こんにちは、東京・銀座で29年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
7月、全7回に渡り、女流作家・エッセイストと中村うさぎさんと対談連載をさせていただきました。
結婚したいシニアの方が婚活するにあたっての不安や、「本当のところどうなの?」という素朴な疑問を、ご自身も60代になられ、私共の会員様方と同世代の中村うさぎさんが代弁してくださったように思います。
「一人は寂しい・パートナーが欲しい」という思い
シニア世代にとって、結婚相談所の婚活は、必ずしも法律婚(入籍)をする相手探しだけではなく、事実婚や別居婚の中にも様々なニーズがあり、多様化しています。
どういった形でも共通しているのは、「一人は寂しい・パートナーが欲しい」という思いです。
今の50代・60代は、昔のシニアのイメージとは程遠いほど、アクティブで若々しい方ばかりです。楽しく豊かな老後を過ごすために、一人よりは二人で幸せに、とお考えになる方が増えています。ただ、どのようにお相手探しをしていけばいいのか、その方法が分からず、婚活がうまくいかない方が多いのも事実です。
中村うさぎさんも、ご病気をご経験され、ゲイである旦那さんがどこにいくにも送り迎えして、気遣ってくれて、良き夫そのもの。きっかけはどうであれ、「自分を理解し受け入れてくれる存在」と感謝していらっしゃいました。
熟年結婚されるカップルに肉体関係がない方もいることにも驚いていらっしゃいました。男と女という関係よりも、パートナーという存在を求めた時に、結婚したいという結論に至るのが自然だから、婚活をするシニアも増えているのではないかと感じています。もちろん、お見合いから恋愛結婚するシニアカップルもいらっしゃいます。
「自分のことを気にかけてくれる人がいる」ということは、日頃寂しさを感じていらっしゃる方ほどありがたく大切な存在です。
シニアだからこそ個別性の高いサポートが必要
これまでブライダルゼルムでは、加盟している各連盟本部から、成婚優秀賞を毎年いただいてまいりました。その多くが50代・60代の熟年ご成婚カップルです。
ご年齢的に厳しいイメージのあるシニア世代の婚活の成功事例が多いのは、なぜか。若い世代の婚活と違いシンプルではないからこそ、ブライダルゼルムでは、シニアならではのお相手探しのニーズの多様化に伴い、会員様一人一人に合わせたお相手探しのサポートを大切にしているからです。
8月で、ありがたく創業30年目を迎えました。
今回、中村うさぎさんと対談するのような機会をいただき、心より感謝申し上げます。