こんにちは。東京・銀座で28年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー池三津です。
コロナ渦ではありますが、ご成婚退会される方が続いております。
今回ご紹介させて頂く方は、先日のブログで婚活成功体験談を寄せてくださった56歳女性会員様(Y様/千葉県在住・事務職)です。
結婚相談所での活動期間は、4ヶ月。お見合いから成婚退会までが3ヶ月でした。数字だけ見るとスムーズですが、短期間で結婚相談所を成婚退会することが出来たのは、結婚相談所ならではのシステムや婚活サポートが結んだご縁でもあります。
Y様の婚活成功体験談はこちらです:お見合いパーティから方向転換して婚活成功!56歳女性の再婚ストーリー
そんなY様が結婚相談所で成婚退会するまでをお伝えしてまいります。
ご成婚相手との交際の流れ
お相手男性M様(57歳・埼玉県在住・会社員)
Y様の結婚相談所で婚活された約4ヶ月間の間、実際のお見合い人数は7名でした。ご成婚が決まったM様は、4人目のお見合い相手でした。
お見合い後、週1ペースでデートを重ね、交際から2ヶ月経過した時点で、交際状況について確認したところ、「M様に対して、好意を抱いているので、今のところ他の方とお見合いをするつもりはありません。」とのお返事でした。
お二人のプロフィール上に「交際マーク」のご提案
シニア世代の場合、通常ですと、10回もデートを重ねていれば、男性から「お家を見て頂きたい」とお招き頂いたり、結婚後の具体的な生活がイメージできるような一歩前進したお話が出来ているものです。ですが、こちらのお二人は「ただ楽しいだけのデート」を順調に重ねているだけで、女性が、男性のお気持ちを今いちよく分っていない状況でした。
そこで私から、M様の担当婚活アドバイザーの方に「真剣交際マーク」のご提案をさせていただきました。
結婚相談所では、
- お見合い
- 仮交際
- 真剣交際マークを付ける
- ご成婚退会
という手順を踏むのが一般的です。中には、プロフィール上に「真剣交際マーク」を付けずに「ご成婚退会」される方もいらっしゃいます。ですが、Y様のように今後の展開が読みづらいケースにおいては、真剣交際マークをつけることで、お相手のお気持ちの確認も出来ますし、成婚退会までスムーズに交際を進めやすいので効果的な促し方なのです。
詳しくはこちらの記事をどうそ:「結婚相談所の成婚退会前の【交際マーク】についての素朴な疑問にお答えします」
ですが、M様からのお返事は「まだ真剣交際マークは付けられない」とのお返事でした。
「真剣交際マーク」を断られた後の急展開
順調にデートを重ねていたはずなのに…Y様の期待を裏切ることになり、がっかりさせる結果となってしまいました。
「真剣交際マーク」をつけないまま、交際期間3ヶ月を迎えようとしておりました。真剣交際に進めないM様との交際を延長するかどうか確認をしたところ、Y様は少し迷っておりましたが、私はこのようにアドバイスをしました。
「真剣交際マークを付けずにこのまま交際を延長しても、M様がこっそり他の方とお見合いやデートする可能性もあります。無駄に時間を費やしてしまっては、結婚相談所で出会う意味がなくなります。」Y様も私のアドバイスに同意でした。
女性の気持ちが成婚退会したいと固まっているのに対して、男性に決断力がない場合、ほとんどの場合、女性の気持ちは離れてしまいます。
もう交際期間も3ヶ月経過していましたし、M様の担当婚活アドバイザーの方に、「Y様は、交際延長は望んでいない」旨をお伝えしました。成婚退会という結論が出せない場合は、交際終了にするしかないということを意味します。
結婚相談所ならではのサポートで婚活成功
結果として、M様はプロポーズする気持ちを固めることができました。
結婚相談所の3ヶ月という交際期間のルールや、交際マークというシステム、お気持ちを仲介してお伝えする婚活アドバイザーの存在がなければ、M様の気持ちを「成婚退会」へと押し上げることが出来なかったかもしれません。結婚に対して慎重になりすぎて、優柔不断な態度でいたことをM様も申し訳ない気持ちになったようでした。Y様の誠実な対応が、最終的にはM様の気持ちを動かしたのです。
今回のようなケースでは、婚活アプリや出会いパーティーなどの出会いだった場合、きっと曖昧なお付き合いをだらだらと続け、また同じことを繰り返してしまっていたかもしれません。
「この結婚相談所に入ってて良かった」そう思っていただけるサポートができました。