こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
両親が某宗教の信者です。自分は信者ではないですが、結婚相談所で婚活した場合、親の宗教は結婚に影響するのか気になります。
過去にこのようなご相談をいただくことが度々あったため、お答えいたします。宗教を信仰をされている方の婚活については、下記ブログでご紹介いたしましたが、今回は「親御さんの宗教信仰」がテーマです。
過去記事:宗教の信仰について~結婚相談所の婚活を検討されている50代・60代の方へ
大切なポイントはご本人(子供)が信仰しているのか
私がこれまで婚活相談でお会いした「宗教二世」の方は、下記の3つの分かれていました。
- 自分は信仰していないけど、親の信仰を否定もしていない
- 宗教をしている親をわりと白い目で見ている
- 生まれた時から信仰との結びつきがあり日常になっているため、自身も信仰心がある
結婚相談所で婚活した場合、①と②は、プロフィールの宗教欄は「なし」になりますが、③はご自身も信仰していることになるので、特別な宗教活動をしていないとしても、ご自身も「宗教あり」の認識となります。もちろん、プロフィール上には、親の宗教まで記載する項目はありません。
結婚相手が心配なのは「強要」や「干渉」
親が宗教をしているか否かは、ご本人が結婚相手に言わない限り分からないことですね。結婚相手にとって一番心配なのは、「強要」や「干渉」についてです。「自分や自分の身内まで宗教の勧誘をされるのではないか?」「自分たちの結婚生活に何かと干渉してくるのではないか?」という点を心配されています。
親からの干渉を強く拒否する意思表示が必要
このようなことがないように、万が一親御さんから強要や干渉があった場合は、ご本人に絶縁するくらいの気持ちがあることを、きちんと意思表示することがが大切です。ご両親の信仰は自由ですが、新たにご自分も家族を作るわけですから、家族が自分の結婚生活を脅かすような事にならないように、線引きはしっかりして結婚生活を守りましょう。
親が宗教をしている場合、子供本人は信仰していないつもりでも、信者として登録されていたことを結婚するまで知らなかったという事もあるため、確認することも大切です。
成婚退会後、彼の両親が宗教をしていることが発覚!
過去に、ブライダルゼルムをご成婚退会された30代カップルのケースで、私は女性側を担当したのですが、成婚退会後に、お相手男性の両親がとある宗教を信仰していたことがわかりました。
結婚相手本人よりも、結婚相手の親が反対するケースがある
親の世代である50~60代は特に、様々な新興宗教の悪いイメージを見て育った世代でもあるので、拒否反応が強い方も多く、彼女のご両親も当初は反対されたそうです。ただし、子供であるご本人はまったく信仰していないため、一切勧誘や干渉をしないことを約束してもらい、彼女のご両親もご理解いただいたようです。その後の結婚生活でも特に宗教絡みのトラブルもなく、今では二人の子宝にも恵まれ、幸せに生活されています。
まとめ
親が特定の宗教を信仰していても、結婚相談所のお見合いや交際には支障はございません。ご自身が信仰していなければ、結婚相談所に伝える必要もありませんし、むしろ重要なのは、結婚したい気持ちがお互い固まった段階の時です。上記に挙げたような意思表示をきっちりすることで、パートナーに安心してもらい、理解を得ることに注力することが大切です。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。