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結婚相談所4社・約5年の婚活に終止符!~62歳女性の婚活遍歴と成功の理由

こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

60代の女性の方々のご成婚退会が続いています。今回ご紹介しますのは、なんとこれまで合計4社の結婚相談所での婚活経験があり、約5年もの婚活にようやく終止符を打つことができた、62歳女性Y様(さいたま市・再婚離別・会社員)の婚活体験談です。

  • なぜ、5年も婚活が長引いてしまったのか?
  • 4社も結婚相談所に入っての感想・婚活遍歴
  • ブライダルゼルムで婚活してどんな変化があったのか

今回の記事は、同じように婚活経験の長いシニア女性の方に是非ともお読みいただきたい内容です。

ブライダルゼルムに入会したきっかけ~62歳女性の婚活遍歴

①結婚してくれない彼氏がいながらブライダルゼルムへ入会

実は、私とY様との出会いは約5年前で、Y様が58歳の時にブライダルゼルムのシニア出会いパーティーへお越しいただいたことがきっかけです。その後、パーティー参加を経て、結婚相談所へご入会いただきました。

しかしながら、当時のY様にはプライベートでお付き合いしている男性がいらっしゃり、長期間交際していたものの、結婚を決断してくれず・・・といった状況で、勢いで結婚相談所にご入会されたと、後になってお話くださいました。

このようなきっかけは特別珍しいものというわけではありません。当時の活動を振り返ると、真面目に婚活を頑張っているとは言い難く、私がお電話した時はいつも「なんだかご迷惑だったかしら・・・」と感じてしまうような、気まずい印象を持ったものです。

参考過去記事:【50代・60代の婚活事情】恋人がいても結婚相談所で婚活したい理由や注意点など

やはり結婚は煮え切らないものの、本命の彼氏を切ることができず、半年ほどで中途退会してしまいました。

当時は、お見合いしても彼氏と比べてしまい、お見合い相手に好かれようという気持ちにすらなれませんでした。立花さんに「中途半端に婚活しても上手くいかない。頑張る覚悟が持てないなら『今』じゃないのかもしれない」と言われて、もう一度彼氏と頑張ろうと退会を決めました。私には両方を器用にこなすことは無理でした。

ほどなくして、当時お付き合いしていた恋人とは「結婚は無理」と、結局お別れすることになってしまったそうです。Y様のお子様とも親しくしていたののもあり、辛いお別れになってしまいました。

②大手結婚情報サービスに入会

その後、大手結婚情報サービスにご入会し、新たに婚活をスタートされました。お見合いはできるものの、ご自分が「いいかも」と思える相手には断られ、結婚を考えられない相手にアプローチされる…という日々でした。

この時も、年に1,2回ご相談のお電話をいただいていました。でも、どんな男性とお見合いしているのかも分からないですし、そもそもアドバイスをする立場でもなく、適当なことも言えません(汗)

③友人の紹介で近所の安い結婚相談所に入会

大手情報サービスで二年婚活した後、IBJ加盟店の結婚相談所に入会されました。

私とお見合いできるシニア世代の男性が思ったよりも少なく、安さに引かれて失敗しました。でもアドバイザーさんが良い方で友人の紹介という事もあり、ずるずる婚活を続けていました。

この時は、ちょうどコロナ禍。緊急事態宣言中でお見合い自体も控えていらしたところもあった中、前回と同様、「あまり色々と相談できない結婚相談所で活動している」と、定期的にご相談のご連絡をいただいていました。

二軒目の結婚相談所での婚活時と、お悩みの内容が変わっていないのが気になりつつも、そこで一年ほど経過されていました。「やっと彼氏ともお別れができて、婚活を頑張りたいと切実に思えるようになったのに、中途半端な動きをしていて時間がもったいないです。もうそろそろブライダルゼルムに戻ってきたら?」とご提案し、やっとY様は再入会を決意。Y様は出戻り会員様だったのです。

出戻り会員様も珍しくないので、恥ずかしい・気まずいとか、何も気になさらず!

5年も婚活が長引いた原因は自分自身だった

プロフィールの見直し

再入会するにあたり、前の結婚相談所で活動していた際のお写真をプロフィールに使いたいとご希望がありましたが、「写真と実物が違いすぎる」と感じて、恐縮ながらも却下させていただきました。どんなに美しく若々しい写真でも、実物とのギャップがありすぎると、男性のテンションは下がります。明るさや愛嬌で挽回させられれば、それもアリです。しかしその時のY様には、お話の仕方やお相手が感じるY様の第一印象などをこれから改善していく余地があり、難しいだろうと判断して、撮影をし直してもらいました。

自分を客観視して現状を理解する

疲れていないのに、なんだかお疲れ顔に見える・笑顔がなく、長く苦しい婚活や恋愛のトラウマもあり、何事もネガティブに考えてしまう癖がついてしまって、とにかく暗い印象でした。まずは、そんなご自分を自覚して、考え方を変える意識付けが最も必要だと思いました。

立花さんと毎度の電話で、いかに自分がマイナス思考なのかが分かりました。私みたいな男性は私でも嫌だわと思えました(笑)

たとえ婚活が成功しても、何でも悪く考えてしまう思考を改めないと、結婚生活でもしなくてもいい我慢やストレスを抱えてしまって、ぎくしゃくした夫婦になってしまうのは二人共不幸です。それが一番心配でした。

笑顔・愛嬌・相手を褒める・素直さが大切です。ご自分がストレスをためず、機嫌よく過ごすために、男性にも良い気分でいてもらうことで相乗効果が生まれます。

急に手応えを感じられるようになり自信がついた

恥ずかしながら、息子と同じ年頃の年齢の立花さんの真似をして、「立花さんだったらなんてLINEのお返事をするかな?」「大らかに丸くかわいらしく」と意識しながら男性と接してました(笑)

そうしていくうちに、お相手男性のリアクションも、これまでとはまったく違う手応えを感じられるようになったようです。再入会してすぐに(この調子でお見合いしていけば、今度こそひょっとして成婚できそうなんじゃないか)と、自信もついてきました。

ご入会後、7名の男性とお見合いして、5人目のお見合い相手とご成婚退会が決まりました。

今月ご成婚退会された60代女性は全員、離別経験ありで、お相手男性は初婚の組み合わせがばかりです!Y様のお相手男性様(65歳・埼玉県)も初婚の方でした。

Y様ご自身が、考え方や男性への接し方を意識して劇的に変えていけたことで、早い段階で男性の気持ちを掴むことができたので、交際期間も二ヶ月と、お互い結婚への気持ちが固まるまで、スムーズに進展していけました。

人って鏡なんだなと婚活を通して実感できました。私がいつも明るく笑顔でいると、彼も優しく大切にしてくれます。地震があった時も気にかけてくれてありがたかったです。再婚前にこういう大切なことを教えてもらえて、幸せになれそうだと思えました。

先に、男性の気持ちを掴むことに注力していくと、自然な流れで男性のご自宅や資産開示・生活費についてなどの、結婚生活する上での具体的なお話になります。男性側も漠然とした結婚生活のイメージを話すのではなく、好きになった女性に合わせて、より具体的なお話を進めていけます。成婚退会しても良い相手かどうかの判断はこの段階にならないとつかないと思いますので、男性の気持ちを掴むことが、短期の婚活成功の鍵です。ご自分に好意を持ってくれる男性の中で、好きになれそうな人を見つけるようなイメージです。もちろん、Y様のように好意を持ってもらえる努力が大切です。

結婚相談所の婚活が長引いている方、結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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