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熟年結婚のデメリット~トラブルの原因は遺産相続の問題

こんにちは、東京・銀座で30年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

いつも本ブログでは、「熟年結婚して、こんなに幸せ!」というご成婚カップルのお声をご紹介させていただいています。私自身も、結婚したいシニアの方のお相手探しをサポートする立場ではありますが、熟年結婚には、デメリットがある場合もあります。

今回は、熟年結婚で起こるトラブル・デメリットや、実際にあった事例を交えて、ご紹介していきます。

熟年結婚のデメリット

介護問題

こちらは、相手方の両親がご健在の場合、「そういう心配もある」という事です。お相手様が介護の負担がないように、あらかじめご両親と計画を立てていれば何の問題もありません。

それにご自身にとっても、出会って間もないお相手と、好き合って熟年結婚したものの、義理の両親の老々介護をすることになったとあっては、「こんな筈じゃなかった」となってしまうはずです。

親が他界して身軽なシニア男性が人気なのも、女性にとってこういった不安があるからです。

遺産相続問題

私は、結局のところ、こちらに尽きると考えています。お金が絡んで、親族や子供の反対にあってしまうトラブル以外は、わりとどうにでもなることでもあります。

「親が作った財産をあてにするな。自分の親が残りの人生の10年20年を、幸せに過ごす方が大切!」と子供に言いたくもなります(汗)

ただ、こういった熟年結婚のトラブルは、「結婚相談所以外」での出会いでよく聞くケースでもあります。

友人の紹介で熟年結婚した60代女性のケース

「結婚相談所は、堅苦しくて嫌」と、お見合いパーティーにご参加されていた63歳女性様。

プライベートで友人に紹介された60代男性とデートを重ね、トントン拍子に、電撃結婚したそうです。男性の持ちマンションを彼女とお金を出し合って、リフォームし、そこで二人で暮らす計画を立てていました。

そこで出てきたのは、男性側の子供達。勝手に入籍した父親に猛反対して、離婚を強制し、子供に強く言えない気の弱い男性はそれに従い、ついに調停にまでなってしまったそうです。

今も調停中・・・リフォームの準備を始めようとした矢先にこんなことになって、本当につらいです・・・

こういった、家族の反対で、再婚できないケースは、実は結婚相談所で活動している方の中にはほとんどいないのです。なぜなら、家族が再婚を強く反対していたら、

  • 費用や、必要書類・お見合い写真などの手間もかかるため、そもそも結婚相談所には登録しない
  • 結婚相談所で「事実婚」・「未入籍」前提でのお相手探しをする
  • 再婚を反対されることの予想はついている
  • 資産は子供に残したいと男性も希望している

それに伴った行動を父親はするものです。

家族に反対されたって、再婚したい!子供の意見は関係ない!遺産の半分は残すんだからいいだろう!

このように、父親の立場が強く、子供に文句は言わせないと振り切るケースも実際にあります。最終的には、子供が折れる形で、きちんと決めごとを取り交わし、再婚するパターンもあります。

まとめ

今回は、メリットだけじゃなく、熟年結婚のデメリットを紹介しました。どちらかというと、プライベートでの出会いの方が、事例に挙げたようなトラブルに発展する可能性が高いように考えています。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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