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可愛げある女性になりたい~ミドル・シニア女性が今すぐできる『愛される話し方』

こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー松田です。

以前、ミドル・シニア世代の婚活女性は、『おばさん声』に気を付けて!というブログを書きました。

今回は「声」ではなく、「話し方」がテーマです。私自身の経験をもとに、モテる話し方・愛される話し方について、お話していきます。

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可愛げがなかった自分を痛感

娘は、パートナーと話す時、声のトーンが1オクターブくらい高くなり、何とも甘ったるい、まるで子供に話しかけるような話し方をします。何年も一緒に生活していても、パートナーに対して、「ありがとうね~嬉しい」と、感謝を伝えたり、言葉にして具体的によく褒め、良く言えば可愛く、悪く言えばぶりっこ。普段、バリバリ仕事をしている様子を見ているので、いまだにそのギャップに驚いてしまいます。

「私がいつも機嫌よく、笑顔で接することで、彼が毎日気分良く過ごせる。そのために私を喜ばせようと一生懸命なのもかわいい。結果として自分が楽で幸せ。全部自分のためにやってると思えば、何の苦にもならない。そうしてる自分も『こういう一面もあるんだ』と思えて好き。」

娘のこのような言葉を聞いて、(あぁ~私はなんて『可愛げのない女』だったのかしら)と亡くなった夫に対して反省し、申し訳ない気持ちになりました。思い返すと、結婚生活の中で、私が夫を褒めたり、可愛く思われたいと意識しての言動なんて考えたこともありませんでした。もっと褒めたり、かわいい妻でいる努力をしても良かったんじゃないかと後悔しきりです。

「甘える」という事をしないで育った家庭環境もあると思うんです。そういうもの・これが普通と思っていました。でも甘え上手だったら、しなくてもよかった我慢もあっただろうなと思い返します。

私自身が、「弱さを見せたくない。デキる女・強い女にならなきゃ」意識しすぎて、可愛げのない女になっていた経験から、今は、女性会員様とカウンセリングの際に、「可愛げある女性になって」と、このお話を良くします。

可愛げのある話し方は語尾がポイント

50代・60代の独り身の女性で、今でもバリバリお仕事をしていらっしゃる女性は、話し方も『デキる女風』で、声に張りがあり、はきはき・さっぱり・語尾まできっちり言い切り、プライベートでもお仕事モードのような話し方をされる方が多いです。

ある50代女性会員様にお電話を差し上げる際に、優しいおっとりと、少し間延びしたような声色で、「あぁ、松田さぁん~こんにちは~」と言われ、私まで気分が良く癒されてしまいました。同性の私でさえこの反応なら、婚活相手の男性は、メロメロになってしまうのではないでしょうか。

シニア芸能人のモテる声・話し方の参考例

  • 大竹しのぶさん
  • 木村多江さん
  • 石田ゆり子さん

いずれも柔らかく優しい話し方で、声に透明感があります。どちらかというと頼りない印象で、守ってあげたくなる話し方に感じます。あとは『お茶目でかわいらしい』と親近感がわきますね!

実際に、結婚相談所で成婚退会される女性会員様も、話し方に共通点がある方ばかりです。

「私らしくない」と諦めない

婚活では、ありのままの自分を受け入れてもらえる相手を求めすぎて、苦戦される女性が多いのも現状です。特に、初婚や死別を経験された女性は、若い頃の価値観や結婚観で、50代・60代になっても男性を選んでしまいます。

ご自分にとって理想的な条件の男性が、どんな女性を求めているのかまで、イメージして、そこに寄せていくことが大切で、「無理して演技して私らしくない振舞いをして、好かれたって後がしんどい」このような思考では婚活成功しません。

一生、独り身でいる寂しさや虚しさに比べれば、今だけのことと割り切って、使い分けたっていいのです。パートナーがいるありがたみや安心感には変えられません。

ブライダルゼルムの会員様は、こういった話し方や愛される振舞いなども活動中にレクチャーしています。どんなことを話すかより、どんな話し方をするかが、婚活では大切なのです。こちらは、女性だけではなく、男性にも同じことが言えますね。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

松田 恵子(ブライダルゼルムアドバイザー)

平成5年ブライダルゼルムを創立。30周年を迎え、これまで4500件以上のイベント、出会いパーティーの開催に携わり、さらに更新中。NHKはじめ民法の各局で取材を受け、シニア婚活ブームの火付け役。シニアセンスアップセミナーなど現場の経験値を生かし開催中。

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