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お見合い後の交際が進展しない…『受け身』な男性の傾向と対処法

こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

今日は一日で3件ほど、会員様から、交際について同じようなご相談がありました。

「距離感が縮まらず、交際がなかなか進展しません・・・。」

お話を聞いていると、いずれの会員様もある共通点がありました。男性側・女性側のご意見を聞いて感じたことをお伝えしていきます。

2~3回以内デートした間柄の交際相手に…

「もう他の人とお見合いはせずに、交際に集中したら?」と、交際相手がアドバイザーさんに言われたみたいで、「どう思う?」って聞かれたんです。でも私たち、別にまだ真剣交際にも入ってないし、「お見合いしないで」とも言えませんでした。

交際相手に、この先交際を進展させる意思や可能性があるのか聞いてみました。でも何とも曖昧なお返事で…。

交際が進展しないのは『男性の受け身な態度』のせい!?

このお二人のご相談内容。男性が受け身のパターンです。男性の好意が女性に伝わっていないご様子です。女性側からのご相談についてですが、ご交際相手の男性は、アドバイザーからの言葉を口実にして、お相手女性の気持ちを知りたかったのでしょう。お相手女性のお返事次第で他のお見合い活動はストップし、この方とだけ交際していきたいお気持ちだったものと思われます。

しかし、女性側からすると「突然そんなことを言われても分からない」というのが本音です。まだお見合いして2~3回のデートをしたのみの間柄で、男性側からの熱意や好意も特に感じられておらず、「この先どうしたい?」と、気持ちを先に聞かれても、返答に困ってしまいます。男性側からのご相談については、男性が受け身になってしまいて、男性の気持ちも不明瞭なのに、お相手女性の意向を知ろうとしてしまっている状況でした。

「もう他の女性とお見合いはする気はない!あなたに決めました!でもあなたの気持ちがまだ自分に決められないなら、他とお見合いしてじっくり考えてから決めてください。」

結婚相談所を通じて『良いと思ってお見合いしたお相手』ですので、このようにはっきりと男性から言われていたら、女性側も男性の好意をお受けする心の準備もできますし、嬉しい気持ちにもなります。結婚相手の対象にならないお相手なら、そもそもお見合いも交際も成立しません。このようなお相手から好意を示してもらえるのは、とてもありがたいことです。

交際が進展しない男性の傾向は『受け身』

お相手女性の気持ちを尊重してあげたいと思うような優しい方なのでしょう。もしくは、プライドが高く傷つけられたくないという気持ちが強いかのどちらかです。距離感が縮まらないデートを繰り返していると、男性は自分からお相手に踏み込むことしないで、お相手次第で考えようと『受け身になる傾向が強い』です。

かと言って、女性からの猛アプローチをされたとしても、もちろん誰でも良いわけではないのでうまくいきません。心の中では、「まだいい人がいるかも」という思いがあったり、ご自分の完璧な理想の女性像に近い相手を探し求めすぎてしまっているようにも感じます。

はっきりしない交際男性の対処法

女性の方へのアドバイスになります。もし、今一つ気持ちが見えない男性にこの先の交際を進展させる意思や可能性について聞かれたら、「私でいいんですか?」と聞いてあげることをおすすめします。『男性の気持ちを引き出せる女性になる』ことも、交際をスムーズに進展させるポイントになります。

「私でいいんですか?」と問いかけに、お相手男性が答えてくれたら、女性も真剣交際に進むための判断材料になるような色々な質問をしやすくなります。

反対に、「私でいいんですか?」という質問に「まだよく分からない」とさらに曖昧なお返事で返されたら、女性の気持ちも離れてしまい「このままお付き合いを続けても進展しない…他の男性を探そう」という気持ちにもなってしまいます。これを繰り返してしまっているとなかなか交際はうまくいきません。

距離感が縮まらない限り相性はわからない

お互いが受け身のいわゆる『様子見デート』を5回も10回もすることは、特に結婚相談所の婚活では時間の無駄になってしまいます。

男性に必要なのは・・・

  • 自分の気持ちを分かりやすく伝える
  • 自分の気持ちが固まっていないのに、女性に確認しない

女性に必要なのは・・・

  • 男性からのサインを見逃さず、気持ちの確認をする言葉を引き出す
  • 2~3回以内のデートでは、結婚後の生活や希望を聞かずに、まずは愛される女性になること(相手次第で変えていけるような事も、条件が合わない部分を見つけてしまうと盛り下がりますのでご注意を)。

結婚相談所の婚活は、早く結婚したいという思いが先走って、「相手を見極めなきゃ」とせっかちになってしまう方も多いです。始まったばかりの交際がスローテンポだと、余計に「このままではいけない」と、焦ってしまいます。

交際が進展しないとお悩みの方は、今回お伝えしたことをぜひお試しください。また、ご自身でお気持ちを伝えるのが難しいという方は、担当婚活アドバイザーを介して、間接的にお伝えすることができるのも結婚相談所の婚活のメリットであり、結婚相談所ブライダルゼルムではこのような交際のサポートもしています。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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