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70代でも婚活できる!失敗しない高齢者の結婚相談所の選び方

こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

緊急事態宣言が解除され、少しずつ以前の日常が戻りつつある中で、ミドル・シニア世代の会員様が多い、結婚相談所ブライダルゼルムでもちょっとした変化がありました。

「60代・70代のお客様から結婚相談のお問合せが増えた」

コロナ渦中、普段はアクティブにお出かけなさっていた60代・70代の方も、外出自粛を余儀なくされ、自宅で一人で過ごす時間が増えました。

若い世代よりも、家での過ごし方のバリエーションが少ない60代以上の方は特に、このおうち時間がずっと苦痛で寂しく感じられたのでは、と思います。

私の母も、ネットフリックスやhuluなど、動画配信サービスを駆使したりして、おうち時間を乗り切っていました(笑)。でも私が教えていなかったら、こんな動画配信サービスの存在も知らずに、観たくもないテレビだけを観て、寝起きしていたはずです。

緊急事態宣言下では、結婚相談やパーティのお問合せをいただくのも、60代・70代の方が多かったです。改めてご自身のこれからと向き合い、じっくり考える良い機会になった、結婚・再婚について、やっぱりパートナーが欲しいというお声も沢山いただきました。

今回は、そんな60代・70代の方向けに、失敗しない結婚相談所選び・ご利用方法をご紹介します。

結婚相談所選びで失敗していたシニアの方の共通点

お問合せいただく70歳前後の方に、お話をうかがうと、「60代の時に大手の結婚情報サービスで婚活経験があり」という方が多くて驚きます。

具体的に、どんなお見合いサービスを利用されていた方が多かったかというと、

  • 成婚料がない
  • 入会金・登録料も安く、気軽に登録できるものだった

料金システムについての共通点が圧倒的でした。年齢がネックで婚活に自信のない熟年シニアの方でも、「安いから、とりあえず始めてみよう」という気持ちになりやすいのも納得です。

でも実際はお見合いが成立せず「値段も安いし、年が年だから仕方ない」とご自分で納得してしまい、月会費だけ支払い続けてしまうパターン。成婚料がない事を魅力に感じていた方も、それが一番のデメリットだったと思い直します。

私がお会いしてきた熟年シニアの方は、そこで焦って、改めて他の婚活サービスについて情報収集をして、ブライダルゼルムを見つけて下さったという経緯の方が多いです。

お見合いしたい60~70代の会員数は右肩上がりで増加

「そもそも、シニアは会員数自体が少ないので、なかなかお見合いのご縁がないのでは?」

というのが一番のご心配ですよね。確かに、結婚相談所の登録者が一番多い年代とされている『40代男性・30代女性』よりは、正直なところ桁違いに少ないですが、婚活サービス自体が広く普及したことにより、世代を問わず利用者が増え、60~70代の会員も右肩上がりの増加傾向にあります。

そして、気になる結婚相談所に登録済みの60代以上の会員数についてですが、ブライダルゼルムが加盟している、下記の結婚相談所の連盟本部の60代以上の在籍会員は下記の結果が出ました。

60代以上の会員数(2020年6月7日現在)

  • IBJ:2,050名
  • NNR:1,558名
  • 良縁ネット:約4,000名

多いと思うか少ないと思うかは、個人の主観になりますが、この年齢で結婚相談所で真剣にパートナー探しをしている方々が、これだけ登録されているということです。

ですが、婚活アドバイザーの私から正直に言わせていただくと、「年をとればとるほど、会員数は減るので、選択肢は少なくなって不利になる」のは本当。ただ、登録している会員様は、高齢でも真剣にお相手探しをしている、というのも本当。

大切なのは、この中でどのようにお見合いチャンスを増やしていくかです。はっいり言って、高齢者の婚活サポートは、手をかけてお世話をしなければ、まとまりません。ただ、プロフィールを見てお見合いを申し込む・申し込まれるだけの従来のお見合いサービスでは、限界があります。

そこで重要なのは、シニアの婚活をサポートするアドバイザーの存在です。

“独りで婚活をしない”のが婚活成功のポイント

直近で60代女性会員様としたこんな会話の中にも、うまくいくシニア婚活のヒントがあります。

その女性会員様がお見合いの申し込みをいただいた男性のプロフィールを見て、

私、70近くなって、いまだにアルバイトなんかしている男性は嫌だわ

と、男性のお仕事について言われました。高齢でもアルバイトしなきゃ生活できないほど、経済的な心配があるのか、と思ってしまっているようでした。ですが、実際のところ、男性側にも、まだまだ元気だから・社会とのつながりを持ちたいから・ボケ防止に、など色んな理由があり、アルバイトしていらっしゃる場合もあり、それも人によります。

でも、アルバイトしている男性が嫌だったら、定年退職して、仕事も何もしていないで年金生活の男性と結婚するということで、ずっと男性が家にいるかもしれませんよ

私もカルチャースクールやジムに出かけるからいい

でもお食事の支度とか、色々気を遣うはずですよ。週3~4回は、男性が働きに出てくれているなら、女性もその方が気楽ですよ。ずっと家にいられても、息が詰まるし、シニア世代は特に一人の時間を持つことが実は結婚生活が長続きする秘訣でもあります。

たしかに…。そこまで考えていなかったわ

結果、とりあえずお見合いをしてみる。という事になりました。

このようなちょっとしたやりとりも大切で、お一人で婚活していると視野が狭くなって、ご自分だけの思い込みで出会いのチャンスも減ってしまいます。

プロの婚活アドバイザー目線のアドバイス

アドバイザーの存在があると、お相手選びの視点に柔軟性を持つことができます。もちそん交際に入ってからも同様で、ご相談や面談に制限もありません。

AI婚活・データマッチングなど、婚活もデジタル化される中で、アナログでないといけない部分がシニアの婚活サポートには沢山あります。

「アドバイザーに話を聞いて欲しい、理解してほしい」というお気持ちが強いのも、中高年・熟年シニア世代の特徴です。そこに寄り添ってくれるようなサービスが受けられるのかも、結婚相談所選びのチェックポイントです。

60代・70代の方は、今日挙げたようなことをポイントに結婚相談所選びをなさると失敗しないのではないでしょうか。加えて、この世代の婚活にはこんなメリットもあります。

過去記事:60代・70代の熟年シニア世代が若さを保つ方法は婚活

ご年齢的にも、結婚相談所選びで失敗して遠回りする時間も気力ももうないはずです。若い世代よりも安い金額で婚活サービスが受けられ、成婚退会できる方は奇跡に近いと思います。

はっきり言ってラストチャンス。このまま独りで、寂しいと感じながら過ごすのではなく、一度本気で頑張ってみませんか。「ちょっとカウンセリングだけでも」という気軽なお気持ちでいらしていただければと思います。

ブライダルゼルムで、婚活して成婚退会したカップルの体験談をご覧いただくと、60代以上のカップルが多く、驚かれるはずです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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