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婚活相手に旅行に誘われた時の対処法~相手の本気度を確かめて成婚した65歳女性のケース

こんにちは。東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。

ブライダルゼルムが加盟している連盟のルールでは、『肉体関係を持つ事=成婚退会』となる以外、外泊や旅行も、成婚退会前は禁止です。もし交際終了後に、内緒で旅行に行ったり、肉体関係を持ったことが発覚したら、交際終了された側であっても、ルール違反をした事になるので、ペナルティが発生してしまいます。

もし婚活相手に旅行に誘われたら、女性はどうしたらいいでしょうか?「まだ出会ってまもないのに、そんなに簡単に旅行に誘ってくるなんて、いやらしい!即お断り」と大半の女性は思うでしょう。でも、お断りする前に、男性が『遊び目的』なのか『本気』なのかを確認してみることをおすすめします。

今回は、仮交際がスタートして男性に旅行に誘われたのをきっかけに、ご成婚退会された65歳女性のケースをご紹介します。

旅行に誘われた時の対処法~65歳女性のケース

「初デートが終わって、LINEでやりとりしていたら、温泉に誘われたんです。」

女性会員K様から、このようなご相談をいただきました。交際相手とのLINEのやりとりが分かるようにスクリーンショット付きで、男性に返信する前に、アドバイザーに連絡してきた次第です。男性は70歳でも、まだ現役でお仕事をされている会社経営者。「ずいぶん急なお誘いですね」と驚きました。

こういう経営者タイプは、決断力もあるし、早く結婚したいと思っての発言かもしれないから、ここで即お断りするとご縁を逃すかもしれない。

男性の本気度を確かめるために、「初めての2人の旅行だから、記念になるような旅行にしたいですね」と、前向きなお返事をするのと、「まだ二回しかお会いしていないのに。旅行に行ったら成婚になっちゃうけど、私で良いんですか?」このように聞くようにアドバイスしました。

ここで、もし男性が遊び目的でのお誘いだったら『成婚』という言葉に引いてしまう筈です。結婚相談所に報告するのを嫌がり「それは旅行後でいいんじゃない」と、後回しにしようとしたりうまくかわして逃げようとするでしょう。

K様はアドバイス通りに男性に返信しました。するとお相手男性から「Kさんが、私のプロポーズを受けてくれるなら、喜んで成婚です。仕事で色んな人を見てきたので、一度会えばだいたいの事はもう分かります。あとは私の努力でなんとかなります」という回答がありました。

K様には、自分も結婚相談所に報告する事を伝えるのと、できるだけ旅行の日取りを先に設定するようにアドバイスしました。男性側も、早速所属する結婚相談所に成婚の意向を伝え、スピード成婚となりました。

結局、旅行に行くまでにデートを重ねて、お互いをより深く知り合うこともできましたし、ご成婚退会されて約二ヶ月経ちますが、すでに同居生活にも慣れてきたご様子で、楽しそうに過ごしていらっしゃるようです。年内までいくつか旅行の予定をたて、なんと婚約指輪と結婚指輪までいただいていました。

婚約指輪と結婚指輪~女性会員K様より

男性の本気度を探ってから交際終了するか判断すると良い

K様のように成婚退会前に、男性に旅行やお泊り誘われたらそこで『即交際終了』と判断するのではなく、アドバイザーにまず相談してみることをおすすめします。曖昧な返事や「旅行なんてとんでもない」と否定してしまったら、男性も諦めて上手くいかなかったでしょうし、今回のような、男性側の誠実な対応を引き出せませんでした。

また、男性に成婚の意思があったとしても、女性が決断できない場合もあるでしょう。条件面や人柄・相性の良さを感じていても、肝心な覚悟が決まらない場合は、女性側もこの流れに乗ることができないため、温度差やタイミングが原因で上手くいきません。アドバイザーと相談して「何が不安なのか」考えを整理していきましょう。

反対に、結婚相談所のお見合いでは、それが合致すれば、このようなスピード結婚もレアなケースではないという事です。

まとめ

今回のK様のような成功事例も、結婚相談所の交際サポートならではだと思います。「こんな時、どうしたらいい?」と迷った時に相談できる環境は、マッチングアプリや婚活パーティーなどの『セルフ婚活』にはありません。そして、シニア世代が婚活を成功させるには特に重要な事だと考えています。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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