こんにちは。東京・銀座で31年、結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。
「結婚相談所には、サクラもいるんでしょう?」たまにお客様に聞かれた時に、仕方ないのですが、残念な気持ちになります。そして、そのような質問されるお客様の大半は、過去にサクラに騙された嫌なご経験があり、ネガティブなイメージをそのまま引きずってしまっているようです。
今回は、サクラと思われる方法で勧誘を受けた・入会してしまったという事例をご紹介していきます。あくまでも、お客様の過去の経験談や、ご相談内容に基づくものですが、残念ながらアドバイザー側からしてみたら、『よく聞くケース』でもあります。
記事の後半では、中高年婚活のサクラ対策と信頼できる結婚相談所の見分け方も、紹介させて頂きたいと思います。
結婚相談所で『サクラ』と思われる事例
一番よく聞くケースはこちらです。
◆お見合いパーティーから強引に入会を勧誘されたケース
- お見合いパーティーでカップリング成立
- お相手と連絡先交換や今後お付き合いを続けていきたい場合は、結婚相談所の入会が前提となると、カップリング後に主催者側に言われた。
- それで入会手続きをしたものの、一回くらいお茶をして交際終了になってしまった。
カップル成立してから入会前提と告げられるので、「知らなかった!分かっていたら最初から参加しなかった」とトラブルになりやすい事例でもあります。
こういったトラブルを避けるために、お見合いパーティーに参加する際は、
- 参加費のみなのか
- カップルになった場合、他に料金は発生しないのか
この2点を事前に確認しておくことをおすすめします。
ちなみにブライダルゼルムの中高年お見合いパーティーは、参加費のみで、カップリングになっても他に料金は発生しません。
『サクラ』の心配がない安心できる結婚相談所の見極め方
①大手の連盟・団体に属している
結婚相談所でサクラを使う意味は、入会をしてもらう事が目的です。結婚相談所を探す際に、『サクラ』がいるかどうかの見極めとして、その相談所が「結婚相談所の連盟に加盟しているかどうか」を見ていく事をおすすめします。
ブライダルゼルムも加盟しているIBJ(日本結婚相談所連盟)、NNR(日本仲人連盟)、TMS(全国結婚相談事業者連盟)などの大手の結婚相談所連盟に属している相談所は、サクラを雇うメリットがありません。連盟を通じて、会員のプロフィール情報を共有して何万というプロフィールの中からお相手探しをしていくので、サクラを使う必要性がないんです。
②マル適マークがついている
結婚相談所には開業にあたっての規制がなく、今は副業で結婚相談所を始める人も増え、その気になれば開業資金で婚活サービスを始められます。サクラを使って会員集めをするような悪質な業者が紛れ込んでいても、利用する側はなかなか見分ける事は難しい筈です。
「マル適マーク」は結婚相手紹介サービス業を所管する経済産業省が作成した、結婚相手紹介サービス業に関するガイドライン」を基に、第3者機関が結婚相談所を審査し、審査基準を満たしたところに認証発行されています。
「消費者が安心して結婚活動が出来る結婚紹介相手サービスの信頼の証」
「法律を守って運営している安全な結婚相談所の証」
マル適マークを取得している結婚相談所なのかどうかも、サクラを回避できる安全性が高い結婚相談所なのかの判断材料になるといえるでしょう。
まとめ
結婚相談所の『サクラ』については、他サイトでも紹介されていますが、特に中高年・熟年世代は、寂しい・結婚したいという切実な気持ちを逆手にとられ、こういったトラブルに巻き込まれやすい傾向があります。
人を信じやすく、相談できる人もまわりにいないという独り身の方も多いです。『契約する』という概念も薄いため、よく理解せずに入会手続きをしてしまったり、カップルになった嬉しさから、「おかしいな」という違和感を無視してしまうようです。
結婚相談所よりも、出会い系サイトやマッチングアプリなど、気軽に利用できるものの方がより危険度は高まります。利用には注意して、何かあったら、1人で悩まずに国民生活センターや消費者センターに連絡するようにしましょう。
ブライダルゼルムでは、カウンセリングの際に希望するお相手の条件や現在のご状況をお聞きして、どのように活動すべきかを、ご説明いたします。中途退会についてのご説明も、入会時にお客様に必ず説明しております。
結婚相談所で婚活をご検討中の方は、ご安心いただきカウンセリングへお越しください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。