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【2023年9月】お見合いサポートの現場から婚活振り返り

こんにちは!東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

2023年後半は、ブライダルゼルムで、『男性会員様入会強化』に取り組んでいます。

ここ最近ご入会いただいた男性会員様たちは、どの方も結婚相手の条件としては申し分のない、女性に生活の苦労をかけさせることはないであろう安定された方ばかりです。でも、婚活は、それだけでは上手くいくとは限りません。

中高年世代は、婚活が上手くための大切な考え方を学び、婚活力の底上げが必要な方が圧倒的に多いのです。また、結婚相談所間の交際サポートで歯がゆい思いをする事も多々あります。こうなったら、男性会員を増やして、婚活力を強化して、自社同士で女性会員様となんとか成婚退会して頂きたい、そんな思いでおります。

そんなブライダルゼルムの、2023年9月、お見合いサービスの現場から、サポート事例をご紹介します。

「ブライダルゼルムはどんな結婚相談所なの?」と、お知りになりたいシニア世代の方、また、現在活動中の会員様におかれましては、今後の活動のご参考になることも多いと思いますので、ぜひお役立てください。

①お見合いの申し込み

◆『成婚料を負担してほしい』と書いてある女性プロフィール

  • お見合いの申し込みをしてくれた女性が「男性に成婚料を負担してほしい」と記載がある『別料金あり』の女性だった。
  • それを見て、お見合いしたい思いはあったが不安になった。「普通は成婚となれば、喜んで成婚料を出す筈・・・」
  • こういうプロフィールの女性について、どのように考えたら良いか?

基本は、成婚料はそれぞれが所属する結婚相談所に支払うものですが、最初から女性のプロフィールに「成婚料を払ってほしい」と書いてあったら、大半の男性は引いてしまいますよね。それでお見合いチャンスを逃してしまう事も多いでしょう。

でも実際は、中高年世代の場合、婚約指輪や結婚式をしないカップルが多いので、若い世代よりも成婚退会後にかかる費用が少ないのもあり、男性が成婚料を出してあげるケースは多いです。

こうやってプロフィールに記載するだけで損なのに、お見合いチャンスを逃してしまう事を指導されていない人なんだと思われます。特に地方在住のシニア女性に特に多いんですよね。

今どきは外国籍の人でも、別料なしで婚活しているのに、日本人で別料ありでシニア世代で地方婚活なんて、難しいです。「成婚料分くらいの貯金もないの?」と、男性も不安になります。

もしこういう女性から申し込みをもらったら、良い人かもしれないから会ってみたら良いと思いますね。こういう点で損をしている女性ですから、ライバルも少ない筈なので、お見合いのご縁を大切にしてくれるかもしれません。

②お見合い

◆理想的なお見合いのお返事例 

  • 『交際希望』のお見合いのお返事について、「なぜそう思ったのか」の詳細を丁寧にコメントしてくれた女性がいた。
  • その内容にとても感激して、自分もお相手が期待する男性であろうと意識しようと思った。

男女関わらず、お見合いのお返事を相談所に連絡する際に、ただ「交際希望」伝えるのと、お見合いの感想について素敵なメッセージを添えてあるのとでは、お見合い相手の心象も随分変わってくるものです。

好印象を持たれるお見合いのお返事は、下記のような感じです。(内容はアレンジしています)

穏やかで優しい方という印象を受けました。初対面でお互い緊張している中、会話が途切れないように配慮してくださっている様子が分かり、ありがたかったです。身だしなみも清潔感があり良かったです。お話が上手じゃないとおっしゃられてましたが、とても楽しかったです。趣味もそれぞれ違っていましたが、お互いに一緒に楽しめそうと感じました。またお会いしたいと思いましたので、交際を希望いたします。ケーキセットごちそうさまでした。美味しかったです♪

こんなお返事をいただいたら、誠実さが感じられて嬉しいですね。アドバイザーは単純なお見合いのお返事だけじゃなく、こういったメッセージもお伝えしています。

もしお見合い相手がお返事を悩んでいた場合でも、もう一度会ってみようという気持ちも持ちやすいと思います。
お相手の良い所を引き出すための婚活テクニックと言えます。今までしてこなかった方には、ぜひおすすめしたいです。

◆お見合い相手が遠方に住んでいる場合

  • 素敵なプロフィールの男性だったが、遠距離で『オンライン不可』だった
  • できればお見合いしたいが、申し込みしても良い?

