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【中高年男性向け】パートナーとの性生活~シニアの性事情や婚活中の注意点

こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

※今回は、中高年世代の男性向けの記事になり、性的な内容が含まれております。シニアの性事情や、婚活中の注意点についてお伝えします。

60代・70代の男性からいただく性生活に関する質問

60代・70代の男性からこんなお問合せを時々いただきます。

「肉体関係を求めている女性は、どれくらいいますか?」

男性はおっしゃりたいのは、「真剣にパートナーを探しているが、自分は60代でも、パートナーとの性生活も楽しみたい。同じ気持ちの女性と出会いたいと思っているが、実際のところこの年齢の婚活女性は、SEXについてどう思っているのか?」という事です。

かなりオブラートに包んでブログに書いていますが、実際はセクハラのような内容のお問い合わせもあります(笑)。

続いて、「パーティーで出会った女性に『肉体関係は可能か』聞いても良いか?」ということも聞かれます。私から言えるのは、シニア世代の女性が肉体関係を望んでいるかどうかは、「人による!」という事と、初対面でそんな質問をしたら「100%女性に引かれる!」という事です。

男性にそれをお伝えしても、「高齢カップルでも性の一致は大切なことだ」と言われます。おっしゃる事はよく分かります。しかしながら、お見合いパーティーで出会った初対面の女性に、性的な質問をすること自体、良識があるとは言えません。

では、婚活中のシニア世代の女性は、パートナーの性生活についてどのようにお考えでしょうか?

シニア婚活女性が考えるパートナーとの性生活

正直なところ、50代・60代で婚活中のシニア女性はパートナーとの性生活について「なくても良い」「むしろ、ない方が良い」と思っている方が多いはずです。

ただ、絶対に拒否するというわけではなく、『男性が希望するなら応える』というスタンスです。自分を大切にしてくれるパートナーが求めるなら、応えようと思う気持ちはしっかりとおありです。「出来なくはない」という考えが近いかもしれません。そもそも、世代的にもそういった話題が、「恥ずかしい・はしたない」とお考えの貞淑な女性が多い世代でもあります。

中には「閉経もしているし、Hなんてとんでもない」というシニア女性もいらっしゃるでしょうし、「私、性欲は強くて、男の人がいないと生きていけないの」という70代女性(!?)にお会いしたこともございます。こればかりは「人による」としか言えません。

『事前確認』はアリか?

パートナーとの性生活を求めているシニア男性にとっては、関係を進める判断材料として早めに知っておきたい事かもしれませんが、前述したような認識でいれば失敗はしません。初対面の男性に「アッチ(性生活)の方もOKですか?」と、唐突に質問される女性の気持ちを考えてみましょう(笑)。どんなに真剣に真面目な口ぶりでお話しても、『いい年してHしたいだけのスケベ』という印象になってしまいます。

お相手が真面目に婚活されているシニア女性であれば、なおさら『信頼関係があってこその肉体関係』だとも思います。女性がどのような目的でお相手探しをしているのかもポイントです。

パーティでカップル率は高いのに残念なシニア男性の例

婚活パーティーに参加すれば、毎回カップリングになる60代男性がいらっしゃいます。清潔感もあり、安定企業にお勤めで、第一印象は良いのですが、カップルになった女性方から「自宅に誘われた」「いやらしいことを言われた」と、似たような後日談の連絡が入ります。

婚活パーティーでの出会いをきっかけに、お付き合いに進展すれば、自然とそういう流れにもなれたはずです。「風俗にでも行けばいいのに」と思われる方も多いでしょうが、ご本人はいたって真面目です。『肉体関係もOKのパートナー』を真剣に探しているのでしょう。ただ、性欲だけが前に出すぎで、これでは上手くいきません。

実際にシニアの性事情はどうなのか

結婚相談所で出会い、成婚退会したシニアカップルの場合の性生活はどうなのでしょうか。

  • 「男性が求めてきたらHする」
  • 「普段、手を繋いだりキスしたり抱き合ったりなどのコミュニケーションはあるが、性行為自体はない」
  • 「一切ない。気の合うパートナーと暮らしているという感覚」

おおまかにこの3パターンに分かれます。そもそも男性がパートナーに肉体関係を望まれていない場合もあり、一度も性行為をされたことがないカップルもいらっしゃいます。

『性の合致』で成婚退会した高齢カップルの例

先日、スピード成婚退会された70代男性は、『性生活を重視されるタイプ』でした。結婚相談所で婚活中は「そういうお誘いが早い」という報告もあり、その都度アドバイザーから男性会員様に対して、気を付けてていただくようなお話もしておりました。

もちろん性交渉は成婚と見なされるので、禁止です。

女性側のアドバイザーより「彼女なら同じように性生活も大切に考えている」というようなご紹介があり、お見合いしたところスピード成婚退会となり、現在はすでに一緒に暮らされています。性生活に留まらず、シニア世代の婚活はお互いが重視する部分が合致すると、若い世代よりもずっとスピーディに成婚退会となります。

婚活の末、熟年結婚したからと言っても、人によって性交渉を望む/望まないは、男女共に個人差があるので、お互いに理解しあって、関係が深めていけると良いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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