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67歳女性が成婚退会~男性の積極性を引き出したのは「素直・実直」なお人柄

こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

最近は、60代後半~70代の会員様も男女関わらず、年々増加傾向です。お子様が「こんな結婚相談所があるよ」と親御さんにブライダルゼルムをご紹介してくださったりもございます。今回は67歳女性会員・A様のご成婚退会記事です。結婚相談所での婚活に躊躇している同世代の女性様にも心強い婚活体験談となっております!

67歳女性♡72歳男性のご紹介

  • 女性:67歳・川崎市在住・再再婚・介護系職種
  • 男性:72歳・荒川区在住・再婚生別(バツイチ)子供なし・定年退職

パーティーの方が早く見つかるのではと、何件か熟年向けの出会いパーティーを予約していたところ、コロナ禍で中止が相次いでしまったそうで、結婚相談所で婚活をスタートしました。

「男性の条件にはこだわらない」と言いつつも…

67歳というご自身の年齢から、「この年齢で婚活するんだから、男性を選り好みしているようではダメだ」と、自分を大切にしてくれる男性ならば、細かい条件はこだわらないとおっしゃっていたA様。

ですが、実際、男性のプロフィールをご紹介すると、「私、なんだかんだ男性の好き嫌いが結構ある!」と発見があったようで、ご自身もびっくりしていらっしゃいました(笑)実際に挙げてみるとこのような感じでした。

  • 「死別の男性はNG」(引きずっていそう)
  • 「大卒のインテリっぽい男性に惹かれる」
  • 「メタボ体型の男性は嫌」
  • 「165cm以下はお見合いすると、イメージより低いことが多いので、167cm以上」

などなど、たしかに実は色々とありました(笑)結婚相談所の婚活の場合は、プロフィールを先に見てしまうことで、色々なイメージを良くも悪くも膨らませすぎてしまうので、「あまり考えすぎず、実際にお会いしてフィーリングが合うかみてみよう、くらいの感覚でいきましょう」というようなアドバイスをしていました(笑)

自分からお見合いの申し込みができない

ですが、実際にお見合いをなさっていたのは、ご本人の希望条件とは違う男性ばかりでした。というのも、ご自分からお見合いの申し込みができなかったんです。お断りされてショックを受けたくないという思いや、ものすごく会いたいわけでもないのに、軽い気持ちでお申込みをして、お断りされるのも無駄な汚点に感じてしまったようです。

「会いたい人からお見合いの申し込みが入るとは限らないので、ご自分からも選んだ方が良いですよ」とアドバイスしても、男性からお見合いの申し込みをいただいて会う方が、気楽な気持ちでお会いできるから、と結果的にご希望条件とは異なる男性とのお見合いが多かったのですが、ここがA様の婚活で命運を分けたポイントでもあります!

ご自分からも申し込みをしない・ご紹介もなんだかんだ好き嫌いがあり申し込まない・お申込みをいただいた男性はお断りでは、当然お見合いは成立しにくい状況になってしまいます。

「立花さんから、出会いの分母を増やすよう言われていたので、自分でできる精一杯は、お申込みをくれた人に会うこと」と、お見合い自体が途切れないように意識して頑張っていらっしゃいました。

ご成婚退会の手続きにお二人でお越しくださいました

「シニア世代が望む婚活サポートがありがたかった」

60代になって婚活成功したA様、活動中はこんなことをおっしゃっていました。

「私たちシニア世代は、お節介過ぎるくらいのサポートがないと、独りではマゴマゴして一歩も前に進めないんです。強い味方が常に側にいてくれると、少々の失恋?だって、独りで抱え込まずに 即座に切り換えられて、次に進めそうですし!そもそも異性に興味を持ち、真剣に考える事自体が、自分にとっては40年振りの一大イベントなんです。」

私自身も、A様の婚活を振り返ると、「報告・連絡・相談」の基本を大切に、少しでも分からないことや悩みが出たら、言葉にして伝えてくださっていました。そんな実直なお人柄のおかげで、交際もスムーズに進展させることができました。それは次にご紹介するエピソードです。

草食系の交際相手にモヤモヤ…素直に気持ちをぶつけた

A様の婚活で、私が「いいな」と感じたのは、素直で可愛らしいところです。成婚退会したお相手、T様とは、お見合いやファーストコールでは、何だかそっけない印象を受けたそうです。彼が前向きな気持ちでいてくれているのか分からず、初デートに臨みました。

その際に、「Tさんは私の本命だけど、婚活は他の人とも同時進行しなきゃいけないから、どうしたらいいのか迷っている。Tさんが曖昧な態度だと、他にいい人がいたらそっちに行っちゃうかも!?」とお伝えしたそうです(笑)そこから、お二人は両想いということが分かり、T様は「自分は好意的な態度を見せていたつもりだったのに、表現が足りていなかったんだな」と感じたそうでございます。

そこからは、T様も積極的にお気持ちを見せてくれるようになり、急接近できました。三回目のデートで、男性のご自宅を拝見し、結婚へのイメージもより具体的に持つ事ができました。

現在は家のリフォームを計画中

成婚退会後は、T様の持ち家に引っ越すことになります。T様は90代の母親と長年生活なさっていた一軒家なので、不要なものを処分したり、結婚準備のために大々的にお片付けを必要がありました。女性によっては、捨てていいものダメなものなど、どこまで立ち入ればいいのか分からない部分が多く、お気持ちが下がってしまうこともあります。

過去記事:シニア男性婚活成功の秘訣~交際女性をご自宅にお迎えする前に整理・片付けを

↑こちらの過去記事でもご紹介しましたが、男性が婚活と並行しながら、自宅の受け入れ態勢を整えておければ理想的です。お二人でご相談しあって、理想的な住まいづくりができるのも良いですね。色々な熟年カップルを見てきましたが、こういう時は、男性よりも女性が主導権をとって、引っ張っていってあげる方が、スムーズです。

60代女性が婚活を成功させるには…

いかがでしたでしょうか。60代後半~70代の女性が結婚相談所での婚活を成功させるためのヒントが沢山詰まっていますよね!ご年齢的に、他の世代の方よりどうしても会員数が少ないので、出会いのチャンスを逃さない柔軟性を持つことが大切です。

A様の婚活成功の秘訣は、「あなたが本命」と最初に男性に気持ちを伝えたこと。女性の婚活は、男性のアプローチありきになるので受け身となりますが、早い段階で男性の積極性を引き出させたことで受け身に転じられたことが大きいです。

何しろ、初デートでしたから、A様ご自身もまだ気持ちが決まっていたわけでもなかった筈です。ここからお付き合いが深まり、お互いを知っていくにつれ、「この人とは結婚は考えられない」となることももちろんあります。それは仕方ないことなので、お相手に罪悪感を感じる必要もありません。男性の積極性を引き出すことができれば、いずれにしても結論が出るのは早くなります。

「たくさんお見合いはしているのに、どうして交際がうまくいかないの?」とお悩みの婚活女性は、「男性をその気にさせる」ことを意識してみてください。そのやり方が分からない!という方は、私共ブライダルゼルムがサポートいたします。

実は、A様の婚活体験談には、まだ続きがございます(笑)また、ご本人からのアンケートが到着しましたら、UPいたします!最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

プロフィールページ

ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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