こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
今回のブログは、なかなか衝撃的なタイトルですが、結婚相談所ブライダルゼルムでも、ごく稀に入会をご遠慮いただくケースがあります。
私共、ブライダルゼルムのアドバイザーが、会員としてお預かりさせていただいても、お客様に満足のいく婚活サポートをご提供できないと、判断した場合が該当するのですが、それはどんな時なのか?をお話いたします。
「理想が高すぎる」から入会をお断りするわけではない
例えば、
- 「高収入・高学歴・高身長の50代・60代男性」を希望する50代女性。
- 「年下」を希望する60代女性。
- 「子供が欲しいから20代・30代の女性と結婚したい」60代の男性。
一見、難しそうな希望の条件ですが、こういった場合でも入会をお断りするわけではありません。
ご自分自身と理想の条件のバランスが取れていなかったり、「結婚相談所に入会すれば、自分の理想通りの相手を紹介してもらえて、結婚できる」と考えている方も多いはずです。
「婚活が初めて」という方は特に言えることですが、それは当たり前のことだと思っています。
実は、婚活アドバイザーが見ているのは、希望条件の部分ではなく、別のところにあります。
婚活アドバイザーから見て苦手なタイプ
結論から言うと、私共がご入会をお断りするのは、アドバイスを必要としないタイプの方です。カウンセリングの時、なんだかんだで、ご自分の話ばかりで、こちらが話す隙が一切ないような、会話が一方通行になってしまう方に多いです。
こういう方が、実際に入会して婚活をスタートすると、こうなる…という例を挙げていきます。
アドバイスを必要としないタイプの実例
例えば、55歳の男性が、30代の女性にばかりお見合いの申し込みをしていて、なかなかお見合いOKのお返事がもらえないと悩んでいたとします。
「40代半ば~同世代の女性も選んでみてください」とアドバイスした時に、「同世代はどうもオバサンに見えちゃって、会いたくない。」
それならばと、30代でお見合いOKがもらえそうな女性のプロフィールをピックアップしても、「好みのタイプじゃない」これでは、お見合い自体、成立しません。
また別の例。いわゆる3K(高収入・高学歴・高身長)の50代男性にお見合いの申し込みばかりする60代女性。こちらも流れは、上記と同様です(笑)
お見合いや仮交際の時に、いつも同じ理由で、お断りされているのに、改善する努力をしない方にも同じことが言えます。共通点は、アドバイスを素直に聞いていただけないということです。
会員様の婚活をサポートし、パートナーを見つけ、成婚退会していただくことが、結婚相談所のゴールです。
その方が、どうすれば良いご縁を結べるか?を考えてのご提案も、なんだかんだで我が強く出てしまい、聞き入れてもらえない…と感じると、良いご縁を結べるイメージができなくなってしまうんです。
シニア婚活成功のポイントは、アドバイザーとの二人三脚
中高年・熟年シニア世代の婚活は、ただでさえお相手探しにきめ細やかでアナログなサポートが必要であるのに、アドバイザーいらずな自己流婚活をしてしまうと、せっかく結婚相談所に登録しても、時間とお金を無駄にしてしまう可能性が高くなります。
結婚相談所の婚活は、活動していきながら、ステップアップして努力できる方かどうかの柔軟性が、婚活成功の大切なポイントになります。婚活アドバイザーは、カウンセリングの際に、その部分を一番見ています。
婚活をスタートした当初は、どんな希望条件だったとしても、お相手選びの視点を変えれば、結婚相手は見つかります。
そしてご入会後は、せっかく結婚相談所に登録したのですから、最初は理想のてっぺんから、好きなようにお見合いの申し込みをしたって、まったく問題ありません!
私共、婚活アドバイザーも、好みの傾向を知りたいですし、もしお見合いOKのお返事をいただいた時は、「だめもとで申し込んだけど、ラッキー!」と皆様大喜びなさいます(笑)
結婚相談所のカウンセリングについては、こんな事をお話しています。ご参考にどうぞ。
過去記事:結婚相談所の婚活カウンセリングはどんなことをお話するのか