youtube 電話 お問い合わせ

【婚活成功事例】65歳再婚女性の場合~成婚退会に至るまでのデート回数

こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

65歳女性会員S様(再婚生別子供なし・埼玉県大宮市在住)が、67歳男性様(会社員・初婚・埼玉県川口市在住)とご成婚退会となりました。

婚活期間は、2年と8ヶ月。二年目からご本人の希望で担当を私に変更し、ご成婚退会となりました。(※担当チェンジは特に珍しいことではありません。)今回、以前のブログでお伝えしました成婚退会前に確認すべきことを、S様なりのやり方でどのように進めていかれたか、成婚退会までの流れについてお知らせさせていただきます。

「成婚退会まで何回くらいデートして、皆プロポーズとなるの?」とご質問されることも多いです。交際の進め方のイメージもしやすいと思いますので、ぜひご参考していただけますと幸いです。

関連過去記事:【シニア婚活】成婚退会前に確認すべきこと~破局しないためのチェック項目5つ

2,3回のデートで相性確認はできる

婚活中のデートでどこに行った・何をしたかは、実はそこまで大切なことではありません。重要なのは、できるだけ一緒にいる時間を増やし、お互いを知り合う機会を作ることです。

女性にとって、交際相手の男性が「アリかナシか」というのは、3回デートするまでに分かるものです。デートの場所選びや、デート中の言動以外に、一緒にいない時のコミュニケーションの中で、男性に幻滅したり苦痛に感じることもあるでしょう。

ここで、無理に良いところを探そうとしすぎて、無意識に婚活疲れが蓄積されることもあります。2.3回のデートの中では、「好きかどうか」をご自分自身に問いかけるよりは、「嫌じゃない」という感覚を持てれば相性は悪くないので、良しとしてください。

私は3回ともデパートなどでランチして、ウィンドウショッピングというデートコースでした。二人共、埼玉県在住なので、池袋でデートが多かったです。

4回目のデートで少し踏み込んだお話に

彼の自宅が駅から遠いので、心配という点と、コロナの影響で6月いっぱいで退職になったことを打ち明けてくれました。特に仕事については、お断りされると思って、なかなか言えずに悩んでたようでした。

67歳で年収も600万もありましたし、何より初婚で持ち家もありますから、お金の心配はなさそうです。

はい、新たに仕事は何かしら探せば良いですし、問題なくやっていけますから。それよりも人の悪口を言わない優しい人柄や、こんなに気楽でいられる方とは会えないだろうなと感じました。あとは住居や生活面に納得できれば決めたいなと思えました。

ここで、お互いの結婚相談所間でも、交際状況の共有を致しました。

お相手男性様も、S様と同じお気持ちで、「不思議と気が合い、自然体でいられて居心地がいいんです。」と前向きな気持ちでいらっしゃると、担当婚活アドバイザーからも嬉しいお返事をいただけました。次回のデートで、ドライブのお誘いをして、周辺環境や外観を見せる機会を作ったら良いのでは、と後押ししてくださいました。

S様は、ご自分の気持ちを伝えるのが人一倍苦手で受け身なタイプです。お相手男性様も、初婚でかなり慎重に交際を進展させていかれたご様子でした。

お家も築年数が古いので驚かれるのではと、男性様が心配していらしたので、もし一緒に暮らしていけるようならリフォームをしようと考えているというお話を、S様にもお伝えして二人でテンションが上がりました(笑)

その後、男性はご自宅をお掃除したり、S様にお見せする準備と並行して、デートを重ねました。このあたりから、ランチではなく、ディナーをご一緒するようになったそうです。

5.6回のデートで環境を確認

まだご自宅は外観だけ。車で結婚後の住まいのまわりの環境を知りました。

わりと広め一軒家で、良い印象でした。私は車を運転しないので、スーパーや医療機関などの場所も、車無しで一人でいけるかの確認したいと思いました。

お二人で自転車で駅までの距離を確認したり、生活にむけて慎重に進めていかれました。

駅から少し距離があったので、電動自転車を買おうということになりました!

その他には、水族館や動物カフェのデートもされたそうです。

9回目のデートで男性のお家拝見、手料理も

スーパーの場所も確認して、食材を買って、お料理を作りました。食べながら、結婚についての現在の気持ちを話しました。

もうこの段階で、女性はいつプロポーズされてもお受けできる状態。むしろプロポーズされないと、親御さんへの報告や今後の流れの進め方も話し合っていけないくらいのお気持ちまで煮詰まりました。あとは結婚相談所同士で、男性側の良いタイミングでプロポーズして欲しいと、6月末の時点で、7月成婚退会予定の目途が立ちました。

成婚退会までのデート回数の平均は11回

週1ペースでデートしていても、この時点で、お見合いから二ヶ月は経過しているイメージです。

成婚退会までのデート回数の平均値が11回なので、結婚相談所で成婚退会されるシニア世代のカップルの中でも、ごく一般的なペースで進展してまとまったケースと言えます。このようなお付き合いの流れのイメージをしていただけるとよろしいかと思います。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

プロフィールページ

ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

amazon書籍販売ページ