こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
ブライダルゼルムをご成婚退会し、熟年結婚した女性方から、成婚退会後も折々、ご相談を受けます。多くが、結婚生活についてです。
- 「(夫が)生理的に無理な所がある」
- 「結婚生活にも慣れ、ストレスが溜まってきた」
もちろん、離婚したいというご相談ではないので、要するに愚痴です(笑)今回は、熟年結婚のストレスとその対処法について、いつも私共がお話していることについてお伝えしていきます。
熟年結婚後の女性のストレス
熟年結婚して、半年から一年も経つと、女性も今の生活に慣れてきます。その中で、男性の生活リズムや癖などが目につくようになり、思い通りにいかないことにストレスを感じるようです。トイレの便座を上げたままが嫌!(衛生的にも座って用を足してほしい)朝起きるのが遅い!洗面台が汚い!電気を消さない!など、本当に些細な感覚の違いによる場合が多いです。この他に、熟年結婚で生じる特徴的なお悩みもあります。
老いを早く感じるのは男性
結婚相談所で婚活して熟年結婚した場合、女性よりも男性の方が年上のカップルが多いはずです。男性の方が、老いるのが早いのは仕方ありません。男性の歩くスピードや、歩ける距離など、疲れやすく、すぐ横になってぐうたらしているように見える…など、日々の生活のテンポがご自分と合わないと感じてしまう女性もいらっしゃいます。
何十年も連れ添った夫婦ではないからこそ
何十年も連れ添って、一緒に年をとっていった夫婦でしたら、老いも時間の流れとして自然に受け入れられます。ですが、熟年結婚したカップルは、過ごしている年月が少ない分、当たり前のように受け入れられない事も出てきてしまうんです。しかし、そんな時私は、「初心に戻って」とアドバイスしています。もともと、若い頃のように、情熱やときめきがあり、好きで好きで結婚したわけじゃないのが、多くのシニアのお見合い結婚の特徴です。
交際中は、ご自身も結婚したかったから、一生懸命でもっと寛容だったのに、いざ婚活が成功して結婚できたら、思い通りにならないことに、ストレスを感じてしまう…少し贅沢なお悩みですね(苦笑)。
シニアのお見合い結婚は、お互い信頼を深めている途中の間柄です。男性側だって、実は我慢してストレスを感じているかもしれません。男性の方が、こうやって愚痴を聞いてくれるような存在がいない場合が多いと思いますので、「しょうがない」とご自身で消化しているかもしれませんよ。
ストレスをためないように工夫して生活する
結婚生活を円滑に、お互いが居心地良い家にするには、「あれして」「これはやめて」と感情を思いきりぶつけず、男性が自発的にそうしているかのように、女性が男性をうまく操縦することが大切です。雰囲気が悪くならないように、気を付けて欲しいことをかわいらしく注意したり、男性が思い通りのことをしてくれた時は大袈裟に喜んだり…、結果として全て自分にとって良い形で返ってきます。
いつまでも仲良く楽しく過ごせるように、私がパートナーに対して実践していることでもあります。「結婚してからは片目を閉じよ」です♪最後までお読みくださり、ありがとうございます。