こんにちは。東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム代表のアドバイザー立花です。
今回の記事は、
- 交際中の男性から結婚の意思表示があるのに迷っている。
- このまま成婚退会するのが踏ん切りがつかない。
このような女性の方向けの記事となっています。
「自分と成婚退会したいと思ってくれる男性が現れた!もう婚活のゴールが手の届く所まできているのに、成婚退会して大丈夫?他のシニア世代の女性会員の皆様はどんな感じなの?」
成婚退会前に不安を感じているのであれば、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
不安になるのは当たり前
結婚は自分の人生を左右する大きな出来事。50代・60代になっても、マリッジブルーになる方は一定数いらっしゃいます。結婚相談所の婚活は、決められた交際期間内に、成婚の意思を決めなくてはならないものです。付き合いも浅い状態ですので、正直なところ、不安は挙げればキリがないです。
- 一緒に生活してやっていけるのか
- 環境が変わること
- 交際中に分からなかったことが発覚するのではないか
- 結婚相談所を離れて、二人で進めていくことの不安
- 成婚退会後にだめになったらどうしよう
- 入籍して離婚したらどうしよう
特に、熟年結婚でもどちらとも『初婚』同士である場合は、お互いに初めてのことを経験していくわけですので、お相手だって当然不安な筈です。
ご本人の性格の問題もある
新たな一歩を踏み出すのは、誰でも不安なものですが、ご本人の性格の問題という場合もあります。親や友人など、第三者の後押しがないと物事を決められないタイプの方もいらっしゃいます。
また、過去の経験がトラウマになり、信じて裏切られたくない・失敗したくないという思いから、決断できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
性格的に、自分が決断するための後押しをアドバイザーにしてもらいたいから、結婚相談所に登録したとしても、「この人だったら絶対に大丈夫」という保証は何もありません。先の事はどうなるか分からないですし、ご自分自身の結婚生活を上手くための努力は一生していくものでもあります。
そのような方は、「この人とこの先一緒にいたいのか」など、シンプルに自分に問いかけてみるのが良いのではないでしょうか。
今はまだ、恋愛感情や愛情といった特別な感情は持てなくても、「こんなに大切にしてくれる男性はもういないだろうな」「相性が良くて気楽だな」と安心感を感じられたら、踏ん切りをつけるべきと思います。
成婚退会が不安な方へのアドバイス
大切なのはお相手を信頼して飛び込む勇気を持つことと、「この人と結婚して幸せになるんだ」という覚悟ではないでしょうか。
幸せにしてもらうのではなく、「二人で幸せになるために努力する」という覚悟を持って婚活されている女性は、決断を迷うことはありません。
結婚相談所の出会いは、「結婚に向けての話」をしっかりして成婚退会するので、一般的な出会いとは流れも違います。
生活環境などのチェック項目はクリアできても、踏ん切りがつかない女性は、結局後になって後悔してしまう傾向もあります。その事例をご紹介していきます。
半年交際しても決断できなかった60代女性のケース
- お相手の男性はいい人という事は、交際中に理解できた
- でも自分よりもレベルが低い男性と感じていて、内心、妥協すべきか悩んでいた
- 男性は持ち家を売って新居を用意するとまで言ってくれた
- まだ交際したい気持ちはあったが、半年経過したので、ルール通り交際終了になってしまった
これって『覚悟』が持てなかった典型的なケースでもあります。男性の気持ちをここまで掴むことができたのに、ぎりぎりまで引っ張って、決めきれずに交際終了は「もったいないな」と思いました。
気になったのは、「自分よりレベルが低い男性」と感じていた点です。
自分よりレベルが高いと考える男性に選ばれないのが現状なら、それも仕方ない事で、妥協ではなく、妥当と受け入れる事も大切ですね。自分の事を好きになってくれる男性の中で選ばないといけないですから。
結婚相談所の交際期間は最長6ヶ月なので、交際終了か、成婚退会して結婚相談所を介さずに二人でお付き合いしていくか、を考えながら交際を進めていく必要があります。この時点で結論が見えなそうなら、仕方ないですね。
時間が経過して、「やっぱり」と思えたお相手なら、復縁というケースもあるので、こういう場合は白紙にした方が良いです。
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まとめ
女性の婚活で最も苦労するのは、男性の「結婚したい」という気持ちを引き出す事です。勇気を出して結婚相談所に入会したものの、いざそれが現実に起こった時に、二の足を踏んでしまわないように、婚活を成功させてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。