こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
「昨日、お見合いした女性、経歴がご立派すぎて自分とは不釣り合いな印象でした。もうちょっと家庭的なタイプがいいかな…」
男性会員様からこんな理由で、お断りされる女性がいらっしゃいます。その女性がどんなに料理上手で家庭的な一面をお持ちでも、お見合いの席で、それを男性にアピールできず、ご自身の華やかな経歴で、男性に不釣り合いな印象を持たれてしまう…これは残念な結果です。
今回のテーマは、「高学歴でハイスペックな女性向け」の記事です。「私の経歴のせいで、男性にハードルが高いと思われちゃう」とお悩みの女性にお話できればと思います。
お見合いの席で出身大学や職歴をすすんで披露しない
男性側に、「その女性のどんなところがご立派すぎると感じたか」を質問してみると、ほとんどの男性が、その女性が勤めている(過去に勤めていた)会社名を挙げます。例えば、Google・ゴールドマンサックス・J.P.モルガンやブルームバーグなどの一流とされる有名外資系企業だったり、その女性の年収までご存知なこともありました。
(どうしてお見合いで、女性が会社名や年収まで出すの?)と私の頭は「???」です。前後のお話の流れで、男性から聞かれてつい・・・なんてことももちろんあるでしょうけれども、女性の見栄や承認欲求もあるのでは?と感じざるをえません。
シニア婚活男性が抱くキャリアウーマンのイメージ
実際には、もちろんそんなことはなく、あくまでイメージなのですが・・・
- 家庭的ではない
- さばさばしていて、気が強い
- 自分とは住む世界が違う
- 生活水準が高く、お金がかかりそう
- プライドが高そう
20代~40代男性は、キャリアウーマンに好意的なイメージをお持ちの方も多いですが、中高年・熟年シニア世代は、ご年齢的なこともあり、イメージが全体的に「古い」です。
「私の経歴に引け目を感じる男性はいらない」
こんなふうにおっしゃる女性もいらっしゃいます。若い頃はデキる女性に見られることで、ご自身の自己肯定感が高まったのではないでしょうか。ですが、婚活の場で「私はそんじょそこらのただのおばさんじゃないのよ」とデキる女アピールをしてもかえって逆効果です。男性は、立派な経歴で引け目を感じているのではなく、「自分の求めている女性と違う」だけなのです。
「私の経歴に釣り合わなくても、私を大切にしてくれる男性なら」と条件に厳しいわけでもない女性にも、こういった傾向が見られます。
「男性の学歴にはこだわらないので、出会いのチャンスを狭めたくない」という思いから、大学院卒なのに、あえて大卒とプロフィールに掲載しているシニア女性もいらっしゃいます。
シニア男性が求めているのは「普通の家庭的な女性」
多くの熟年シニア世代の婚活男性が、パートナーに対して求めることは、「楽しく一緒に過ごせるか」「優しい人柄」「家庭的であるか」、これからの生活に目をむけています。
「私は経歴もさることながら、料理の腕もプロ並み!家事が大好き!」という女性ならなおさら、立派な過去の経歴ではなく、家庭的さをアピールするべきです。
男性の思い込みを払拭してあげることが大切
私がこれまでにお会いしてきたバリキャリ(バリバリのキャリアウーマン)の50代・60代の婚活女性は、お仕事だけじゃなく、女性としても努力家で、自分磨きを常に意識されている方も多かったです。
結婚後も良き妻として、パートナーとの幸せな生活を送るための努力を欠かさない真面目な方でもあります。だから、お勉強も仕事もできる。
そもそも、キャリアウーマンで経済的に自立していて、料理も家事も一切NGなシニア女性が、婚活して他人と生活することを切実に望むかというと、違う筈です。
男性のキャリアウーマンに対する思い込みを払拭してあげることが第一歩。「立派な経歴だけど、気さくで謙虚な女性だな」というような、ギャップを感じていただければ成功です。『意外性』を意識して、お見合いに臨みましょう。
ブライダルゼルムとしてできること
- プロフィールから「家庭的」「結婚向き」な女性であることが伝わるプロフィール作り。
- 第一印象が「強め」な女性には、所作や言葉遣いについてアドバイス
- お人柄を添える
このような形でサポートをすすめています。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。