こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。
まもなく、約二ヶ月に渡る東京都の緊急事態宣言も解除されます。ようやく…という気持ちが大きいですが、(私はこの二ヶ月間で、何を頑張ったかな?)と改めて考えてしまいました。
真面目に自粛していた人ほど、婚活で悩んだのでは…?
毎週末開催していたシニア出会いパーティーは二ヶ月間全面休止、在宅と週1,2の出社という状況の中で、仕事の面では“その時できたことを何とかやった”つもり。ですが、こんな状況の中でもエネルギッシュに新しいことを見つけて頑張っている人を見ると羨ましく、(私は何もしていないのでは?もっと何かできたのでは?)と自己嫌悪した時期もありました。
きっと、結婚相談所で婚活中の方の中にも、同じようなお気持ちの方がいらっしゃると思います。自粛期間中でもオンラインお見合いなど積極的にトライしていた方とご自分を比べてしまい(自分は何もせず、時間を浪費してしまった)と落ち込んでいらっしゃるのではないでしょうか。「タイミングの悪い時に婚活してしまった」「自粛期間中の時間がもったいない。身動きが取れずもやもやする」真面目に外出自粛を守っていた方ほど、ネガティブな気持ちになっていたはずです。
この約二ヶ月間で、婚活業界も大きく変わりました。外出自粛している状況でも可能な婚活方法ということで、オンラインお見合いをする方が増えました。
オンラインお見合いができない人は取り残されるというわけではありません
ただ、目についたのは、「オンライン婚活ができない人は取り残される」というニュース。たしかに、20代・30代の若い世代にはそれも一理ありますし、今後の婚活を考慮して順応していく姿勢も大切だと思います。
ですが、実際、ブライダルゼルムでもオンラインお見合いを実施したのは全体の3割もいきません。それは、在籍会員様が元々50代・60代が中心のミドル・シニア世代の方が多かったからです。
一方がオンラインお見合いを希望しても、もう一方が対面のお見合いを希望したら、もちろん成立しません。ネット環境がなかったり、スマホやPC操作が出来ない方もいらっしゃいます。そもそもオンラインお見合い自体に抵抗感がある会員様の方が多かったのも事実です。
そんな会員様たちが、オンラインお見合いに対応できないからといって、時代に取り残されてしまうわけではない、ということをご安心頂きたいと思いました。
あくまでも、今回のオンラインお見合いはイレギュラーで、オンラインお見合いは一時的な苦肉の策のようなもの。すでに6月のお見合い予定も、入っています。
“私は約二ヶ月間、国の要請を真面目に守り、仕事をしながら自粛して回りの人を守った”これが一番素晴らしいことだと思います。オンラインお見合いを選択しなかったからといって、遅れをとったと暗い気持ちになることはありません。
頑張っても、無理はしないでいい
ブライダルゼルムでも会員様向けに活動期間を二ヶ月延長しました。時間は元には戻りませんが、その時できた事を頑張った、でいいじゃないですか。ブライダルゼルムでは、会員様のご希望に沿う形で、最善で最良の婚活のご提案・サポートを大切にしていきたいです。
急には何もかも元通り、というわけにはいかないとは思いますが、今後も感染拡大に配慮しながら、婚活してまいりましょう。最後までお読みくださり、ありがとうございます。
過去記事:【緊急事態解除後】結婚相談所のお見合いで気を付けたいこと