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海外在住の方の婚活の進め方~パリ在住62歳女性のケース

こんにちは。東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。

今回は、ご成婚退会が決まりました『62歳女性:Y様』の婚活体験談をご紹介します。

ご入会当時は61歳、2022年7月にブライダルゼルムにご入会いただきました。なんと現住所は、フランス・パリ。以前、ブライダルゼルムでご成婚退会された、パリ在住の女性の方のご成婚体験談を見て下さって、ブログからご入会いただいた会員様です。

海外で生活しながら、婚活中のシニア世代の方もいらっしゃるんです。そんなY様の婚活はどんなものだったのか、結婚相談所の婚活成功体験談をご紹介します。

女性:Y様(62歳/フランス・パリ在住)
・再婚生別子供なし
・日本語講師

お相手男性:N様(69歳/滋賀県在住)
・再婚死別子供あり
・嘱託社員

NNR加盟店の会員様とご成婚が決まりました

海外在住の会員さんもいらっしゃるんですね!?

はい。海外同士でオンラインでお見合いする事もありますよ~。

立花さんとは実際に会ってカウンセリングをしたんですか?

はい、これまでに担当した海外在住の方も、すべて直接お会いさせていただきました。やっぱり担当するからには、実際に会ってみないと私自身も分からないことが沢山あります。

海外在住の婚活の進め方~パリ在住62歳女性のケース

Y様は、再婚を機に、長い間生活していたパリから離れ、日本で生活したいと考えていらっしゃいました。日本に滞在中は、愛知県名古屋の親戚のお宅にいらしてたので、お見合いは東海・関西エリア在住の男性を中心に、日本滞在中は対面で、パリに戻っている間はオンラインで進めていきました。

初対面は、私の「パリジェンヌ」イメージがそのままという感じの。お上品で洗練されたお洒落な女性!という印象でした。

活動中、クリスマスのパリの美しい写真を送ってくださいました。

ご成婚相手とはオンラインお見合いからの出会い

ご成婚相手のN様とは、日本滞在中ではなく、すでにパリにお戻りになった後で、オンラインでお見合いをしました。交際が成立したものの、時差も物理的な距離もある状態。LINEやビデオ通話でコミュニケーションはとっているものの、「進展させるのは無理じゃない?」と気持ちも下がってきてしまいました。

お相手男性を素敵だなと思ったところ

ご自宅が京都から近く、老舗の会社に大学卒業以来お勤めで、アンティークや歴史が好きな私と合うなと思ったのと、アクティブな趣味が多い方だったのも、素敵だと思った点です。

思い切って来日!

このままでは良くないと思い、再度日本へ来日を決意しました!一週間ほどの短い滞在スケジュールでしたが、やっと対面でお会いすることができました。
二回目のデートで、滋賀まで出向き、彼のご自宅周辺の環境も見ることができました。滞在中に会えたのは二回だけ。今後どうなるのか分からないままだったので、別れる時間になった時に、「結婚してください」と言ってくれたんです。

パリへ帰国後、結婚準備

プロポーズをお受けしたものの、これからの進め方はまだ何も決まっていない状態で、何から始めたら良いのだろう?と手探り状態。また、成婚退会のタイミングも分からず、アドバイザーに相談しました。3月上旬の事でしたので「3月には成婚手続きできそうですね」と言われて、最初は戸惑ってしまいました。

月末くらいを目途にして、諸々の事を話し合っていけたら、方向性も分かってYさんも安心だろうということで、そのようにご提案しました。

どんな事を話し合っていかないといけないかというと、具体的には、

  • 日本へ引っ越せる時期
  • 引っ越し手続きや郵送の手配
  • 荷物の相談
  • 帰国の飛行機の手配
  • 職場へ退職準備

大きく取り上げただけでも、このような事をクリアにしていかないと、成婚退会へと進めていけません。

当初は準備期間を3ヶ月くらいとイメージされていましたが、コロナの渡航制限の緩和もあり、航空券の手配も一苦労だったようです。チケットがとれたのが、7月7日の七夕というのも運命的でした。

当然ですが、海外在住で婚活している方は、日本に住んでいる方同士よりも、相談しなければならない事が多いので、ずっとエネルギーが必要です。渡航費や、成婚が決まった後も荷物の輸送費など、婚活費用も、通常より別に想定しておかないといけません。

もし、日本国外にお住まいの方で婚活を検討されている方は、そこまでイメージして、婚活していく想像力を持って進めていきましょう。

文化の違いが心配だった

Y様が心配されていたのは、『食生活』についてです。

朝食からしっかりお味噌汁や和食を召し上がる人だったらどうしよう・・・と、彼に聞いてみたら「コーヒーだけ」というので安心しました。

お食事も3食用意するのは大変ですし、「夕食だけは二人で」とか、工夫して生活しながら決めていったら良いと思いますよ♪

また、お食事とお酒を楽しみながら会話を大切される所も、Y様とぴったりで、今は色んな事を話し合っていくにつれ、「少しずつ不安が消えていくと同時に、彼への信頼感が増してきて、ここへ来てやっと成婚の喜び感じています」こんなお気持ちでいらっしゃるようです。

アドバイザーから見て、「バランスが良さそうで素敵」と感じた点は、お二人が対照的なお人柄だった所です。女性は海外生活が長い故、ストレートにご自分の意見を言うタイプでありながら、ちょっぴり天然でかわいらしいお人柄をされています。男性は、京都人らしくやんわりお話される方でした。男性N様も、そんな所が「素直で裏表がなく面白い」と魅力的に感じられたようです。

海外在住でありながらも、婚活を成功させた62歳女性会員様の体験談をご紹介しました。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

2024.5月追記:結婚式をあげました

同居・入籍をしてまもなく一年になりますが、先日結婚式を挙げられたそうです。「結婚式をしたら改めて夫婦になった実感が湧きました」とのことでした。お幸せそうで何よりです!

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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