こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム代表、シニア婚活アドバイザーの立花です。
女性の婚活は、好きになってくれた男性の中から、好きになれそうな人を選べるようになると、成婚退会までの道のりは圧倒的に短くなります。
ですので、仮交際初期は、まだ好きになれるかわからない男性に対して、婚活が上手くために、『少し頑張って』お付き合いしている状態の女性が大半です。女性の気持ちが温まっていくまで、最初は温度差があるものなのです。
しかり、そのような中にも、「素敵な人!」と一気に気持ちが高まるような出会いに遭遇する事があります。そのような男性と出会ったら、どのような行動をとるべきか、好印象を持っていただくためにはどうしたら良いかなど、分からない女性も多いのではないでしょうか。
今回の記事は、『女性向け』。本命候補の素敵な男性と出会った時に、とりたい行動や理解しておきたい大切な考え方について解説していきます。
女性がビビッとくる瞬間とは?
結婚相談所の婚活では、女性がビビッ!とくる瞬間は滅多ににないものだと考えておいたほうが良いでしょう。そう考えたほうが、気持ち的にも安定したメンタルで婚活を進めていける筈です。では、女性は、どんな時にビビっ!とくるのかというと、お見合い相手が『期待以上、または期待通りの相手だった時』です。自然とそう思いやすい男性は、ハイスペックな男性である可能性も高いですね。
プロフィールを見て、写真や条件に惹かれて、実際に対面した時も失望するような事がなく、「こんな素敵な男性とお見合いできるなんて」という状態です。
既にお見合い経験がある女性でしたら、実際にこのような経験は稀な事だと感じていらっしゃる事でしょう。お見合いという特性上、どうしても減点方式でお相手をジャッジしてしまうようにならざるをえないからです。
- 「思っていたより、太っている/細身だな」
- 「書いてあった数字よりも、背が低い感じがする」
- 「高収入のわりに、ケチそうだな」
- 「写真より、老けているな」
素敵に作りこんであるプロフィールなら、なおさら上記のようなマイナスな感想も抱きやすいものでもあります。そんなものだと理解していながらも、いざ期待以上・期待通りの素敵な男性と出会えたら、やはりテンションも上がりますし、出会ったばかりで「真剣交際したい!」こんなふうに思える事自体が貴重ですから、なんとか上手くいかせたい・頑張りたいと気合いが入る筈です。
しかしながら、ご自分が素敵だなと思う男性ほど、追いかけると失敗しやすい傾向があります。ご自分と同じように感じる女性が多い=ライバルも手強いわけですので、大切なポイントを押さえて、お付き合いを上手くいかせていただきたいです。
①「重い」と思わせない
素敵な男性と出会うと、「きっと他にもお見合い予定や、仮交際中の女性がいるだろうから、ライバルに取られたくない!私で決めてほしい!」と、焦る方もいらっしゃるでしょう。でも、ここでがっついてしまうと、まだ仮交際が成立したばかりの間柄の男性にとっては、負担に感じてしまいます。
「もう他の人とは、お見合いしません。(だから、あなたももう他の人を探すのはやめてほしい)」こんなセリフはNGです。基本的に男性は、自分自身が選択することを好みます。ハイスペック男性であればなおさら、型にはめられていると感じると、気持ちが一気に下がります。
まずは、3回デートを目標に、はやる気持ちを抑えて、『楽しく過ごす』これだけにフォーカスしてください。「この人といると楽しいな。あっというまに時間が過ぎてしまうな」こんなふうに男性に思ってもらえる事を意識しましょう。そう思わせるには、余裕を持ち、ご自分自身も楽しんで、リラックスしてお相手に接することも大切です。
②3日連絡があいてしまったら、自分から連絡する
「男性に追いかけられる女にならなきゃ」とは言え、ほっときすぎもNGです。できればラインやメールのやりとりは、1日一回はしたいところですが、最低でも3日は連絡をあけないようにしましょう。デートの約束が決まっているからといって安心せず、会っていない間も普段からやりとりする土台作りをしていくべきです。
男性は基本的に、待ち合わせ場所など、必要な連絡事項がある時以外は、自分から発信できないタイプも多いです。
