こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。
私は大型犬（ラブラドール）を二匹飼っています。大型犬がOKな男性と結婚したいんですが、難しいでしょうか？
今回、ご紹介するのは、↑のようなご希望で、ペットと一緒に婚活成功された60歳女性W様（東京都在住・再婚死別・自営業）のご成婚成功体験談です。ペットとパートナーとの結婚生活を第一に考えたW様の婚活成功のための選択についてお話していきます。
ブライダルゼルムにご入会されたきっかけ
以前、別のシニア向けの結婚相談所に登録し、パーティー会員として、婚活されたことがおありでした。それもあり、ご本人の中で「パーティーでのお相手探しは限界がある」と感じていらしたのと、とにかくペット優先の婚活であり、大型犬が二匹という限定的な条件もありましたので、結婚相談所でお見合いをおすすめしました。
2021年9月半ばにご入会。ご成婚退会は1月末で、婚活期間は約4ヶ月でした。
プロフィールに『大型犬』について書くべき？
W様のプロフィールの『お相手への希望』には、「お人柄重視。犬好きな方。」と、あえて大型犬を飼っていることは記載しませんでした。小型犬ならまだしも大型犬と書いてしまうと、出会いのチャンスが狭まってしまう可能性が高いです。とはいえ、犬が苦手な男性とお見合いすること自体も避けたかったので、このような表記をしました。
大型犬を飼っている女性の婚活のポイント
大切なのは、『犬が飼える環境か』ということです。お相手男性がマンション住まいの場合、小型犬ならOKかもしれませんが、大型犬が二匹となると、『戸建て』に住んでいる男性でないと厳しいです。
男性のプロフィールを見ながら、戸建てに住む60代男性を中心に、お見合いをしていきました。ただ、実際は、戸建てに住む男性でも、「大きい犬、それも二匹も？」と大型犬を受け入れてもらえなかったり、犬についてはクリアでも、W様ご自身が前向きになれないような男性では元も子もありません。
愛犬を第一優先で持ち家を買い替えた
そんな中、61歳男性（都内在住・再婚生別子供あり）から、お見合いの申し込みをいただきました。お相手も自営業で、定年がなく、W様ご自身も経理面で力になれる部分があり、価値観や性格は合うものの、持ち家はなく賃貸にお住まいでした。
シニア世代の婚活女性には、「男性の持ち家にお嫁にいくのが一般的」という既成概念が少なからずあります。ただ、今回のケースは、W様にも持ち家があり、結果としては、女性の持ち家を売って、お相手男性様と愛犬二匹と結婚生活が送れるご自宅を用意することに決めました。
自宅が古いのもあり、もともと、結婚したら自宅は売るつもりではいたんです。彼と結婚したいという気持ちと、愛犬との生活を第一に考えたら、自然とこうしようと思えました。
女性は、自分に持ち家があっても、持ち家ありの男性を望む傾向はあるものです。その既成概念を手放して、W様は幸せになれる選択をしました。妻の名義で家を買うことで、持ち家も妻の資産となります。結局、損をするわけでもないし、快適な新居とパートナーと、愛犬との生活を手に入れました。
ご自分とペットが、今より豊かな気持ちで幸せになるのは？と考えて、このような選択をされた女性のケースをご紹介しました。ご自身が重視する本当に必要なことや、手放せる思い・条件を、婚活をしていきながら、見出していくプロセスを歩んでいけると、婚活は成功しやすいのです。
例えば、「趣味が一緒の人」を探していたけれど、「そんなに重要な事ではなく、お互いの好きなことをたまに共有できればいい」に落ち着いたり、大卒希望だったけれど、大切なのは学歴ではなく、尊敬できる部分や知性が感じられることだった！など、手放せる何かは人それぞれ違うものです。
成婚退会後、3ヶ月後に入籍、結婚式も
お二人でご挨拶いただく予定だったのですが、ご成婚退会後、結婚・お引越し準備でバタバタしていたようで、また改めて、ブログにてご紹介させていただきます。60代カップルでは珍しく、結婚式も挙げられたそうです。何より、W様のお声が明るく、充実されているご様子がお電話口でも伝わりました。
この他にも、ペット好きな方の婚活成功体験談や関連記事は、こちらをご覧ください。：『＃ペット好き』記事一覧
また、ブライダルゼルムでは、50代・60代対象のペット好きな方向けのお見合いパーティーもございますので、ご興味のある方はぜひ、お問合せお待ちしております。
