こんにちは。銀座の結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
シニア世代の婚活では、60代男性のプロフィールを見る&作成する際に、「気を付けなければならない点」があります。
それは、年収の表記と退職時期についてです。あらかじめ「60代の婚活はこういうものだ」と理解しておくと、女性は、男性のプロフィールの見方も変わり、格段に選べる範囲が広がりますし、男性は数字上の表記だけで判断されず、マイナスな印象にとられる事がなくなります。
年収の表記のポイント
男性が、結婚相談所に提出する際の収入証明は、『前年度』のものです。
例えば、60歳男性が、年収が800万と記載されていても、今は定年退職して無職ということもありえます。63歳で年収400万と記載されていても、再雇用の場合は半分の年収になったので、元々その年収でこられたわけではないと想像しても良いでしょう。
その方の勤務先の定年退職が何歳なのかにもよりますネ
60代男性のプロフィールは「想像力」がポイント
中には「なんで年金表記がこんなに低いんだろう」というようなプロフィールもあります。年金の受け取りを70歳に設定していたり、離婚の際に年金分割をしていたり・・・と人によって色々あるわけです。
こういった現実的なお金の話は、できるだけ事前に知りたい情報でもありますし、結婚相談所側でもそのように配慮してはいますが、男性が結婚に前向きになってくれないと、引き出しにくい話題でもあります。
一方的に想像して決めつけるのも良くないですが、推認できる情報として男性のプロフィールの書き方にも工夫が必要です。プロフィール上の数字の表記だけでは、女性の判断がつきづらいご年齢ですので、セールスポイントをしっかり押さえたプロフィールの作りこみが婚活成功のコツです。
65歳年金生活男性のケース
60代の女性会員様に、ある65歳・初婚男性のプロフィールを見せて紹介したところ、見ただけでNGと言われてしまいました。
資産もキャリアもない私には、年収270万の年金生活の男性は、ちょっと無理…
上場企業を退職して、70歳から別の年金も受給するようになります。持ち家ありで預貯金5000万もあるのに・・・?65歳の男性の中でも、十分な条件でこれが平均以上だと思わないと・・・同世代の女性は喜んで会うんですけどね(汗
それでも、現役にこだわり、年金生活の男性もターゲットした方が良い現実が受け入れられず、「これでは婚活が長引いてしまう」とお二人をパーティーにお誘いしました。すると女性の印象はガラッと変わったようです。
私がまだ現役で仕事をしているから、年金生活の男性はどうかしらって思ったけど、余裕があってすごくいい!プロフィールだけでは分からないものですね。
その後、改めてお見合いを再設定し、交際が成立するという出来事がありました。例え、この交際が上手くいかなくてても、年金生活の男性にも目をむけられる良いきっかけ作りにもなりましたので、得るものが大きいです。
ブライダルゼルムの取り組み
60代からの熟年・シニア世代の婚活では、こういったプロフィールの見方のサポートも必要不可欠です。多くのご成婚が出ているのは、プロフィールだけでは分からない情報をアドバイザー同士で共有しあっているということも挙げられます。
結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。