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【お悩み相談】初デートまでに連絡がなく気が重い…ご自身の理想を押し付けない事

こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

今回は女性会員様からいただく、婚活中のお悩み相談の一部をご紹介いたします。

お見合いで『交際成立』した後のお悩み

お見合いで交際が成立したばかりの女性会員様から、このように言われることが度々あります。

初デートまで、男性から連絡が何もなく、デートの直前に待ち合わせの連絡があっただけ。デートに行く気をなくしたし、気が重いから交際終了にしたいんですけど…。

女性としてはお見合いから初デートまでにある程度、連絡を取り合い、コミュニケーションを深めてから初デートしたいという気持ちだったようです。女性側から連絡をしてみて、返事がなければ問題ですが、女性ご自身からも電話もメールも一度もしたことがなく、それなら、女性側から連絡してみたらどうかとご提案しても、

自分からそこまでするほど、まだ相手に対して何の感情もないし、私から連絡したいと思わない。

でも、男性からの連絡頻度が理想と違うだけで『合わない』と決めつけてしまうのはいかがなものでしょう。このような理由で交際を終了してしまうタイプの女性の方は、逆に毎日連絡してくる男性に対しても、「連絡が多くて、しつこい。こわいから交際終了にしてほしい」とも言っているかもしれません。

私に好意を持っていたらメールなり電話なり、毎日何かしら連絡があるはず。私に興味がない男性とデートしても進展はしないと思うから、交際終了したい。

まだデートもしていないのに、このように結論づけてしまう婚活はとてももったいないです。

連絡がない時の男性心理は?

  • デートの日は既に決まっているので、会ってから色々話そうと思っている。
  • 連絡したくても不器用なタイプで、電話やメールのコミュニケーションのハードルが高い。
  • 他に好意がある女性がいて、そちらとまめに連絡をとりあっている。
  • もともと連絡がまめなタイプではない。

以上が考えられます。

例えば、友達と一週間~二週間後に「食事でもしよう」約束をしたとします。日にちが決まって、その場で時間や待ち合わせ場所を決める方は少ないのではないでしょうか。2~3日前くらいに「どうする?」と決める方も多いはずです。その間にまったく連絡をとらなくても、友達だから何とも思わないですよね?それなのに、お見合い相手の場合だけ、その間連絡もないという理由で、交際終了にしてしまうのは、お相手に対して厳しすぎると思います。

ご自身の理想的な連絡頻度を最初から押し付けない

連絡のペースというのは人によって違いますし、どの程度の連絡頻度が理想なのかという事は、交際が成立したばかりの時点ではお互いに分かりません。

初デート前のコミュニケーション頻度を問題視する女性は、「好意がある男性ならこうするものだ」というご自分なりの理想があります。たしかに、婚活アドバイザーにとっても、初デート前にコミュニケーションを深めていくのは、理想的な交際の流れです。女性が2~3日に一回の電話や毎日のLINEやメールで男性からの好意を感じたいのも分かります。

ですが、その割に自分だけは『どこまでも受け身の姿勢を貫いています。『婚活=男性からの猛アタックに押し切られる』というような、世間のスピード結婚のイメージを重ねすぎると、恋愛が始まる前に『期待外れ』だと切り捨ててしまう事を繰り返しがちです。

結局そのような気持ちを持ったままデートをしても盛り上がりません。連絡をいただけなかったお相手に対して先入観を持ってしまい、デートを楽しもうとする気持ちを持てず交際終了になってしまうケースが多々あります。

初デート=もう一度お話するチャンス

お見合いで一回お会いした程度の間柄です。男性にだって猛アタックする前はエンジンがかかるまで慎重だったり、他にお見合い予定があったり、いろいろな事情があります。初デートまでの連絡頻度で男性を判断してしまうご自身の考え方を改めてみませんか?

女性の婚活の場合、男性から結婚相手に選んでもらうため、愛情を受ける側のいわば『受けて婚活』でもありますが、初デート前の状態でこのような受け身の姿勢は大きな損をしてしまいます。初デートまでに連絡がないからといって、すぐに見切りをつけてしまうのは、本当にもったいない婚活です。

初デートは「もう一度、お話をするチャンスをもらったから、もう少し親しくなって人柄にふれてみよう」くらいの感覚で臨んでみてはいかがでしょうか?

過去記事:お見合いで出会った仮交際相手との連絡の頻度やNG行為について

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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