こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー池三津です。
今回のご成婚退会されたお二人は、嬉しいことにブライダルゼルムの会員様同士です。こちらのお二人、実は、一度は交際を終了した復縁カップルです。
私が担当させて頂いた72歳男性T様(荒川区在住、再婚生別子供無し、年金+資産運用暮らし)の成婚体験談を成婚アンケートも踏まえながらご紹介させて頂きます!
ブライダルゼルムへ入会したきっかけ
「70歳を超え、伴侶が欲しくなって。」
T様はバツイチ。40代の頃、短期間の結婚生活で離婚をご経験されました。その後、他社主催のお見合いパーティーで知り合った方と少しご交際をされたようですがうまくいかず、ブライダルゼルムのお見合いパーティーへ3回ほどご参加経験をされた後、結婚相談所へご入会されました。
活動期間・お見合い人数
活動期間は、2020年10月~2021年6月までのおよそ八ヶ月。4人の方とお見合いされました。
ご入会当初、50代女性ばかりをお申込みの対象とされていたT様でしたが、ひと回り以上の年下の女性に対してのお申し込みはなかなかうまくいくものではありませんでした。活動期間の割にお見合い人数が少ないのは、若い女性を希望していたためです。
T様が好意を頂いた67歳女性A様との出会い
今回ご成婚が決まったお相手は67歳。「ブライダルゼルムの会員様なら」ということでA様(67歳・川崎市在住・再々婚子供あり・介護系職種)をご推薦させて頂きました。
T様の好みのタイプは把握していたので、年が近くても気に入っていただける自信もありました。このあたりは自社会員同士の強みですね!
プロポーズ成功したものの…
お相手女性のA様は、4人目のお見合い相手、T様にとっては最後のお見合いになりました。交際が始まり、順調にデートを重ね、まだお見合いから1ヶ月半程度でしたが、13回目のデートでプロポーズにも成功しました。
ご自宅を見せ、リフォームのお話を進めたり、入籍時期や毎月の生活費の話などもクリアし、スムーズに成婚退会…の筈でした。ところが、スピード感のある展開に「まだ早いんじゃないか」「もっと慎重に」という周りの声があり、T様は「もうしばらく交際を続けて、成婚退会する」といったんプロポーズを取り下げる形となってしまいました。
プロポーズをお受けして、女性の気持ちは固まっているのに、大切にすべきパートナーよりも周りの意見を尊重してしまったT様。女性の気持ちが離れてしまう可能性もお伝えしたものの…交際延長となってしまいました。
女性から「交際終了」
一時は、交際延長に納得し同意したA様ではありましたが、プロポーズを取り下げられ、T様に対する信頼も崩れてしまいました。このまま交際を続けても女性側の不満や不安が募るのも理解できますし、私共が危惧していた通り、女性から交際終了となってしまいました。
最後の頼みの綱「手紙」をご提案
交際終了のご連絡は、T様の妹様が亡くなられた同時期で、とても心苦しく、最悪なタイミングでもありましたが、お二人はお互いに恋愛感情があることが、担当者間で分かっていたので、「もしかしたら復縁のチャンスがあるかもしれない」と、T様にお手紙を書いてみたらどうかとご提案しました。
お手紙は、謝罪とA様に対する思いと、全面的にA様の希望を尊重するという意向が書かれていました。普段、寡黙なT様の情熱的な一面を知ることができました
復縁から成婚退会へ
実際、私共も、確実に復縁に至るかは分かりませんでした。T様自身も5%もないだろうと思っていたそうです。復縁に至った期間は、一ヶ月。お相手女性のA様も、即答するのではなく、時間をかけて、「本当にこの人がいいのか、復縁する時は覚悟を決めないと、半端な気持ちでは失礼だ」と慎重に考え、結論を出してくださいました。
ブライダルゼルムの婚活サービスについて
「家庭的で、会員の意向に沿ってフォローしてくれ、アドバイス等適確であった」
会員様同士の間を繋ぎとめることは、私達カウンセラーだからこそ出来ることです。当人同士が相手の気持ちを全て汲み取ることは、なかなか出来ないものです。そして今回、「手紙」という手段がとれたのも、ブライダルゼルムの会員様同士だったからと言っても過言ではありません。
今回、お二人が復縁し成婚退会を迎えられたことは、私達カウンセラーにとっても貴重な経験でした。お帰りの際に、T様から「改めて皆さんで御礼の食事会をしましょう」と言ってもらえました。これからも、末長くお二人の幸せを見守らせて頂きたいです。本当におめでとうございました。