こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
コロナウィルス感染拡大防止による緊急事態宣言下、結婚相談所で婚活中の方は、オンラインでのお見合いや婚活カウンセリングなど、この状況下で出来る事として新しい動きが始まっています。
ですが、50代・60代の方の現状の婚活はどうでしょうか?特にブライダルゼルムは、お見合いサービスを受けている7割の会員様が中高年・熟年シニアですが、オンラインでお見合いされている方はどれくらいいらっしゃるでしょう。
オンラインお見合いをされているシニアは1割程度
「5月のG.W明けまで」の外出自粛の要請ということで、ニュースでもご存知の通り、飲食店やイベント会社なども休業を延長をしており、学校はG.W明け再開を見送り、5月末までを検討しているような現状です。
オンラインお見合いが注目され、リモートで婚活する若い世代の方に対して、50代・60代の会員様はどうでしょうか。シニア世代のオンラインお見合いの実際の利用率は、1割程度です。
こんなにも少ない理由は、どういったことが理由でしょうか。
理由①:インターネットに詳しくない
50代・60代のスマホ利用率も増えていますが、使いこなせている方は多くはありません。通話・メール・カメラ・検索だけ利用できれば十分という方がほとんどで、私もよく操作方法や設定をして差し上げています。若い世代では、ZOOMアプリを使用したオンライン婚活が流行っていますし、操作方法も実は簡単ですが、シニア世代にとっては、アプリをダウンロードするだけでもひと苦労の方もいらっしゃいます。
所属する結婚相談所が、操作に自信がない場合も
こういった取り組みもスタートしたばかりなので、オンラインお見合いをセッティングする方法が分からない結婚相談所もあります。結婚相談所の連盟本部も、加盟結婚相談所向けに、ZOOMお見合いのやり方セミナーを行っている状況です。
理由②:一時的なことなので、延期している
現在、外出自粛要請もG.W明けまでということで、お見合い予定のある方も、日延べする会員様が多かったですが、本当にG.W明けに解除されるのか、(延長が濃厚そうですが)、今後の情勢次第で、もう少しオンラインお見合いをしてみたいというご希望も増えるかもしれません。
ブライダルゼルムでは、会員活動期間を二ヶ月延長させていただいました。4月にご入会いただいた会員様には、通常12ヶ月→14ヶ月でお見合いサービスを受けられるように致しました。
理由③:やっぱり直接お見合いしたい!
先日、オンライン婚活のメリット・デメリットについての記事を書きましたが、先の日程になってしまっても。やはり初対面は、直接お見合いしたいという方は、こんなお気持ちのようです。
過去記事:オンラインお見合いのススメ!~メリット・デメリットや注意点をご紹介
男性の場合
- そもそも電話やメールが苦手なのに、ビデオ通話はとんでもない。
- 会話の話題に困るので、リードしづらい。
- 女性のスタイルや全体の雰囲気が見られないのが嫌。
女性の場合
- 服装のだらしなさや、雰囲気が分かりにくい。
- 貧乏ゆすりや、口臭などチェックしたいポイントが分からない。
ただ、こういった不安を抱いている方は、オンラインお見合いのご経験がない方のご意見なので、一度お試ししてみると、印象も変わり、新たな発見があるかもしれません♪
その手軽さから、↑過去記事で挙げたメリットの方をかえって感じる方もいらっしゃると思います。
オンラインお見合いの交際成立率は?
実際、私自身も友人のLINEグループの10名ほどのメンバーの一人が、オンライン飲み会を提案してきたので、試してみたんですが、アラフォー世代でも2,3名という参加率でした。「やってみたら案外良いのにね」という事もあります(笑)。もちろん、初対面のお見合いなので、友人同士の気軽なオンライン飲みとはわけが違いますが…。
オンラインお見合いをして、交際成立に至る確率も、以前と特に変わりません。むしろ、オンラインでこまめにコミュニケーションを取りあえる状況下なので、こんな時だから余計に人との繋がりが嬉しく関係を深めやすい部分もあるかとも思います。
一方がオンラインお見合いを希望しても、一方が直接会うお見合いを希望すれば、当然お見合いはできません。今後の社会の情勢次第ですが、婚活中の中高年・熟年シニアの方も、一度はオンラインお見合いに挑戦してみるのも良いかもしれません。オンラインお見合いをご希望の会員様は、各担当婚活アドバイザーにご相談ください。
早く、以前の生活に戻れるように、今できることを一人一人が考えていきましょう。最後までお読みくださり、ありがとうございます。