こんにちは。東京・銀座で31年、ブライダルゼルム代表のアドバイザー立花です。
50代からのシニア世代の婚活では、大半の女性が男性の持ち家に入る形になりますので、交際中に、男性の自宅の様子や環境を知っておくことはとても大事なことです。
逆に、住環境の部分がクリアされないと、女性は安心できず、成婚退会への踏ん切りもつかないのではないでしょうか。
今回は、
- 男性の持ち家に行くタイミング
- どんなところをチェックしたら良い?
- 失敗例や、持ち家についての考え方
こちらについて解説していきます。男性の方も、交際相手と現実的なお話になった時に、参考になる事も多いと思いますので、ぜひ読み進めていただきたいです。
男性の持ち家に行くタイミング
こちらについては、特に決まりはありません。持ち家をチェックしない事には、真剣交際は考えられないのか、女性自身のご判断になります。
いずれにしても、交際中の会話の中で、持ち家について想像できるヒントは散りばめられているはずです。上手く聞き出したい場合は、遠回しにさりげなく情報収集をしていく必要があります。
「何平米ですか?」「部屋はいくつですか?」「駅から何分ですか?」このようにダイレクトに質問するのではなく、機転を利かせながら探りを入れていく会話のテクニックを身に着けてらっしゃる女性は、持ち家をチェックしなくとも、安心して真剣交際に進みます。
具体的にどのような会話をしたら良いのか、こちらについてはマニュアルはなく、回答も違います。アドバイザーに相談して、交際相手に合わせてのコツを学んでいきましょう。
また大前提として、男性が前向きな気持ちでないと、「家に来る?」とはなりません。男性にまだその気がないのに、自分が相手をジャッジする材料集めに、「家に行ってもいいですか」と先走らないように、男性の気持ちを掴むことに注力しましょう。
男性の持ち家に行った際のチェックポイント
「快適に結婚生活を送れそうか」を見るために、3つのポイントを意識しましょう。
①古さ
築年数ではなく、ある程度の手入れがされて整っているか、生活のしやすさを実際に見てください。水回りや壁紙など、気になった所があった場合は、リフォームやクリーニングの相談の余地はあるのかを、最低限の部分で確認しましょう。
②まわりの環境
車がないと生活できない場所だった場合、免許がない女性でしたら、自転車かバスを使わないといけないので、難しいと感じるのではないでしょうか。駅からの距離や、スーパー・病院など、不便な場所ではないのかは、シニア世代にとって大切なポイントです。
③自分の荷物との収納バランス
ご自分が引っ越してきた時の『お嫁入り道具』や収納スペースを考えながら、断捨離も一緒に相談して進めていくようにしましょう。
「家が全然片付いていなかった!」とお断りする女性と、「居心地の良い居場所を自分たちで作る」という考え方ができる女性は、婚活期間も差がつきます。
また、いつでもパートナーを迎える準備が予めできている男性は、決して多くはありません。お相手ありきでないと行動できないので、そういう意味でも、いかに男性の気持ちを掴むかが重要になっていきます。
持ち家を見てから逆に男性に断られたケース
男性が交際相手に自宅を見せる=結婚に前向きという事です。女性が自分との結婚生活をイメージしやすいように、自分のお家を見てもらっているにも関わらず、男性の気持ちが冷めて「交際終了」になってしまうのは、どんなケースでしょうか。
O様(60代男性)場合
交際相手を自宅を見せた際に、女性に「システムキッチンにしてほしい」「段差が危ないからバリアフリーにしたい」「間取り自体を変えたい」など、色んな事を提案されて、すっかり気持ちが萎えてしまいました。このような感じで、女性の要望が大きすぎる場合、もちろん経済的には問題ない男性でも、「応えられない」と引かれてしまいます。
全て自分の思い通りにしようとはせず、お二人で相談してすり合わせていくようにしましょう。また、実際に結婚生活を送っていきながら、必要な改善をしていけば良いので、最初からあれこれ変えていこうとする必要もないかと思います。
まとめ:シニア婚活は住環境が大切なポイント
お人柄や相性はとても良い男性だったのに、住環境がネックとなり交際終了になってしまう、というケースも珍しくありません。シニア世代の婚活女性にとって、それほど二人が生活する家は、結婚を決める大切なポイントです。
もし、交際相手の男性の持ち家を見に行く機会がきた時は、今回解説した3つのチェック項目や、住環境についての考え方をご参考に進めて、良いご縁を掴んでください。
結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。