youtube 電話 お問い合わせ

【見合い成立数UP】『微妙なプロフィール』のお相手とのお見合いもあり~成婚退会された63歳女性の事例

こんにちは。東京・銀座で31年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

たまに、結婚相談所のプロフィールでも、「何でこんな写真を使ってるの?」と思うようなお見合い写真や、自己PRも相談室からの推薦コメントも殆ど何も書かれていない、内容が薄いプロフィールの方がいらっしゃいます。

ご高齢の方ほどその傾向は高く、そんな今一つ惹かれないプロフィールを見た側は「お見合いすべきか、プロフィールから判断できない」・「婚活意識が低いから、こんな適当なプロフィールなのかな」こんなふうに思ってしまいます。

今回は、

  • 微妙なプロフィールのお相手から、お見合いの申し込みをいただいた
  • 申し込みしようか検討中だけれども、プロフィールが微妙で勇気がない

このような方向けの記事になります。

そもそもなぜ適当なプロフィールが存在するのか

見る側が予め理解しておくべきなのは、『お見合い写真の素敵さとプロフィールのコメントや相談室PRの文字数の多さ=ご本人の婚活のやる気』ではありません。結婚相談所によりけりという事です。

スタジオで撮影されたお見合い写真は、費用をかけ、服装やヘアメイクなどプロの手でスタイリングされているので、当然素敵な仕上がりです。そんなプロフィール写真と比べると、スナップ写真や、結婚相談所の事務所内で撮影されたようなお写真、証明写真ボックスで簡単に撮られたお写真は、見劣りしてしまうでしょう。シニア世代の男性は、特にこのようなお見合い写真を使用される方が多いのも事実です。

お写真以外、自己PRや相談所コメントについても、婚活するご本人のプロフィールの「魅せ方」は、活動している結婚相談所によるところが大きいです。きっちりプロフィールを作りこんで、会員様の良い所をPRしている結婚相談所もあれば、非常に情報量が少なく、人柄や個性が一切分からないプロフィールの結婚相談所もあり、差があります。

例えば、「プロフィール用の本人メッセージを書いてください」と、結婚相談所側が会員に指示しても、ご本人が「よろしくお願いします」ぐらいで良いと思っていたり、他の同性のプロフィールがどのように書かれているかも分からないので、自分自身のプロフィールの薄さが比較できない状況もあるでしょう。

また約20年前の結婚相談所では、現在のようにインターネットでプロフィールを検索するシステムではなく、1ページ20名弱のプロフィールが掲載されている紙媒体から、お相手選びをしていた時代です。当時は、プロフィールの掲載スペースの都合上、文字数制限があるため、長文のPRは掲載できませんでした。その名残が、そのままの結婚相談所もなきにしもあらずなのでは・・・と想像しています。

いずれにしても、魅せ方が不十分で、人柄や個性が全く伝わらないプロフィールで婚活をしてしまっているので、損をしている・もったいない人なわけです。

ほぼ空欄なプロフィールの男性とご成婚!~63歳女性様の婚活成功体験談

「よくこのプロフィールの男性のお見合い受けましたよね」と、改めて私が言葉にしてしまうほど、内容が激薄なプロフィールの男性とご成婚退会された63歳女性様(埼玉県在住・再婚生別・パート)の事例をご紹介します。

お相手男性様は、本人コメントも相談所からの推薦コメントも空欄で、お見合い写真もいつ撮ったか分からないような、古い印象もありました。正直、同じ男性から、弊社の女性会員様に4名お申込みをいただいていたのですが、お見合いをお受けしたのは彼女だけです。

前述したような理由から、もったいないプロフィールである場合もありますし、このようなプロフィールの男性からお見合いの申し込みをいただいた際に、「会って判断してみるくらいの勇気やライトさも大切ですね」とお話しておりました。

なぜお見合いを承諾されたかというと、

活動期間の終わりが迫ってて焦っていたのが大きいです。とりあえずあれこれ考えずに、何もわからないんだから、会ってみよう!それから考えよう!と、お見合いチャンスを増やしました。

ところが、実際会ってみたら、「意外にも何もかも良い」印象だったようです。

しかも、お見合いもそんなに成立しないからなのか(あのプロフィールじゃそうかも・・・)交際も前向きで一生懸命で、結婚後の生活の話など、早い段階から先々の話まで出来ました。

3回目のデートで男性のご自宅を見に行き、「意外に綺麗で良いお家に住んでる」と、さらに好印象になったのと、彼女のために手料理まで作っておもてなししてくれて、とても楽しく過ごせました。それ以降は、トントン拍子に交際が進展し、様々な懸念事項をすり合わせして、6回目のデートで成婚退会となりました。

「微妙なプロフィールを発掘するほど暇じゃない。そんな手間をかけたくないから結婚相談所で婚活をしてるのに・・・」このように思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら、連盟やネットワークを利用している結婚相談所で活動している以上、実際にIBJだけでも約4000もの結婚相談所があり、色々なプロフィールを目にします。

つまり、結婚相談所と言えど、プロフィールの魅せ方は千差万別であり、もったいないプロフィールでも会ってみる勇気やライトさを持てる方とそうでない方では、自然と出会える数も変わってくるでしょうし、婚活の結果にも差が出てきます。

根気のいる事だとも思いますし、中にはがっかりする残念なお見合いもある事もあります。情報量の少ないプロフィールほど、お見合い履歴もない可能性が高いので、私共も何もおすすめポイントが把握できていない場合もあります。

今回、ご成婚退会が決まりました65歳の女性会員様は、結婚するために、微妙なプロフィールからも発掘していくハードルを乗り越えて、ご縁を掴みました。お見合いの成立数でお悩みの方は、そういったプロフィールにも目を向けてみると良いご縁があるかもしれません。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

プロフィールページ

ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

amazon書籍販売ページ