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【仮交際】交際人数の目安は3人まで~無理のない婚活の進め方

こんにちは。東京・銀座で31年、ブライダルゼルム代表のアドバイザー立花です。

結婚相談所のお見合いで、仮交際が成立した際は、複数のお相手と同時進行をしていきながら、お互い知り合っていき、相性を良いのか・進展していけそうなのかをみていきます。

しかしながら、「早く結婚したいから、できるだけ仮交際中の人を増やして頑張らなきゃ!」こんな意気込みが空回りしてしまって、結局どの人とも進展しない・・・このような状況になってしまう方も見受けられます。

今回は、

  • 仮交際は、何人くらいまでを目安にしたら良い?
  • 仮交際の人は多ければ多いほど良い?
  • 仮交際の相手が多すぎると、どんな失敗をしやすい?

こちらについて、解説していきます。特に、結婚相談所で婚活をスタートしたばかりの方は、仮交際へ進んだ際のスケジュールのイメージがつきやすいと思いますので、ぜひご参考にしていただけますと幸いです。

仮交際は3人までが目安

結婚相談所では、ルール上、交際人数に決まりがあるわけではなく、何人でも仮交際は可能です。とは言え、結論から言うと、仮交際相手は多くても『3人』までにしておくべきです。なぜかというと、仮交際相手が増えれば増えるほど、結婚チャンスが多くなると思いきや、マイナスな面も出てきてしまうからです。

例えば、仮交際相手が3人いて、お見合いの予定がある方で、カレンダー通りの休日スタイルでしたら、

  • 土曜日:お見合い+デート
  • 日曜:デート+自分の休息時間や予定

このような感じで、週に二回のお休みは、婚活中心のスケジュールになる筈です。お相手の都合もあるでしょうし、土日のお休みでまわしきれず、平日の仕事後のデートや、翌週のデートにまわさないといけない状況になってしまいます。

すでにお仕事をリタイアされて、時間にゆとりがある熟年世代の方でも、一週間に3人とデートするのは、かなり大変なのではないでしょうか。

仮交際相手が多いと交際が雑になりやすい

「自分は不器用なので、精神的にいっぱいいっぱいになってしまうだろうから、同時進行はできるだけ避けたい。」このようなタイプの方と、仮交際相手が多い方とでは、デートの重みも変わります。

「仮交際が多い方が安心」と考える女性も多いのではないでしょうか。でもそれは間違い。効率良く婚活しているつもりでも、結局どなたとも向き合ったお付き合いができないまま、中途半端になってしまう事も起こり得ます。

具体的にどんな失敗をしやすいかというと、

  • 名前の呼び間違い
  • 誰と話したか話題を混同しやすい
  • メールの送信ミス
  • デートのスケジュール調整の難しさ
  • 気持ちが散漫になりやすい

仮交際を同時進行する際は、『器用さ』が求められます。こちらは、対交際相手だけではなく、結婚相談所のアドバイザーに対しても求められる事です。

交際人数が増えても、一人一人丁寧にお付き合いを進めていくことを意識しましょう。それが出来ない方は、時間がかかってもお見合いをセーブしたり、ペースダウンした方が無難かもしれません。

結婚相談所で活動を始めたばかりでしたら、ご自身に無理のないペース配分も、手探りになります。実際に婚活を進めていく中で感じられる筈ですので、アドバイザーと相談しながら進めていきましょう。

自分本位のスケジュールにならないように

また、お相手の都合と上手く予定が噛み合わない場合、代替日が出しにくい状況は好ましくありません。「忙しい人なのかな」「気軽に誘いにくい」このようなマイナスな印象を持たれてしまう事もあるでしょう。自分の『空き時間』に「合わせてもらう」予定の立て方になってはいないか、気を付けたいところです。

ハイステータス男性狙いの女性は特に注意が必要

高収入なハイステータス男性は、基本的に忙しいので、テンポ良くデートの約束ができる女性や、自分の予定に合わせてくれる女性を好みます。条件的にライバルが多い男性をターゲットにしているのであれば、それを理解した上でお付き合いを進めていく必要があります。

何人ものハイステ男性と仮交際している女性が、最初に失敗しやすいポイントでもあります。

「もっといい人がいるんじゃないか」こんな欲も出てくるのではないでしょうか。仮交際中の人が多い=お見合いも沢山できるという事ですから、その状態が通常モードになってしまわないように、セーブすることも大切です。

仮交際中の人が多いと寛容になれない

仮交際中の人が何人もいると、お相手に対して寛容になれない部分も出てきます。ちょっと気に入らない事があると「はい、次」と言った感じで、即対象外にしてしまいがちです。「この人はダメだから、あの人にしよう」こういう考えは、選ばれる前に自分が選んでいる状態を、無意識に作ってしまっています。

また同時進行中の交際が多いと、すぐ次の相手に気持ちを切り替えてしまうため、「なぜうまくいかなかったのか?自分自身に何か足りない部分はなかったのか」と、自分自身がその交際を振り返り反省する時間を持たず成長ができない・・・こういう事も起こります。

まとめ:仮交際中の人が「多い」と感じたら

実際に結婚相談所で婚活してみると、器用に仮交際相手と同時進行していくことは、思ったよりも大変ですし、ご本人にとっても負担になるのではないでしょうか。

アドバイザーから「ちょっと仮交際が増えてきたので、お見合いの申し込みはストップ」「お付き合いに集中してみては?」こういったアドバイスを受けた時は、少し納得がいかなくても小休止してみることが大切です。

他社の結婚相談所からお乗り換えされた方や、掛け持ち中の方・婚活経験が長い方は、早く結婚したいという思いから、一人一人と向き合うことを忘れてしまいやすいので、意識して婚活を進めていきましょう。

仮交際2名・お見合い予定1名で十分忙しいです。この入れ替えくらいのイメージで進めていきましょう。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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