また、ハイスペック男性と会えるレベルの50代・60代女性は、このあたりが極端に受け身な傾向があります。若い頃は、自分から何もしないでも、男性がほっとかなかったくらいモテてきたからです。その当時の感覚でいると、ライバルに差をつけられてしまいますので、マイペースな自覚がある方でしたら、連絡頻度も意識してお付き合いしていきましょう。
③絶対的な『安心感』
女性から追いかけられて、自分は愛されていると実感する安心ではなく、何があっても一緒にいてくれる母親のような絶対的な安心感。いくつになっても男性は、そんな心安らぐ女性に惹かれます。
例えば、会社経営者の男性でしたら、いくら業績の良い会社でも、「この先、何があるか分からない」こんな不安が少なからずあります。(反対にこういう危機感があるから、生き残っていっているのもありますね)そんなネガティブな気持ちを吐露した時に、激しく動揺してしまう女性と、「私がついてるし、二人で頑張ればどうにかなるよ!」こんな心強い言葉をくれる女性のどちらを選ぶかは明白です。
④『お高い女』にならない
本命男性のお眼鏡に叶う女性に見られたいあまりに、自分を大きく見せようとして、かえって『お高い女』に見られてしまい、「自分とは住む世界が違う」と男性に感じさせてしまう女性がいます。
下記のような事を徹底していただきたいです。
- 過去にお見合いした人のハイスペック度を話さない
- 明らかにハイブランドな、鞄や時計を身に着けて会わない
- 華やかな暮らしぶりを連想させる事は話さない
男性から「価値観が違う」というお断り理由が続いた場合、婚活において、男性からこのように感じさせること自体が、イメージ戦略として失敗しているわけですから、その原因を掘り下げてみる必要があります。
ハイスペ男性相手に「私はあなたに見合う、価値のある女性なのよ」と無意識にアピールしてしまっているわけです。かっこつけず、自然体で接することが大切です。
⑤お金のかかる女性と思われない
いくら高収入な男性でも、高級なお店を指定したり、いつもご馳走してもらうことが当たり前の感覚の女性は、敬遠されてしまいます。
どこへ行った・何を食べたは重要ではなく、仮交際中は親しくなって、お互いの相性を見ていくのが目的です。素敵な男性がどんなお店を選ぶのか、お任せしてみればいいですし、あまりお店選びが得意でないご様子でしたら、平均的な価格帯のお店を提案してあげれば喜ばれます。
前述した④の『高見え女性』にも共通していますが、例えば、男性から「次のデートはどこに行きたい?」こんな提案があった時に「予算はおいくらですか?」と聞いてしまったり、「○○ホテルに食事に行こう」と誘った時に、「ホテルって高いですよ?」こんな返答をして、結果的にお断りされてしまった女性もいました。いずれも『価値観の違い』が理由でした。
素敵なご縁を逃さず「選ばれる女性」になりましょう
結婚相談所の婚活で、「素敵だな」と思えた男性にお断りされた時、自分の何がいけないのか悩んでしまったり、ショックも大きいものです。
でも、「こんな素敵な男性とお見合いできるなんて」と感じている時点で、自分自身にとってはレベルの高い相手なわけですから、厳しい戦いでもあったのです。そんな時は、気持ちを切り替えて、次のご縁に期待して婚活を続けていく気持ちが大切です。
反対に、「こんな素敵な女性とお見合いできるなんて」と感激してくれる男性と出会ったほうが背伸びすることのないお付き合いができて、スムーズに進展していくものでもあります。そこに女性側の気持ちが寄り添っていければいいわけですし、多くのご成婚カップルを見ても、最初から女性がビビッときた相手と成婚するのではなく、このようなルートで進展していかれたカップルばかりです。
それでも、そんなご縁を掴んだ女性は、今回ご紹介したような事を実践して、ハイスペ男性の妻というポジションを手にいれていらっしゃいます。
自分からは追いかけず、男性が追いかけたいと思わせる女性になることで、努力してゲットした満足感を持たせられたら、完璧です!
今回の記事は、実際にブライダルゼルムで成婚退会された、ハイスペックなシニア男性が、結局どういう女性を選んだのかをヒントにご紹介いたしました。
結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。