こんにちは!東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。
女性と違い、バッグもファッションの一部として、コーディネートを考える男性は、シニア世代では少数派ではないでしょうか。婚活では大切なのは『清潔感』であって、お洒落すぎる男性は、逆に女性に引かれてしまったり、正直なところそこまで気を遣う必要はありません。
結婚相談所のお見合いでは、男性は、基本スーツ・もしくはジャケパンスタイルという、ドレスコードがあります。自然とバッグもそれに合ったものをチョイスするべきです。しかしながら、お見合いパーティーでは服装は自由なので、バッグで印象の差が出やすいのです。パーティー会場で受付をする際に、意外と女性は鞄を見ています。
今回は、シニア世代の男性のバッグについて、
- 結婚相談所のお見合いやパーティーで、女性に敬遠されるNGなカバン
- 50代・60代男性のバッグ選びのポイント
こちらについて解説していきます。特に定年退職された『リタイア組』の男性は、つい機能性を重視したものや、現役時代から使っていたものをそのまま使っていたりする傾向があるので、少しの意識で女性からの印象がアップする筈です。ぜひご参考に、読み進めていただけますと幸いです。
①使い古されたカバン
バッグの種類はどうあれ、見るからに使い倒してきたのが明らかな鞄。持ち手がボロボロだったり、全体的に変色していたり、ボロボロな状態でもなお、使い続けている男性を見かけます。
特に60代以降になると、人との関わる機会が少なくなるので、お洒落や持ち物に意識がいきにくくなり、あまり新調しなくなる傾向もあります。物を大切に使い続けるのは素晴らしい事ではありますが、不潔な印象を与えてしまいかねないので、明らかにくたびれている持ち物は思い切って手放しましょう。
②ウェストポーチやリュックサック
いかにも安物のくたびれたナイロンのウェストポーチや、「何がそんなに入ってるの?」と疑問に感じる大きなリュックサックなども、女性には不評です。
機能性を重視しすぎて、スマートさに欠けるバッグは、避けた方が無難です。
①と②がセットになっている鞄でしたら、いっそ持たない方が、女性の印象はアップします。
③紙袋
お買い物帰りというわけではなく、普段から紙袋をバッグがわりに使っているのだろうと想像できる男性も見かけます。中に新聞やペットボトルが入っていたり、紙袋なのでしわくちゃです。
50代・60代男性のカバンのポイント
高級ブランドを身に着ける必要はありませんが、本革やキャンパス地のしっかりした素材のバッグをおすすめします。荷物の多い方はトート型、少ない方はゴルフのカートバッグサイズの、小ぶりな手提げ鞄やクラッチバッグなどがおすすめです。
ウェストポーチはウエストに巻くのではなく、斜め掛けにしましょう。リュックサック・ウエストポーチやショルダーバッグは、特にしっかりした素材感が大切です。
シニア世代の女性は『セカンドバッグ』に寛容
かつて、まだ、クラッチバッグという言葉もメジャーではなかった時代、お見合い相手がセカンドバッグを持っていたというだけで、そのセンスに納得がいかず、お断りしてしまう30代・40代女性もいらっしゃいました。
クラッチバッグも、セカンドバッグも、小さく同じようなサイズの鞄であるのに、セカンドバッグは、バブル期に流行った、おじさんが持つ鞄、ヤクザっぽいなど、良いイメージとは言えませんでした。
50代・60代女性に関しては、セカンドバッグを理由にお断りする事はほぼありません。若い世代と違い、気にするところが違うのです。
バッグの形や大きさはどうあれ、女性が見ているのは、『貧乏くさくないか』に尽きます。生活感がすごいくたびれた印象を持たれないような鞄を持つことだけ意識できれば、十分です。お見合いでもカップリングパーティーでも、出会いの場なのですから、女性の目をちょっとだけ気にして、身に着ける物にも配慮したいです。
また、婚活中の女性の場合、もしも残念なバッグを身に着けている男性と出会ったら、親しくなった時に、鞄についてさりげなく指摘してあげれば良いのです。
鞄に限った事ではなく、男性の身だしなみについて、私服のセンスや、眼鏡のデザインなど、女性のアドバイスでどうにでもなるものでしたら、お相手男性に対して寛容に接して差し上げるのも婚活成功の秘訣です。「結婚して素敵になったね!奥さんのおかげかな」まわりの人にこう言われたら、男性も嬉しいですし、女性も鼻が高い筈。それが妻の手腕でもあります。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。