こんにちは。東京・銀座で31年、ブライダルゼルム代表の立花です。
結婚相談所で婚活中の50代・60代女性の方向けの記事です。
- お見合いはできる。仮交際へも進むが、2,3回のデートで交際終了になり、続かない
- 交際相手に他に本命ができて交際終了されてしまう事が多い
- キープしているつもりが、キープされていた
このようなお悩みを抱えている女性も、多くいらっしゃるかと思います。
どうしたら、本命になれるのか?本命女性に選ばれて成婚退会する人は、どんな行動を取っているのか?こちらについて、解説していきます。
婚活が長引く危険なパターン
そもそも、このようなお悩みで婚活が苦戦している女性は、お見合いや仮交際など、婚活の動き自体はコンスタントにある状態です。
大半が、高収入な『ハイスペック男性』狙いで、理想を追い求めています。ハイスペックな男性とコンスタントにお見合いのチャンスが持てるような、若い頃はさぞやモテてきたであろう美人さん系に多い傾向です。
このようなタイプの女性にとっては、結婚相談所のシステム自体が、好条件の男性と出会える有効な出会いのツールではあります。しかしながら、それなりに活動の動きがあるので、婚活が長引いてしまっても、本命になれない現状を客観視しにくい。実は危険なパターンでもあります。
だから、単純に「男性の希望条件を下げましょう」という事ではなく、その前に、自分に足りないことは何か?と振り返ってほしいと思います。今回ご紹介していく事の中で、「当てはまっている」と感じた事がありましたら、すぐに意識して、ご自身の活動に取り入れていきましょう。
①自分自身が『本命』を絞れていない
仮交際中の人が多すぎて、『とっちらかしている』事はないでしょうか。なまじ出会いのチャンスが多いだけに、中途半端なお付き合いをしてしまうのは、自分の優先すべき本命が絞れていないからです。
週1ペースでデートを進めていくのが理想的。デートの日にちの間隔も、2,3週間に一度ペースになってしまったり、ピンポイントで日程を提示すると、相手側も「他にも交際相手がいるんだろうな」・「忙しい人だから進展は難しいだろう」と気持ちが下がってしまいます。
お見合いでは、好印象を持たれ、仮交際が成立したのに、そうこうしているうちに、相手側が本命と出会って「別の女性と真剣交際に進む事になったので、交際終了」。このような悪循環を繰り返している場合は、『お見合い予定1名+仮交際2名』を目安に、それも週1でまわしきれない場合は、ご自分が一人一人ときちんと向き合える人数を考えて、整理していきましょう。
真剣交際になるまでは、同時進行はお互い様であっても、それを男性に感じさせるのは、女性にとってはマイナスです。多忙なハイスペック男性が相手でしたら、女性が会える日を合わせる事も大切です。
会えない間は、電話やLINEでやりとりをしていく中で、距離感を縮めていくものでもあります。仮交際が多いほど、マメさや器用さも求められます。60代以上で、年金生活で時間的な余裕がある方でしたら、それも可能ではありますが、仕事をしながらの婚活で、そこまでの対応できる人がどれくらいいるのか疑問です。
交際がダメになったらどうしようと不安で、保険を作りたいのは理解できます。便宜上の仮交際を増やしているだけで、全然キープになっていないんです。
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②承認欲求が強いプロフィール
プロフィールの情報量の多さも気になります。お見合いという特性上、プロフィールを見て興味を持ってもらわないと会えないので、経歴やこれまでのライフスタイルを盛り込みすぎて、「私は会う価値がある人」アピールが過剰な傾向がないでしょうか。
ハイスペック男性が求めるのは、同じくハイスペックな女性というわけではありません。いかにも贅沢好きで、お金がかかりそうな女性はNGです。例えば、
- 海外在住経験
- 世界各地に旅行に行った経験
- 元夫のすごい職業
- 親族の学歴
- 華麗なキャリアや資格
など、キラキラしたイメージを連想させるキーワードは、プロフィールに多用しない方が、先入観を持たれないと思います。プロフィールは、華々しい過去を事細かにPRする必要はなく、これからの結婚生活をポジティブに想像できる作りこみが大切です。
③家庭が想像できない華やかなイメージ
どんなに料理上手で尽くすタイプの女性であっても、「恋人やデート相手には良いけれど、奥さんタイプじゃない」と男性に思われてしまう=婚活と考えたら、イメージ戦略は失敗です。意識的に、家庭的な外見や振舞いをしてみましょう。
例えば、見た目が、顔立ちが派手なタイプの女性でしたら、メイクを控えめにしてみたり、「けばい」服装ではなく「清楚」を心がけたいです。
作ったお料理の写真や、節約上手なアピールに、シニア男性は弱いです。デート場所に大衆的なお店を提案してみるのも有効です。ハイスペックな男性は、高級な場所に気後れしないけれど、大衆的な場所でもOKという、気さくさや普通さがある女性を好みます。
④隙が無い・安らげない印象を持たれる
『デキる女性』のイメージを持たれやすい人は、『お茶目な抜け感』を意識したいです。「ご立派すぎて、自分と不釣り合い」と男性に気後れさせないように、実はおっちょこちょいな一面や、「本当は頼ったり甘えたいのに、甘え下手なんです」と言葉にするのも有効です。
例えば、黙っていると、不機嫌に見られる事が多い女性でしたら、意識的に口角を上げて、にこやかな表情をする。言葉をはきはき話さないように、少し語尾を柔らかく伸ばすなど、女性らしい柔らかさを持たれるようにしたいです。
⑤受け身の交際はやめる
若い頃から、男性に積極的にリードされてきた女性でしたら、これまでそうしてきた誘われ待ち・連絡待ちの、受け身の価値観を捨てましょう。
女性の婚活は、まだ好きになれるかわからない男性に対して、ちょっと頑張って振舞い、好きになってもらったら、その中で好きになれそうか相性を見て、結婚相手を選べると、早く決まります。
男性も、恋愛経験が豊富な人ばかりではないので、デートの後は、「楽しかっただろうか。お断りされるだろうか」と不安な気持ちです。
本命女性は、デートの時に男性が手応えを感じられるような豊かな感情表現をして、しっかりとお相手を満足させてあげています。「今日は楽しかった!次はいつ会える?」と、自分から誘うことも怖がりません。ちょっとした配慮で、一緒にいる安らぎを与えて男心を掴んでおります。
本命になれない女性は、結局、プライドが高く怖がりなのです。自分から誘って、男性から思ったような反応を引き出せなかった時に、傷つくのが嫌だから、つい受け身な交際をしてしまうのではと思います。
まとめ
婚活は、結婚相手を探す活動ですが、結婚相手に選んでもらうための活動でもあります。
また、ライバルが多いような、「誰もが会いたい」相手を対象にしているから、苦労してしまう面もあります。そんな男性と、お見合いのチャンスがあったり、仮交際へ進めるのは凄い事ですが、だから『苦戦して長引いている』という状況を理解しましょう。
希望条件を下げる前に、今回を挙げた事が全てできているのか、自分自身が変わることや、足りないことはないかを考えてみてください。
結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。