若い女性と結婚したい！シニア男性が年の差婚を実現するための4つの条件

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所、ブライダルゼルム代表の立花です。

「若い女性と結婚したい」とはいえ、実際に結婚相談所で、10歳以上年下の若い女性とお見合いできる男性はほんの一握りです。また、結婚相談所で婚活するのは、若い女性とお見合いをする事が目的ではありません。交際を進展させ成婚退会して、その後も仲良く結婚生活を送れる相手を見つける事が目的です。

結婚相談所で『年の差婚』をするには、男性には「ある条件」が必要になります。今回は、少し厳しい内容になってしまいますことを前置きしておきますが、今回お伝えする4つの条件がクリアできていない男性は、若い女性に需要のない自分を受け入れ、方向転換していかないと、婚活が長引いてしまいます。

若い女性との年の差婚を実現するための条件

① 高収入である事

残念ながら、これが大前提になります。年収でいうと、10歳上なら1,000万以上、そこからは年齢－1歳につき、年収＋100万くらいを目安にされてください。

一般的・平均的な収入な方であれば、年の差婚は難しいと考えた方がよろしいです。時折、年金生活の60代男性が30代女性にお見合いのお申込みをされているのを見かけます。言いにくいですが100件お申込みしても、OKがもらえる確率は0です。奇跡が起きてお見合いが成立したとしても、その1件に賭けるような婚活の進め方をしていては、時間ばかりかかってしまいます。

60代になり、現役を退いている方であれば、億単位の預貯金や、女性が魅力に感じる経済的な武器が必要です。また、男性の親御様が存命の場合、80代・90代の親御様がいるわけです。また、10～20年後のご本人の介護問題もありますね。年の差婚をする女性はこのあたりもシビアにしっかりと考えています。

② 何処にでもいるようなシニア男性ではない

若いお嫁さんをもらおうとしているのに、ご自分の容姿については無頓着な男性も多いです。年下の女性を連れて歩いても、親子に思われないような努力は、できていらっしゃいますでしょうか。

お洒落に気を遣う
若々しいヘアスタイル
綺麗な歯
姿勢
普段から健康に気を遣っている
姿勢が良い
メタボ体型じゃない

「たしかに、この男性だったら同世代の女性だと不釣り合いだな」と思われる努力が必要です。①と②が伴ってこそ、年の差婚活をする資格を得るといっても過言ではありません。女性にとっては父親くらいの年齢の男性と結婚するわけですから、結婚対象として見ることができるラインを越えていないと相手にしてもらえません。

③ エスコート上手で包容力がある

10歳以上年上男性を好む女性は、同世代の異性にない魅力を求めています。多少の我儘を言っても受け入れてくれる余裕があったり、年上らしくエスコートしてくれるものだと思っています。

④ 「専業主婦でも良い」と言ってくれる

同世代なら共働きを希望する男性も多いので、年齢差があれば、「仕事を辞めても良いと言ってくれるのではないか」と、大半の女性は考えています。

40～50代の、仕事に生きがいを見いだせない独身女性は、生活に疲れてくる時期でもあります。専業主婦になりたいから、あえて年の差婚をする女性もいるくらいなので、そんな女性に「結婚後も仕事は続けてほしい」や「社会との繋がりを持っておいたほうがいいから、仕事は続けたら」という言葉はマイナスになるでしょう。

「子供希望」のシニア婚活男性に多い盲点

若い女性との結婚を希望する男性の中に、「子供が欲しいから」という方がいらっしゃいます。単純に、子供が好きだから、あるいは相続問題など、子供を望む理由は様々ですが、「子供希望」と言いつつも、若い女性と結婚すれば子供ができるというものでもありません。性行為自体は何歳になっても可能な方はいらっしゃるかもしれませんが、卵子と同じように精子も老化しますし定年があります。

「ご自身は、男性機能について出産可能か検査されたことはありますか？」と伺うと、検査したことがない男性ばかりです。45歳以上の男性は、妊娠率が低く流産率が高いことを報告した論文もありますので、50代・60代で子供をご希望の婚活男性は、まずご自身について調べた方が良いかもしれません。

そして、不妊治療をするにしても、先立つものはやはりお金になってしまいます。子供を授かる可能性が低い中で、年の差婚を望む必要が本当にあるのか、改めて考えるきっかけになるはずです。