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【女性のお悩み】仮交際初期に多い『温度差』について解説~交際終了せずに婚活に成功した50代女性の事例もご紹介

こんにちは。東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム代表の立花です。

今回は、初デートや仮交際初期の女性から、よく受けるお悩みをご紹介してきます。

初デートから、積極的な男性との温度差に戸惑っています。どう対応するのが正解なんでしょうか・・・?

女性の婚活は、『好きになってくれた男性の中から、好きになれそうな男性を見つける』を意識すると、圧倒的に成婚する可能性は高まります。

しかしながら、好きになれそうかまだ分からない状態では、男性の熱量の温度差に、ご自分の気持ちがついていけず、困ってしまうこともあるでしょう。温度差が原因で交際終了した&されてしまった後に、「やっぱりあの時の、あの男性は良かった」と後悔して、復縁を希望する女性も多いものです。そのような後悔をしないために、今回の記事を参考に読み進めていただけますと幸いです。

結論から言うと、

男性が前向きな気持ちで交際をしてくれることが婚活成功の第一歩!そこから自分の気持ちが寄り添っていけるか、デートしながら見ていく事が大事。

結婚相手に選ばれてから、『選ぶ』を意識しましょう

これに尽きます。お互いに好意を持っていない状態では、あれこれ結婚後のイメージの話をしても、自分の希望や利益を優先してしまうものですが、既に男性は前向きに、あなたと交際を進展させたいという気持ちでいてくれているわけです。

『温度差が理由の交際終了』どのような女性に多い?

① 結婚相談所に入会したばかりで、婚活の経験値が低い方

結婚相談所に入会したばかりの婚活初心者の方は、活動自体が何もかも手探りの状態です。仮交際が成立しても、どのように進めたらいいか、わからずに交際をしている方も多い筈です。

結婚相談所で活動するメリットは、こんな時どうしたらいいか?と悩んだ時に相談できる存在がいる事です。分からないことは何でも聞いてください。それが婚活力UPに繋がります。

② 他にもお見合い予定や交際案件がある

①の、入会したばかりの頃にも特に起こりやすい事でもあります。まだ他にもお見合い予定や、仮交際中の人がいるため、『様子見』状態でいるうちに、対処しきれずに苦しくなってしまいます。

無理なく婚活を進めていくペースは個人差があるものですが、あまり進行中の案件を詰め込みすぎないように、真剣交際までは、お見合い1・仮交際1の状態を作るくらいを意識していきましょう。

③ 交際経験が少なく警戒心が強い方

これまで男性と交際経験自体が少ない方でしたら、距離感を縮めたい男性とは対照的に、そっけない態度をとってしまったり、お相手男性の気持ちの熱量と自分の気持ちの温度差があるため、「こんな気持ちでお付き合いしていたら悪いわ」と、後ろ向きになってしまう女性もいるでしょう。

結婚相談所で婚活されている中高年・熟年世代の場合、当てはまる女性は多いのではないでしょうか。例えば30歳で結婚して、死別を経験されたばかりの女性でしたら、学生時代~20代の交際経験が基準になる筈ですので、それも当然でもあります。

交際経験が少ない自分を理解しつつ、婚活を進めていく意識も大切ですね!

温度差が理由で交際終了になる時

  1. 自分から交際終了する
  2. そっけなくしてしまって、お断りされてしまう

①のケースは、交際を継続できない理由が決定的になるまで、様子を見ていかれたほうが良いですが、もったいないのは②のケースです。交際相手が、『脈ナシ』と感じてしまったという事でもあります。

実は、女性側が男性の好意に寄り添えるか、『様子見』であった場合が多く、もう少し良い対応ができて、男性に『手応え』を感じさせることが出来ていたならば、上手くいったかもしれないからです。

『交際終了』にしてもOKなケース

① 会う度に気持ちが下がってしまう

本来ならば、会う回数を重ねる度に、少しずつ一緒に過ごすことにも慣れて、距離感が縮まり、気持ちも右肩上がりになっていくものです。

反対に、会う度に右肩下がりになってしまう交際相手でしたら、そこから上向きになるのは難しいのではないでしょうか。

② 連絡頻度が多すぎて怖い

あまりにも頻繁に連絡がきたり、長電話で困った時は、いったん担当アドバイザーに相談してみましょう。丁寧に全部きっちり対応するから疲れてしまうだけで、上手くかわす対応方法や、結婚相談所同士で、男性側に連絡頻度について、少し落ち着くようにフォローしてくれる筈です。

実は、怖いと感じるほどになるまでに、軌道修正できたであろうケースも少なからずあるものです。

③ 大きな違和感や不快感

お見合いが成立している時点で、6割・7割は条件は合致している状態という事でもあります。でも、男性がいくら熱心にアプローチしてくれていても、自分以外の人に偉そうな態度をとる人であったり、モラハラっぽい発言や、お金に細かすぎるケチな一面を見て、大きな違和感や不快感を無視している状態でしたら、その感覚は大切にしたほうが良いでしょう。

反対にそういった違和感がなく、ただ温度差に戸惑っているだけでしたら、お相手が好意的に接してくれるのは嬉しいことですし、早く見切りをつける・早く結論を出させてしまうのは、後悔の元になる可能性も高いということです。

「ドキドキしない」交際終了に待った!をかけた50代女性のケース

二回目のデートが終わり、「交際終了しようと思うんです」と女性会員様(50代/死別経験あり)からご相談をいただきました。

理由を聞くと、「とても積極的にアプローチしてきてくれるんですが、亡くなった主人と全然タイプも違うし、ドキドキしないんです・・・」とのことでした。彼女は、これだ!と思う男性と出会ったら、ビビッ!ときて自分で分かるものだと思い込んでいたようです。

10代や20代の頃ならばそうであったとしても、年を重ね、50代になってビビッ!とくる男性はどのような人なのか、ご自身でも分からないのに「そんな理由!?」と思わず突っ込んでしまいました。

「5回会うまでに、やっぱり違和感があったり、何かがっかりすることがあったら、その時は交際終了しましょうか」とお話しました。その間に彼女は、別の男性ともお見合いの予定もありましたし、様々な方とお見合いしていく中で、彼を拒絶はしないまでも、「あくまで自然体で接する」ようアドバイスしました。

四回目のデートで、彼女は彼に手作りのクッキーを焼いていました。「喜んでくれるかな~なんて考えながら、クッキーを作っていて、あれ?私、彼の事好きってことなのかな?」とうっすら思い始めたようです。

結果的に、亡くなったご主人とはタイプの違うその男性と成婚退会となりました。男性の好意を受け取ることに慣れていなかった彼女が、少しずつ愛情を受けることに慣れ、寄り添っていけた事例です。

交際終了について、もし立花さんが「はいそうですか」だったら、成婚は決まっていませんでした!

交際しながら女性の気持ちも変化していく

仮交際初期では、温度差は必ずあるものと考えて良いです。お二人が同じ熱量で燃え上がり、短期で成婚退会するカップルのほうが稀です。

実際に交際していく中で、女性の気持ちも変わっていく実感が必ずあります。どちらに転ぶか、決定的になるまでは、器用さは求められますが、せめてお相手から交際終了されないように、上手くお付き合いをしていきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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