼれすることはほとんどないですから。良いお見合いになって安心しました~!」

お見合いの後に女性会員様とこんなお返事のやりとりができるのが、婚活アドバイザーとしては実は理想的です。

「『嫌じゃない』って、要するに好きでも嫌いでもないって事でしょう?お見合い相手に対してどうでも良い印象なのに、また会ってみるって言う意味がわからない」

このように思う方もいらっしゃるかもしれません(笑)。ですが、実は婚活女性が成婚へ繋がる第一歩でもあるんです。

シニア婚では「好き」より「嫌じゃない」を大切に

婚活しているのに、結婚できないシニア女性は、お見合い相手に対して、よく「ピンとこない」「ときめかない」という言葉を使います。結婚観が若い頃のまま…というブログを以前、書いたこともあります。

過去記事:「『本当にこの人でいいのか』中高年シニア婚活女性の結婚観

熟年結婚で、女性が最も重視すべきことは、ときめきや恋心ではなくて、居心地の良さです。極端に言うと、

「すごく好きだけれど、こんな所がとにかく嫌!」というお相手よりも、「普通。嫌と思う所がない。」と感じられるお相手の方が気楽で穏やかに過ごせるはずです。これはまさにシニア女性が望む結婚生活ではないでしょうか。

結婚相談所のお見合いのお返事では「嫌じゃない=どうでも良い」とお断りするのではなく、大切にしていただきたいのです。

この「嫌じゃない」という感情は、婚活歴が長い女性なら、どんなにありがたいことかわかりますよね。ここにも入れないようなマナーを守れていない婚活男性もいらっしゃいますので…。

お見合いのお返事についての、これまでもブログ記事もご参考になさってください。

過去記事:「お見合いのお返事~返事のタイミングや迷っている時は…

過去記事:「 可もなく不可もないお見合い相手へのお返事の仕方は男女で異なります

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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