こんにちは、東京・銀座で30年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
高齢者にとって避けたいのが認知症。一年半に及ぶコロナ禍による外出自粛はまだ続くでしょう。こういった現状は、高齢者の方が認知症になりやすかったり、すでに認知症の方にとっては症状が悪化しやすい環境です。
たしかに、運動不足、コミュニケーション不足、刺激不足・・・若い世代でも我慢を強いられる日々が続いているのに、60代・70代の中高年・熟年世代にとっては健康面でも深刻な現状です。
今回は、認知症予防にもなる婚活・熟年結婚についてのお話をしてまいります。
一人暮らしの60代以上の方は変化に気づきにくい
ブライダルゼルムは、中高年・熟年世代の方が多いので、私自身もたまに「ん?もしや・・・」と心配になってしまう場面もあります。
例えば、定期的に同じお客様からお問い合わせのお電話があり、何度も資料請求され郵送しているのに、忘れてしまっているようで、週1ペースで同じようなご連絡があったり・・・
過去には、パーティーでカップルになった女性のお客様から、「何度も同じ質問をされて、たぶん少しボケが始まっている男性なんだと思う。」と後日談を伺ったり・・・
特にお一人暮らしの60代以上の方は、認知症の初期症状があったとしても、ちょっとした変化に気付けずに自覚しづらいものです。認知症になりやすい方はどんな傾向があるのでしょうか?
【認知症リスクチェック】
・普段から運動不足
・食事の栄養バランスが悪い
・誰とも会わない・話さない日がある
・興味や喜びを感じない・やる気は出ない
・糖尿病だ(血糖値をコントロールできてない)
・高血圧だ(血圧をコントロールできてない)
・脂質異常症だ
・新しいことを始めるのが面倒
※3つ以上あてはまると、認知症になるリスクが高く要注意
引用:コロナ禍で「認知症」深刻 症状進行のケースも(朝日新聞)
「最近元気がないのは独りだから」婚活を決意した63歳男性会員様
「最近、何をするにもつまらなくて、良くないことばかり考えてしまうんだよね。出かける用事もないし、自分でその機会を作らないと、これじゃすぐボケちゃうと心配になったよ」
こうおっしゃっていた63歳男性会員様。死別をご経験され、子供もいないので独り暮らし。定年後、何かアルバイトでも思っていたところ、コロナ禍で職探しも休止中という現状で、「時間があるのに一緒に楽しめる女性がいないのは、刺激がなくて寂しい」と、ブライダルゼルムにご入会いただきました。
当初は、年金のみの収入で会ってくれる女性がいるものなんだろうかと、ご心配されていらっしゃいましたが、入会して3ヶ月、お見合いやデートをしながら、婚活を頑張っていらっしゃいます。
「〇日△時に、□□□さんと、新宿京王プラザホテルでお見合いが決まりました。」と、外出するきっかけを作って差し上げれば、出かけたついでにご自身でもデパートや書店に立ち寄ったり、新鮮な気持ちにもなります。歩くだけでも良い運動になります。
何より、プロフィールを見て気に入った異性とお話するチャンスがあります。緊張してドキドキしたりも良い刺激になる筈です。
認知症はNgf(幸福指数)が高いとなりにくい
NGFは、体内にある神経成長因子という物質で、認知症患者、アルツハイマー病患者にとって重要な神経栄養因子の1つで、これが高いということ=ストレスがなく幸せということで、認知症になりにくいのだそうです。
熟年結婚してより健康的に
結婚相談所でご成婚退会し、熟年結婚されたカップルは、お二人でウォーキングしたり、男性は食生活が激変したり、独身生活の時は気づかなかった体の不調を発見することができて病院に行ったり、さらに健康的になっていきます。
せっかく出会えたパートナーとできるだけ長く健康に楽しみたいという思いを皆さんお持ちだからです。
婚活・熟年結婚は認知症予防にも良い!
先ほど挙げた『認知症リスクチェック』。自分で書きながら、「婚活して熟年結婚するのもだいぶ効果的なんじゃないか」と改めて感じました。そして、ご自身がお洒落をしたり、婚活相手に女性・男性として見てもらっていると感じられる接し方をされたり、色々な刺激があります。例えば、手にはたくさんの細かい神経が通っているため、手を繋ぐという事だけでも、そこから幸福指数(Ngf)が上がるのだそうです。
今回ご紹介した63歳男性会員様のように、「つまらない日常を刺激的にして、最終的にパートナーと幸せになりたい」という方には婚活はぴったりです。
結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。