こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。
今回は、「お見合い用のプロフィールの女性の年収」のお話です。
女性のプロフィールは「年収」の公開がないんですね?
そうなんです。これでも以前よりはだいぶ増えた感はあるのですが、実際は年収を記載している女性のプロフィールは、一割程度です。結婚相談所のプロフィールでは、年収の公開や収入証明書の提出が必須なのは、「男性」のみになります。女性は任意です。
また昨今、結婚相談所業界でも、女性の年収も公開を必須化にしようという動きもあります。しかしながら、シニア婚活の世界では、年収を公開している女性は、かなり少数で珍しいです。
シニア専門の婚活アドバイザーの私の意見としましては、50代・60代女性の婚活では、年収の公開を必須にすることは反対派です。これまで行ってきた通り、公開したほうが成婚しやすい女性だけ、記載すれば良いという考えです。
「結婚相談所のプロフィールで、シニア世代の女性は年収を公開することは有利?不利?」かについてお話していきます。
プロフィールにシニア女性が年収を公開する意図
シニア世代の女性は、そもそも年収を記載したいという発想自体がありません。「結婚相談所では女性の年収は表示されないものなのね」と、納得してしまっているからです。若い頃に結婚相談所で活動した経験がある方でしたら、その時の名残もあるでしょう。
必須項目でもないのに、わざわざ女性が年収を公開したいと考える女性は、大半が高収入の女性で、そんな女性方の目的は、このような感じです。
- 自分よりも高収入の男性と出会いたいので、それ以下の男性からの申し込みは遠慮してほしい
- 自分と同じくらい~上のレベルの年収の男性だと価値観が合うと考えている
- 自分にも経済力があるので、男性の大きな負担にはならないという配慮とアピール
- 収入を武器にする必要がある女性(例えば、年下男性希望や外見重視の女性)
年収を公開している女性のプロフィールを見た男性の反応
男性はわりと好意的なご意見も多いです。「ないよりあったほうが良い」と考えるのは自然なことです。
また、定年退職後の男性は、今後の生活を、年金と預貯金でやりくりしていく方も多いため、年金がないような無収入の女性ですと、二人分の生活の面倒を見なければならなくなってしまいます。
自分一人だけの老後の資金なら普通にやっていけるけれど、二人分となると厳しいかも・・・
このように、男性も不安にもなってしまいます。年金生活の婚活男性にとっては、女性のお財布事情も結婚する上では考慮したい点ではありますので、経済的に自立しているとプロフィールから伝わることができれば安心できます。
一方で裏を読んでしまう男性も・・・
しかしながら、「自分と同等以上の年収の男性を希望しているに違いない」と男性が申し込みを遠慮して、ご縁を狭めてしまうこともあります。
年収公開が有利になるケース
収入を記載されていない女性の中には、高収入の女性もいらっしゃいます。「私の収入を目当てにされたくない」このように考える方もいらっしゃるでしょう。
同じように、高収入の男性も自分のお金目的の女性にうんざりされている所もあるので、「高収入男性とお見合いを希望しているけれども、なかなか成立しない高収入女性」は、あえて収入を公開されるのもおすすめです。
シニア世代には年金のみや無収入の会員も婚活している
女性の年収公開必須化の流れは、あくまでも若い世代に対してのもので、シニア世代の方の中には、死別して遺族年金と夫が残してくれた財産で生活している女性や、親が残してくれた財産や、自分の現役だった時に蓄えた預貯金で生活している無職の方もいらっしゃいます。
生活に余裕はあっても無収入、年金収入のみという男女もいらっしゃるので、年収じゃなくて、「資産」がポイントになるのもシニア世代の婚活です。
プロフィールは変更可能なので期間限定でも試すのもアリ
女性の婚活では、出会いの間口は広くとっておいて、ご自身が選択していくのがベストな形だと思います。
結婚相談所のプロフィールは、随時変更可能なので、試しに1.2ヶ月など短期間だけ、収入証明書をご用意の上、年収を表示して、男性側のリアクションを見てみても良いかもしれません。
「私もちょっと試してみようかしら」なんて思われた会員様は、ぜひ担当アドバイザーまでご相談ください。ご自身の婚活に年収公開が有効か、不利かをお伝えさせていただきます。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。