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【50代・60代の婚活】交際相手の名前の呼び方を変えるタイミングときっかけ

こんにちは。東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。

結婚相談所で婚活中の方は、交際相手の『名前の呼び方』について、お悩みになった事はないでしょうか?

いつまでも他人行儀に苗字で呼ぶより、名前呼びに変える事で、より親しみを感じ、距離感も縮まりやすいものです。しかしながら、タイミングを間違えてしまうと、交際相手が戸惑ってしまったり、引かれてしまう事も考えられます。

今回は、

  • 「苗字+さん」呼びから、名前呼びするタイミング
  • 呼び方を変えるきっかけはどうしている?

こちらについて、解説していきます。ぜひご参考に、交際相手との距離感を縮めていってくださいね。

お互いの呼び方を変えるタイミング

結婚相談所のお見合いでは、最初は苗字だけを知らされている状態で、仮交際が成立した時点で、初めてお互いのフルネームを知る流れとなります。

お見合いの時は、お互いに「苗字+さん」でお話していた筈ですので、いつから下の名前で呼ぶべきでしょうか。

◆ファーストコールや初デートではNG

仮交際が成立した時点で、ファーストコールで唐突に「名前+さん」で呼ばれるのは、さすがに抵抗がある女性の方が多いでしょう。また、初デートで「仮交際になったことだし、下の名前で呼びますね」と一方的に宣言するのも避けた方が良いです。

まだよく知らない男性から、急に距離を詰めてこられると、大半の女性は戸惑い、引いてしまいます。馴れ馴れしい男性という印象を持たれないように、交際初期段階で、いきなり下の名前を呼ぶのは避けた方が無難です。

とは言え、何度かデートをしても、お互いに苗字で呼び合っては、それが定着して呼び方を変えるタイミングを逃してしまうことも考えられます。

タイミングとしては、

  • 仮交際のデート3回目以降
  • 仮交際から本交際になる時

このあたりで、提案してみることをおすすめします。もちろん、男性からだけでなく、女性から提案してもまったく問題ありません。自分からは言い出しにくい、シャイな男性からしてみたら、女性からそのように言ってきてくれることは、ありがたい提案です。

私共、担当アドバイザーから、「まだそろそろ呼び方を変える提案をしてみたら、どうでしょうか」とアドバイスする事もございます。シニア世代の婚活の場合、こういう後押しがなければどのように交際を進めていけば良いかわからない会員様もいらっしゃいます。お付き合いの進め方に自信がない方は、デートの度に状況をアドバイザーに報告することで、その都度適切なアドバイスを得やすいです。

では、どのように呼び方を変化させていくか、50代・60代の会員様を見ていると、次のように進めていっていらっしゃいます。

呼び方を変えるきっかけ

◆「まわりの人には、いつもなんて呼ばれてますか?」

こう聞くと、女性の場合でしたら、「名前+ちゃん」と答える事が多い筈ですので、『さん付け』よりももっと親しみのある呼び方へと、誘導させやすいです。

交際相手にこのように聞かれたら、呼ばれたい名前を答えてましょう。学生時代に呼ばれていた呼び名など、それが随分前のものでも、何の問題もありません。

◆「これからは、下の名前で呼んでも良いですか?」

真剣交際になるタイミングや、ある程度、デートの場数を踏んでいる状態でしたら、ストレートに提案した方が良いと思います。

お互いを何と呼び合うカップルが多いか

50代・60代の会員様が多いブライダルゼルムといえど、呼び方については以下のように、若い世代と大差はありません。

  • 苗字+さん
  • 名前+さん
  • 名前+ちゃん
  • あだな

結婚相談所の出会いという特性上、成婚退会前の交際中に名前を呼び捨てされるカップルは、滅多にいらっしゃらない印象です。女性の下の名前を呼び捨てにする男性は、下記のような傾向が挙げられます。

仮交際が成立して唐突に名前を呼び捨てにする男性の傾向

  • 『女慣れ』している(女性とのお付き合い経験が豊富)
  • 交際相手が年下
  • 年齢差のある女性ともお見合いができるような好条件の男性
  • 亭主関白タイプ
  • 交際初期段階で性的な事も話題に挙げる
  • 婚活歴も必然的に長引くので、婚活慣れをしている

◆こういう男性はどうしたらいい?

50代・60代の『いい年』をした男性が、出会ったばかりの女性の名前を呼び捨てにするのは、正直なところ、品性に欠いた言動です。直らない可能性の方が高いですが、そういう人だと思って付き合うしかありません。それが許容できるほど、魅力的な条件や人柄の男性であれば、良しとする女性もいらっしゃいます。反対に受け入れがたい場合、自然と交際終了という判断も早い筈です。

いずれにしても、戸惑ってしまった際は、担当アドバイザーに相談してみることをおすすめします。結婚相談所経由で、お相手側にとりなしてくれるケースもあります。

仮交際中「名前+ちゃん」と呼ばれて露骨に拒絶反応を示してしまった女性の失敗談

仮交際が成立し、さぁこれから初デートの約束・・・という段階で、突然「〇〇ちゃんは何を食べたいですか?」と聞かれ、「まだ一度しかお会いしていない男性に、ちゃん付けされるのはちょっと・・・「さん付け」して呼んでください」こんなふうにピシャンと言ってしまった女性がいらっしゃいました。

いきなり「〇〇ちゃん」と呼ぶ男性も男性ではありますが、さぞや男性も驚いたでしょうし、これから親しくなって距離感を縮めていきたい気持ちがポッキリ折れてしまった筈です。

このようにガードを固くしてしまうのは、初婚の女性に多い傾向です。目的は親しくなって相性を見ていく事ですから、「ちゃん付け」されたことで不快感をあらわにしてしまうのはもったいない事です。お相手が年上でしたら尚更、寛容にコミュニケーションをとっていくのも婚活が上手くいくための大切な考え方ですね。

「ちゃん付けで呼ばれるのって照れますね!」くらいに留めておけば、やがては居心地が良い呼び名と感じられたかもしれません。

名前で呼ばれること自体が新鮮

そもそも、シニア世代になると、交友関係が広がる機会が少なくなるので、名前を呼ばれる場面がめったになくなります。特に初婚の方で、恋愛ブランクがある方でしたら、名前呼びされる事自体にも慣れないかもしれません。結婚経験がある方にとっても、下の名前で呼ばれる事は新鮮で、親近感が湧く筈です。

お付き合いを進めていくについれ、お相手の呼び方にも変化をつけて、より距離感が近くなって仲良くしていけると良いですね。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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