こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
今回のテーマは、最近お問い合わせの多い、「事実婚」について。ブライダルゼルムでも入籍を希望しない事実婚のお相手探しをして、ご成婚退会された熟年カップルも数多くいらっしゃいます。ですが、中には、「お互いが望む事実婚の形が合わない」と感じてしまうケースも・・・。
事実婚のお相手探しのご注意点を含め、お話していきます。
「事実婚でいいと思っていた」60歳女性の気持ちの変化
夫と死別して、家も残してくれたし、経済的な不安はありませんでした。再婚したいという思いよりも、寂しさから、事実婚の方が気楽でいいなと思っていました。
ご入会当初はこのようにおっしゃっていた60歳女性A様。(埼玉県在住・再婚死別子供あり)同じ死別をご経験された60代男性と交際していました。男性も事実婚希望で、お互い頻繁にデートする日々を重ねていらっしゃいました。
そのうち、デートが物足りなくなってきた
お付き合いが進むうちに、「彼にお料理を作ってあげたい」「家で映画を観たりゆっくりしたい」など、情がわいてきたのもあり、距離感をもっと縮めたいと感じるようになりました。
でも彼の家にも出戻りの娘さんがいるし、私の家も近所に子供や知り合いが多く、無理。完全に外だけのデートにむなしくなってきました。
結果として、ずっとこんな感じで付き合っていくことは寂しいと、3ヶ月足らずで、交際終了となってしまいました。A様ご自身も、この交際を経て、本当に求めていた男性像をはっきり理解することができました。
A様は、男性の家に自由に行き、親密なお付き合いができる相手じゃないとダメでした。ゆくゆくは一緒に生活したいと考えるようになるでしょう。A様とは対照的に、入籍や同居できない事情があるからこそ、食事や旅行だけをパートナーと楽しみたいという女性もいらっしゃるんです。
「事実婚」とひと口に言っても、通い婚や別居婚などその形も様々です。大抵のイメージは「入籍はしないけれど、一緒に生活する」ではないでしょうか。しかし、住むところも別というケースも珍しくありません。通い婚希望の方も、行ったり来たりを繰り返しているうちに、そのうち一緒に暮らすように変わるケースもあります。
事実婚希望の方は、「今」のことだけじゃなく、現状だけではなく、先々のことをある程度イメージして、お相手探ししていくことも大切です。一緒に暮らすようになるかもしれない・あるいは入籍もありえるかもしれないなど、気持ちが変化することも想定して、柔軟性を持って、お相手探しをしていきましょう。
事実婚のお相手探しのポイント
ご成婚退会した事実婚カップルの共通点を挙げます。
- 家が近い
- 平日も比較的自由時間がある
- お財布は別。(デート代は男性に払ってもらっても、生活面で男性に経済的に依存しない)
ポイントは、「気楽に誘える」ということです。片道一時間かかる距離のお相手と、気軽に会うことは難しい。また、「土日だけ」という縛りがなく、平日も時間が作りやすいような自由度の高い方も、事実婚のお相手を探しやすいです。
また、中には、事実婚希望の男性に対して、「入籍をしないで別居婚でもいいけど、生活の面倒は見て欲しい」というタイプ女性も見かけます。男性と年齢差がある女性ほど、その傾向も高いので、男性はご注意ください。
気楽に若い女性と食事や旅行を楽しめるわけではないということですね(汗)
これができるのは、実は、結婚相談所だけだと感じています。入籍をしないのに、結婚相談所で事実婚のお相手探しに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、最短で見つかる方法でもあるので、事実婚希望の方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。