お見合いは、承諾した側の希望場所に合わせるのが、基本ルールとなっています。

例えば、東京の女性が、愛知の男性にお見合いの申し込み→成立した場合、女性は愛知県まで出向かなければならないと、予め理解して申し込みした方が良いです。

その際の交通費なども、基本『自己負担』になります。また、もし交際が成立したら、遠距離交際をしていく事、女性は男性の居住地に将来的に転居可能かまで、想定してお見合いの申し込みをすることをおすすめします。

でも、実際にここまで考えられている女性が驚くほど少ないのも現実です。プロフィールだけに惹かれて、よくよく考えてみたらダメだった・・・ではお互いに無駄にエネルギーを使う事になってしまいますね

『海外在住の男性』に惹かれる女性も、そこまで考えられていない人が多いですね。

遠距離婚活は、交通費や時間的な事も含め、ダメになった時のダメージが大きいです。よっぽどのお相手以外は、あえてそこを選択しなくても・・・と思います。

その場所に骨を埋める覚悟がないと、申し込みはしない方が良いと思います。最終的に帰る所があるなら別ですが、もし結婚して、男性が亡くなった時に、そこで1人で暮らせるのかまで一応イメージした方が良いです。

ポイント:遠方に住んでいるお相手への申し込みは、交際や成婚後の事も予め想定してするべき!

その他、『オンライン不可』と書いてあったプロフィールの方でも、申し込みの際に、「オンラインお見合い希望」と添えて、お見合いが成立するケースもあります。遠方でも気になるプロフィールの場合は、ダメもとでオンラインお見合いを申し込みしてみるのも有効です。

③仮交際

◆デート代について女性からのご相談

  • 初デートでお食事代をご馳走になった。
  • またご馳走になるのも申し訳なく、二回目のデートは割り勘にした方が良い?

女性心理として、割り勘の方がいいのかなと思いつつも、本当に割り勘にされたら、気持ちが下がるし「この人ケチなのかな?」と別の疑念が湧きますね。

お相手がご馳走してくれるなら、2~3回目のデートで、何か手土産をお渡しして、感謝の気持ちが伝われば良いと思いますよ。

女性は気配りのつもりでも、「割り勘で」と言って男性の顔を潰してしまわないようにも配慮したいですね。二回ご馳走になったら、三回目はカジュアルなお店でも、女性がお誘いしてご馳走してあげるのが綺麗ですね。

自然な流れで三回目に繋がりやすいし、男性も気持ち的に楽になって良いですね!

ポイント:デート代を割り勘にするよりも、男性に気持ちよくご馳走していただく事を意識。二回ご馳走してもらったら三回目は女性が支払うことを提案してみましょう。

◆仮交際成立後、男性からの頻繁な連絡~対処法

  • 仮交際が成立して、男性から毎日電話がきて一時間くらい話していた
  • だんだんそれが負担になってしまって、もうデートする気持ちがなくなってしまった
  • こういう時、どうしたら良い?

結婚相談所ではルール上、交際成立後に一度もデートせずに交際終了をすると、違約金が発生してしまいます。但し、交際終了になってしまう理由にもよりますので、こういうケースの場合は、いきなり交際終了を希望するのではなく、その前の段階で、「連絡頻度が多くて対応に困っている」事を、結婚相談所で共有しておくと、違約金なしで交際終了もスムーズです。

一時間も電話に付き合うのではなく、苦痛に感じるくらいならば、自分のタイミングで何とでも理由をつけて切っちゃった方が良いですね。

初デート前だったら、男性もそんなに頻繁な連絡もしない方が良いです。初デートの日と場所決めのやりとりをして、日にちが近くなったら、確認の連絡するくらいで十分ではあります。

実際、今回のケースでは、お相手男性の担当者に相談したところ、もともと連絡が多い男性で、アドバイスしても改善がなく、あちらも対応に困っていたそうなので、交際終了もスムーズでした。

2023年9月に対応させていただいた、婚活サポート事例を一部ご紹介しました。

過去のフィードバックは、こちらからご確認ください。「こんな時どうするものなの?」というヒントが見つかるかもしれません。

10月にむけて

ようやく秋めいたお天気になってきました。お見合いやデートもしやすい時期になりますね!

ブライダルゼルムでは、中高年・熟年シニア世代のために婚活に有益なアドバイスを本ブログで発信しています。ブライダルゼルムで婚活をご検討中の方や、ご自身の婚活についてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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