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交際が進展しない男性の特徴『様子見デート』で女性は冷める~仮交際の判断は慎重に

こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

今回は、結婚相談所で婚活中の40~60代の男性の方向けの記事です。お見合い数が多く、交際もかなり成立しているのに、進展しない方、仮交際から本交際(真剣交際)になかなか至らないとお悩みの男性はいらっしゃいませんか?今回は、そんなお悩みの男性の婚活の傾向や対策をお話していきます。

ライトすぎる感覚で「仮交際」する結果…

例えば、女性会員様がお見合いのお返事を迷っている場合、「お見合いしたくらいではどういう人だか分からないし、もう一度会ってみようかな」これくらいのライトさで、仮交際を希望することは問題ありませんし、私も「もし嫌でないのであれば、もう一度お会いしてみてはいかがでしょう?」とご提案していますが、男性会員様の場合ですと、私のご提案も変わってきます。

お見合いで「嫌ではなかった」程度の印象のお相手女性に対して、男性側が真剣にアプローチすることはありません。「仮交際が成立したら、男性から女性に連絡をいれるのがルール」や「結婚相談所のルールで一度は必ずデートをする」など、決まりがあるからそうしているだけのお付き合いになってしまいがちです。

交際が進展しない、あるいは長続きしないとお悩みの男性会員様の中には、女性と同じような感覚で、お見合い後に仮交際に進むかの判断をしている…ということはないでしょうか?では、なぜ女性のような比較的ライトな感覚で、再会を希望するのが良くないのでしょう?それは、男性の金銭面にも関係します。

お金がかからない『様子見デート』

ルールとして決まっているわけではありませんが、男性にとっては、交際中のデート代も婚活費用として含めて考えないといけないので、結婚相談所の費用+お見合い料+デート代と考えると、男性の婚活費用の負担は大きいものです。お見合いと仮交際のデートを並行しながらの婚活で出費もかさんでしまいます。

「もう一回くらい会ってもいいかな」くらいの、様子見の感覚で仮交際が成立した女性との初デートは、気合も入らないでしょう。初デートを大切なイベントとして考えられないので、おそろかにしてしまいがちです。そんな熱量の女性とデートする時は、できればお金をかけず安上がりで済ませたいと、たいていお見合いの延長のような「お茶デート」が多いのではないでしょうか。

「すぐに断られるかもしれないし、とりあえずもっと知り合うためにお茶しながら話せればいいか」くらいのスタンスでいるため、2~3回デートするまでに、女性に断られたり、男性も手応えがなく、お断りされる前にご自分から交際終了にする…この繰り返しです。

このような調子で結局誰とも関係を深められず、婚活期間が長くなり、さらに男性もお財布の紐が固くなるという悪循環に陥ってしまいます。ただし、ご本人にとっては、出会いがコンスタントにあり仮交際まで進むため、「なぜうまくいかないんだろう?」と自覚がない場合も多いです…。

過去記事:「【婚活男性】お見合い後、初めてのデート~交際終了理由や理想的な初デート

仮交際の女性が全員様子見だと結局誰ともうまくいかない

例えば、仮交際の女性が3人いる男性の場合でも、すでに意中の女性がいればタイミングの問題なので特に気にされなくても良いですが、仮交際の女性が全員様子見の場合、結局誰ともうまくいきません。

「この人は、自分のことを好きになってくれれば、誰でもいいのかしら」「私じゃなくても良さそう」と女性に感じさせてしまう可能性大です。さらに加えて、並行してお見合いも続けていたりもします。婚活で大切なのは、出会いの分母を増やすことですが、男性の場合、お見合いして闇雲に仮交際をするのはおすすめいたしません。

「とりあえず」はNG~男性は仮交際の判断は慎重に

  • お見合い前から、会うのがすごく楽しみだった
  • 実際に会ってみたら、イメージ通り。もしくはそれ以上で気持ちが高まった
  • 一目ぼれした
  • もっと彼女のことを知りたい!
  • 自分のことを好きになって欲しい
  • こんな女性と結婚できたら毎日幸せだろうな
  • 仮交際のお返事を貰えたら嬉しい!ぜひデートしたい
  • お見合いが楽しくて自分のテンションが上がった

お見合い後、上記に挙げたような気持ちがなく、「まぁまぁ話も弾んだし、相手も好感触だっただろうからとりあえず交際希望で」ぐらいの熱量でしたら、男性は仮交際しない方が良いです!

男性がリードできなければ、中途半端な交際になってしまい、女性が前向きな気持ちを持ってくれていたとしても「何を考えているのか彼の気持ちがつかめない」と戸惑うでしょうし、その後に男性の気持ちが盛り上がる可能性も低いです。

そう思える女性とお見合いでお会いできていない場合は、女性に求めるものが高すぎるのか、ご自分からアプローチして、女性が振り向いてくれなかった時の事を考えて、傷つきたくない気持ちが強いのかもしれません。

ミドル世代・シニア世代の婚活は交際中のサポートが重要

今回お話した内容ですが、もしお一人で婚活していたら、きっとご自身の状況を客観的に見ることは難しいと思います。結婚相談所で婚活するメリットは、交際中のサポートや婚活状況を見て、アドバイザーが様々分析した上でのアドバイスがを得られることにあります。ミドル世代・シニア世代の婚活を成功させるためにも、分からないことはすぐにアドバイザーに相談することが大切になります。

「お見合いのお返事を迷っている」「デートの場所は?」「割り勘はだめ?」「交際相手への連絡頻度は?」など、ブライダルゼルムでは、その会員様に合わせてご相談に応じてご提案しています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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