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71歳男性のリベンジ婚活成功!~二度目の活動から成婚に至るまで

こんにちは。東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。

今回ご成婚退会が決まりました、71歳男性会員H様(東京都在住・再婚生別子供なし)との初対面は、約二年前。「別のシニア専門の結婚相談所で成婚退会した後にダメになってしまった」とご相談いただいたのが、きっかけです。

成婚退会までの流れを聞くと、

  • お互いの持病や健康状態の話
  • お金の話(生活費などおおまかなお金の流れ)
  • 持ち家を見せる

上記のような、シニア世代の方にとって大切なポイントが何一つクリアされておらず、「よくそれで成婚退会しようとなりましたね!?」というお話になってしまいました。

交際期間の三ヶ月がきて、どうするか聞かれて、二人共よく分からずに考えなしに成婚してしまいました

実際このように、活動されていたご本人が、どんな事を確認すべきか分からず、結局ダメになってしまったという方も少なくありません。ご自身の結婚生活の事なので、お二人で進めていくべき大切な事でもあります。

成婚退会してもお別れしてしまっては、せっかくの婚活費用も時間も無駄になってしまいます。「今度は、おさえるべきポイントをしっかり話し合って、進めていきましょう」と、このような経緯でブライダルゼルムにご入会いただきました。

◆男性:H様(71歳)
・再婚生別子供なし
・都内在住/年金+アパート経営

◆女性:Y様(63歳)
・再婚生別子供なし
・都内在住

実際に活動してみて浮上した『問題点』

①自宅の問題

ご両親は他界され、実家でそのまま独り暮らしをしているH様。アドバイザーとしては、お家の中の状態が気になりました。きっと両親の遺品や不用品に囲まれているのではないか。結婚や引っ越しなど、何かきっかけがないと、断捨離できない熟年男性は多いのです。

パートナーとなる女性と一緒にお片付けをしていけば良いですが、その前にある程度の受け入れ態勢は整えておくべきで、お家の断捨離も婚活と並行して進めていくようにアドバイスしました。

お相手女性のために一部屋は完全に空っぽの状態にはできたようですが、雑然としたリビングやダイニングの断捨離は、男性の感覚では捨てるべきものの仕分けが難しかったようです。ご自分なりにはやっているつもりでも、仮交際中に女性をお家を見せた際は、「いらなそうな家具や物が多すぎる」とお断りされてしまう事もありました。

②持病の問題

高齢になれば、どこかしらお体に不調はあるものです。持病については、どれだけお相手からの理解が得られるかというお話にもなるでしょう。

デートを重ねながら、お互いの健康状態についてお話をするようにアドバイスしました。今回ご成婚が決まったお相手も、お互いに持病があり、お二人共それを受け入れてやっていくお気持ちを持てたようです。

③マイペースな人柄の自分に『合う人』

H様のお人柄はとにかくのんびりでマイペースなお人柄。反対にご成婚相手の女性は、てきぱき動く・話すタイプの対照的な方だったそうです。「自分とは、正反対のタイプで合わないのではないか」と考えた事もありました。

今までの交際したお相手について振り返ってみるように、アドバイスしました。

今まで男性にリードしてもらいたい女性や、同じようにのんびりした女性と交際していたから、スムーズに成婚退会までいく事ができませんでした。自分と正反対なタイプで、ムカつくとかイライラするなら「合わない」と自然に思う筈。そう感じないのであれば、『相性が良い』って事じゃないでしょうか。

「自分には、これくらい積極的にイニシアチブをとってくれる女性が合ってるだろう」と、ご納得されたようです。

約二年に渡る婚活にも終止符を打ち、安心してこれからも過ごせそうなお相手と出会う事ができました。

71歳男性会員様のご成婚アンケート

(※ご記入いただいた内容+お電話でお話した事を補足してご紹介していきます。)

Q.入会のきっかけ

「『シニア 結婚相談所』でネット検索して見つけました。」

Q.お見合い人数

「約二年の活動期間で20人以上お見合いしました。」

Q.婚活中、苦労したことは?

「過去の病歴をいつ言えばいいのか悩みました。」

Q.お相手との成婚退会の決め手

「ざっくばらんな方だったので。」

お料理を作ってくれたり、お掃除など甲斐甲斐しく家事をする家庭的な一面も、女手のありがたみを感じたようです。成婚退会前に、弟さんにお相手女性様を会わせました。弟さんにも再婚を快諾してもらい、安心して成婚退会へ進むことができました。

Q.婚活中、残念だった相手

「全てをさらけ出しても、決めきれなかった方。」

生活費や自宅のリフォームのお話など、お相手の希望とのすり合わせが難しく破談になってしまったり、お相手の問題で進展が難しくなってしまったケースもありました。

Q.逆に嬉しかったこと

「交際が長く続いた人が多かった」

活動の後半は、一人一人と丁寧に向き合って、お付き合いを進めていかれた印象です。

Q.ブライダルゼルムのお見合いサービスについて良かったこと

「お見合いがスムーズに出来るので、どんどん申し込みをしてください。」

真剣交際になるまでは、仮交際1人+お見合い予定1人の状態を維持するように努めて、お見合いの申し込みも頑張りました。

Q.これから結婚相談所で婚活をスタートする方にメッセージ

「年齢に関係なく、素直な自分を出してください。」

H様の活動を振り返ると、ご自分から積極的に結婚相談所に連絡をいれる事はありませんでしたが、定期的に連絡をいれると、交際状況を事細かに報告して下さって、次の行動をアドバイス→その通りに実行。この流れが上手く出来ていたと思います。

以上、71歳男性会員様の、婚活成功体験談でした。

ブライダルゼルムは、結婚したい中高年・熟年シニア世代の婚活を至れり尽くせりのサービスでサポートします。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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