こんにちは、東京・銀座で30年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
シニア世代の婚活者が急増する一方、最近は、「結婚相談所で成婚退会できたけど、ダメになってしまった」というお客様にお会いする機会も増えています。
せっかく結婚相談所で婚活を成功させたのにも関わらず、婚活のために使ったお金も時間も無駄になってしまうなんて、悲しいですよね・・・
破談になってしまうまでの経緯を伺っていると、「ご本人も、結婚相談所もよくそれで成婚退会しましたね!?」と感じてしまうほど、結婚後の生活やお金の話、持ち家の方は家を見せたりなどの、『詰めるべき話』が全く詰められていなかったり・・・。シニア婚活を成功させるためにクリアすべき大切な点を確認せずに、好意と勢いだけで成婚退会してしまうケースも多々ありました。
今回は、結婚相談所で成婚退会したものの、破談になってしまった方向けです。「また結婚相談所で婚活するのは大丈夫なの?」とご心配な方もいらっしゃるでしょう。そんな方にもう一度、結婚相談所で婚活する際のポイントや注意点について、お話していきます。
成婚退会して破談になった方の7割が再入会
そもそも、成婚退会して破談になってしまった方は、どれくらいの割合で、結婚相談所に再入会するのか?結論から言うと、なんと7割の方が婚活を再始動されています。一度、結婚相談所で婚活を成功された方は、「結婚相談所で相手探しをするのが一番早く、安心できる」ということを既に経験済みだからです。
「結婚相談所はもうこりごり」だったり、費用面の問題などで入会を見送る方ももちろんいらっしゃいます。
同じ結婚相談所か別の結婚相談所のどちらが良いのか
こちらはご本人と担当婚活アドバイザーとの関係性もあることと思いますし、「一度失敗しているから、安いor高いところに登録しよう」という考え方もあるでしょう。それに同じ結婚相談所だと、「だめになったことを伝えるのが恥ずかしい」という思いの方も、きっといらっしゃいますよね。
別の結婚相談所を選択され、ブライダルゼルムへお越しになるお客様は、やはり「サポート面でもうちょっと何かあったんじゃないか。」と、当時の活動内容に疑問を持たれた方も多いご様子でした。
特に、中高年・熟年シニア世代は交際中のサポートが重要です。婚活しているご本人は、ご自分の結婚とはいえ、どう進めていったらいいのか分からないから、結婚相談所に登録しているという方も少なくありません。以前と同じことの繰り返しにならないよう、慎重に結婚相談所選びをした方が良いです。
いわゆる「出戻り会員様」
同じ結婚相談所に戻られる方も珍しくありません。過去に私が担当し、成婚退会した会員様の中にも、残念なことではありますが、破談や離婚という形で出戻ってこられた方ももちろんいらっしゃいます。多いパターンでは、当人同士お二人で盛り上がり、「もうちょっと落ち着いてお付き合いを深めた方がいいのでは?」と結婚相談所が言うべきではないセリフが出てしまうくらいの、スピード成婚退会のケースです。
あとになって、「立花さんに『本当に大丈夫ですか?』と言われた時に、ちょっと冷静になるべきでした~」と戻ってこられる方も・・・。まぁ離婚社会ですし、結婚して何年か生活して合わなければ、離婚に至っても仕方ありません。
どきどきする高揚感やときめきよりも、気持ち以外の面を含め、心から安心できる人を見つけていただきたいです。
もう一度婚活する際の注意点
カウンセリングの際に、破談になってしまった経緯については、きちんとお話いただく必要があります。何が原因だったのか、問題が明確にしていかないと、また同じ失敗を繰り返すことになってしまうため、お辛いかもしれませんが、お話いただけますと幸いです。
64歳男性(都内・再婚生別)のケース
前に成婚退会した結婚相談所では、気持ちだけ盛り上げてくれて、短期で成婚退会しました。退会後、持病の話から別れることに・・・。成婚料が無駄になってしまいました。
家も見せず、生活費やお金の話をすることの大切さも分からず、成婚退会してしまった60代男性会員様。現在は真剣交際中で、今月ご成婚予定です。前回の失敗を生かして、真剣交際に入る前に自宅を見てもらったり、持病の話など、シニア婚の成婚退会前のチェック項目は、すでに全てクリアになりました。病歴についてなども、この世代は気になるポイントです。
「結婚したい」気持ちを諦めたくない
一度失敗してしまっても、そこで諦めるか諦めないかは、ご自分次第。行動しないことには道も開けません。今回の記事を見つけてくださった方は、「結婚したい」という気持ちを捨てきれない方もいらっしゃる筈です。
ぜひお気軽にご相談ください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。