こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。
これまで「婚活うつ」についてブログでも取り上げたことがありますが、世間では、「コロナうつ(鬱)」なる言葉も出てきました。
ブライダルゼルムは、50代・60代の中高年・熟年シニア世代が会員様が多い結婚相談所です。婚活中の会員様にも、コロナウィルスを警戒し細心の注意を払いながら婚活を頑張る方と、コロナ疲れ・コロナストレスを感じて、「なんか気分が落ち込んで鬱っぽくなってきてるかも…」と自覚がある方とで、婚活サービスのご利用頻度にも差が出てきました。
その違いは何かな?と考えた時に、『環境』の違いが大きいと感じました。
コロナ鬱になる婚活中のシニアの特徴
- 定年退職などで無職の人
- リモートワークで自宅からほとんど出ない勤務形態の人
- 自宅に引きこもり、ニュースばかり見て、ネガティブな情報ばかり目についてしまう
- 今はお出かけに慎重
- 私生活においても、普段から何かと心配性で悩み事が多い
- 万が一、子供や孫にうつしてしまって迷惑がかかったら大変だと気を遣っている人
- 男性に多い:再雇用で感染したらクビになってしまうと心配している
- 高齢の親と同居している
- 持病がある
他に、鬱っぽく気分が落ち込みがちな婚活中のシニアの方は、基本的に“婚活がうまくいっていない人”が挙げられます。
お見合いをするのが怖いため、申し込みをしないので、お見合いが成立しない。交際中でもないのでデートの予定もない。婚活で動きがない人は、お出かけする口実もないので、悪循環になり、コロナ鬱になりやすい心配があります。
コロナ禍中でも積極的に婚活をしているシニアの特徴
- 三密を回避して、感染に気を付けながらも出かける
- お見合いやデートも延期せず出かける
- 独り暮らしで身軽(うつしてしまう心配がある身内がまわりにいない)
- シニア世代でもオンラインお見合いなど積極艇に取り入れて順応しようと努力する
- もともと出歩くのが好き
- 運動習慣がある
仕事をしていない独り暮らしのシニア女性にとっては、お見合いやデートは気分転換でもあります。
交際中の女性は、“自分を気にかけてくれる男性がいる”という安心感を持てたり、精神的にも安定しているように見えます。
コロナウィルスに警戒しながらも、週二回デートして、お見合いが成立すれば出かける…こんな60代女性もいらっしゃいます。婚活する事を“仕事”のように思っていらっしゃる方が多いです。
“コロナ鬱”にならないために
中高年・熟年シニアは、健康問題にセンシティブな世代でもありますし、高齢の親御さんがいらっしゃる方はさらに心配でしょう。でもコロナウィルスに感染するよりも、このままでは先にメンタルが病んでしまいます。
精神的に余裕がないと、感謝の気持ちや謙虚な心を持てません。こんな精神状態で婚活をしても、うまくいかない悪循環にも陥りやすいです。どうしたらコロナ鬱にならずに、少しでも前向きに過ごしていけるのか考えてみました。
①コロナ関連のニュースを積極的に見ない
私は4月からこれを実践しています。テレビを観なくても、必要最低限の情報はスマホのニュースに通知されます。コロナ鬱の心配がある方は、コロナ関連のニュースを追いかけすぎです。
若い世代にコロナウィルスの感染拡大防止意識が低い方が多いのは、重症化するリスクが低く心配していないのも大きいですが、そもそもテレビ離れしているので、理解していない・知らない部分もあると思います。自分が見たい・知りたい情報以外は取り入れないのが、“最近の若い子”です。
②できるだけ体を動かす
婚活中のシニアの方を見ていても、運動習慣のある方はコロナ鬱のような気分の落ち込みは見られません。決まった時間にウォーキングに出かけたり、リモートレッスンでダンス教室など、コロナ禍でできる運動をしています。
規則正しく生活して、定期的に運動をすることで免疫力もアップします。
③免疫力を高める生活をしていたら、自然と明るい気持ちになれる
緊急事態宣言が出ていた時期よりも、コロナ感染がより身近に感じられるようになってしまいました。そんな中で一人一人が意識していきたいことは、感染拡大を防ぐために日々の生活を注意しながら、免疫力を身に着けること。
「外に出るのが怖い」「感染したらどうしよう」という気持ちは誰にでもあります。それでも、外出することに過剰に抵抗感を感じてしまうのは“コロナのせい”。こんなに不安な自分をおかしいと思わない事も大切です。
悲観的になったり、政府を批判して文句ばかり言うのではなく、こんな時こそお洒落して、希望を持って、無理ない範囲で婚活をしましょう。そうすることで運気も上がります。