こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
結婚相談所を成婚退会した50代・60代の男女は、どのタイミングで交際相手を家族に会わせているでしょう?
結婚相談所を成婚退会する前の真剣交際中?それとも成婚退会した後?
ブライダルゼルムを成婚退会された中高年・熟年カップルを見ていますと、人それぞれですが、今回は、シニア婚活ならではの家族を会わせるタイミングについて、お話していきたいと思います。
【成婚退会前と後】子供や親を紹介した方に聞きました
ブライダルゼルムを成婚退会されました50代・60代・70代のカップルで、親や子供がいらっしゃる方に、ご家族への紹介のタイミングを調べたものです。(初婚で両親が他界されている方はカウントしていません)
半数以上の方が、成婚退会後にご家族を紹介しています。こちらは、事実婚など入籍をしないパートナーシップや、紹介はせずに成婚退会だけして、今後紹介する予定である方も含まれます。
紹介しなかった14%は、「身内と疎遠」「子供と交流がない」という方です。
成婚退会前に、お子さんやご両親に紹介して、家族に成婚退会する意思を認めてもらったという方は33%でした。
「成婚退会後に紹介した」派
基本的に、結婚する当人同士の気持ちが一番大切と考えていて、家族にとって、自分が結婚・再婚することに支障がない身軽なタイプの方に多いです。
今回のポイントは、家族を紹介するタイミングについてなので、お互いの希望として、すぐに同居・入籍や結婚準備するわけでもないので、身内への紹介はおいおいしていきたいカップルもこちらに該当させました。
婚活していることをすでに家族も知っていて、話だけはすでにしている方もいらっしゃれば、「実は結婚相談所で婚活して、縁あって成婚退会したので会ってほしい」と突然打ち明けるなど、ご状況は人それぞれです。
後は、結婚するご本人の立場が強い方。どういうことかというと、「子供や親に文句は言わせない、言える立場にない」というお考えの方です。
経済的に親や子供を助けていたり、子供が将来的に相続予定の資産があるので、子供にとっては再婚されるのは嫌だけれど、反対して機嫌を損ねることをしたくないだろうという考えの方もいらっしゃいます。
「成婚退会前に紹介した」派
ご家族の同意を重視する方です。中高年・熟年シニア世代の男女は、そもそも家族が結婚に反対していたら、ご本人も結婚相談所でお相手探しをしようとはならないので、よほどのことがない限り、ご家族が反対することもありません。
家族との距離感も関係します。例えば、死別を経験された方(特に男親)は、独り身になり寂しい思いをしてきているので、子供も心配します。家事など身の回りのことで子供に少なからず負担をかけている思いもあるので、「きちんと紹介してから進めていきたい」というお考えの方も多いです。
ちなみに、父と死別した母に聞いてみたところ、「成婚退会してから紹介する。子供に何を言われても本人たちが決めることだから関係ない。」とのことでした(笑)
ただ、成婚退会する前に、家族に会わせて認めてほしい、心の準備をしてもらいたいという慎重なお気持ちの方に多いです。
成婚退会前と後、家族への紹介はどちらがいいか
まず、お二人のお気持ちを確認しましょう。どちらでもいい・分からないという方も多いと思いますが、その場合は、ご本人のお気持ちを優先してはいかがでしょうか。
あくまで、家族の紹介は、おまけのようなものです。私自身は、成婚退会した後で、報告する形でも十分だと思います。家族にお伺いをたてるのではなく、ご本人が結婚したいという熱意がご家族に伝われば良いです。
家族が反対した場合、その理由にもよりますが、多くは「そんなに早く決めて本当に大丈夫なのか」と心配していることが多いです。お二人が本当に幸せそうに暮らしているのを見れば、安心でしょうし、50代・60代のシニア世代が婚活して「この人と一緒になりたい」と思える方と出会えたことは、喜ばしく素晴らしいことなので、そのご縁を大切にしていただきたいですね。
成婚退会前後のご家族への紹介のタイミングは、ケースバイケースですが、結婚相談所ブライダルゼルムでは、会員様のご状況に合わせて、ご相談を承っております。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。